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【この500SLなんぼ?】メルセデスの高級オープンカー 32年落ち1992年製SL500販売中 その価格はビミョー?それともアリアリ?

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【この500SLなんぼ?】メルセデスの高級オープンカー 32年落ち1992年製SL500販売中 その価格はビミョー?それともアリアリ?

メルセデス・ベンツSL500(Mercedes Benz SL 500):1992年製のメルセデス・ベンツSL500(R129)が現在、オンラインマーケットプレイスeBayに出品されている。価格は33,129ユーロ(約540万円)だ。すべての情報。

メルセデス・ベンツがスイスのジュネーブモーターショーで「SL(R129)」シリーズを発表したのは1989年のことだった。当初、この高級ロードスターは主にステータスシンボルだったが、振り返ればメルセデスはこのモデルでサクセスストーリーを書き上げた。特に「メルセデスSL500」は、史上最高のスリーポインテッドスターのひとつとして評価されている!

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メルセデス500SL時代を超越した美しいデザイン、パワフルな5リッターV型8気筒エンジン、豊富な洗練されたテクノロジーにより、「500SL」は瞬く間に特別な憧れの的となり、今日では最も人気のあるドイツのクラシックカーのひとつとなった。

広告にはこのように書かれているこの1992年製の「メルセデス・ベンツ500SL」は、ミルテンベルク(バイエルン州、ヴュルツブルクの西約70キロ)地区の個人出品者によって、オンラインマーケットプレイス、eBayに出品されている。走行距離は19万2000kmで、売値は33,129ユーロ(約540万円)だ。人気の1台だけあって、それ相応の値段となっている。

出品者の説明によると、この中古の「メルセデス・ベンツSL500」は、「よく手入れされた状態」だという。彼は広告の中で、この車両に施された数々の作業も挙げている。エンジンオイル、フィルター交換、冷却水交換、トランスミッションオイル、フィルター洗浄交換、エアコン冷媒補充。

ブレーキフルード、燃料フィルター、エアフィルターも交換したばかりである。パワーステアリングポンプを含むサーボポンプも交換し、バルブカバーガスケットも交換した。そしてこれは、販売オファーにある詳細なリストのほんの一部である。

本革のシート、アームチェア、ダッシュボード下部はアルカンターラが張られ、木製のインレイが「メルセデス・ベンツSL」の良い雰囲気を醸し出している。「メルセデス・ベンツ500 SL」は、35年前の新車時、10万ドイツマルク(約410万円)という驚くべき価格だった。しかも、装備も豊富だ。例えば、今回出品された中古のコンバーチブルには、アラームシステム、アンチロックブレーキシステム、運転席、助手席、サイドエアバッグ、スタビリティコントロール、イモビライザーなどの安全装備が搭載されている。

さらに、この「メルセデス500SL」には、全周グリーンティンテッド断熱ガラス、8穴アルミホイール、ヘッドライトワイパーが装備されている。

豪華なインテリアにはフルレザーが使用され、電動調整シート、シートヒーター、ステアリングコラムとミラーはすべて電動調整式だ。さらに、オートエアコン(キャビンフィルター交換済み)が装備され、メルセデス・ベンツ製ベッカーラジオはBluetoothインターフェースにアップグレードされている。

メルセデス・ベンツSL500について知っておくべきことメルセデスは「R129」モデルシリーズを合計約20万5,000台生産し、そのうち約8万台はリアに「500」と表示された。1989年に発表された「SL」のテクノロジーは、当時も現在と同様に印象的だった。電動調整式インテグラルシート、自動ロールオーバーバー(0.3秒で折り畳み可能)、アダプティブダンピングシステムADS(走行状況に合わせてサスペンションを調整)は、世界初のサスペンションシステムだった。

「メルセデス・ベンツSL500」を維持するには、それなりの予算が必要だ。メンテナンスにはお金がかかるし、燃料費も相当にかかる。燃費はリッターあたり6.2kmほどで、それも、運転スタイルが穏やかな場合の燃費である。しかし、エンジンオイルなどの消耗部品が交換されたこの個体なら、しばらく「SL」の世界を楽しむことができるだろう。

Text: Thomas ArndtPhoto: derprivateranbieter / eBay

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みんなのコメント

4件
  • 内藤 賢 ケニー
    問題は維持費。高くつく故の価格設定だし、

    故障したら部品調達と価格で困ること必定。

    ディーラーはやりたがらないし、外車扱う業者は

    だいだい不親切だから、悩み、ストレスを承知で

    所有する気合いが不可欠になる。
  • wrd********
    学生のころ、ガソスタでバイトしていて、車検上がりの車を2.3キロ運転した事がある。当時は安いホンダに乗っていたので、加速感、安定感に感動した。今までたくさんの車に乗ってきたが、1番印象に残っている。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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