■CX-60と同様のテールランプ搭載!?
マツダのオーストラリア法人は2022年12月13日、新型高級SUV「CX-90」の新たな画像を公開しました。
【画像】マツダが超大型高級SUV「CX-90」を世界初公開へ! どんなデザインになるか画像を見る(19枚)
新型CX-90は2023年1月に世界デビューが予定されている、ワイドボディの3列シートSUVです。
マツダは、2021年10月7日に「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」を発表。このなかで、「ラージ商品群」に分類されるSUVとして、「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」を市場ごとに投入することを明らかにしていました。
道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本には、ナローボディ2列シートのCX-60とナローボディ3列シートのCX-80、より大きなサイズや存在感が求められる北米などの市場には、ワイドボディ2列シートのCX-70とワイドボディ3列シートのCX-90が導入され、クロスオーバーSUVのラインナップを拡充させます。
すでに日本でも新型CX-60(一部グレード)が発売されており、オーストラリアでも新型CX-60の導入が予告されているのですが、そのうえで、同市場では新型CX-90も導入されることになるようです。
新型CX-90は、マツダのデザイン哲学である「魂動デザイン」を取り入れて、力強いプロポーションと光と影を強調した躍動感のあるデザインに仕上げているといいます。
今回公開された新型CX-90のティザー画像は、シルエットにテールランプの赤い光が浮かび上がるというもの。同時期に米国マツダが公開したリアコンビネーションランプのティザー画像を見ても、新型CX-60と同様の意匠となることがわかります。
新型CX-90に関しては、「直列6気筒」を意味する「INLINE6」のオーナメントも公開されたほか、独自の塗装技術「匠塗TAKUMINURI(たくみぬり)」シリーズ第4弾の「アーティザンレッドプレミアムメタリック」という特別塗装色が設定されることになっています。
マツダのオーストラリア法人は新型CX-90について、「大胆なシルエットを披露した3列シートSUVは新しいレベルの洗練と家族の団らんを約束します」と説明しています。
※ ※ ※
新型CX-60のボディサイズは全長4740mm×全幅1890mm×全高1740mmと、これまで国内のマツダ車でもっとも大きい3列シートSUVの「CX-8」(全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mm)よりも全幅と全高が上回っています。
一方、マツダが海外で販売する3列シートSUVの「CX-9」のボディサイズは、全長5065mm×全幅1969mm×全高1717mmと非常に大柄。「CX-」以降の数字が大きくなるほどボディも拡大していることから、新型CX-90もかなり巨大なSUVになることが予想されます。
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