現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 10年ぶりにモデルチェンジした「ミニ」にBEVが463万円で登場! ガソリンモデルは396万円から。車内は完全デジタル化を実現

ここから本文です

10年ぶりにモデルチェンジした「ミニ」にBEVが463万円で登場! ガソリンモデルは396万円から。車内は完全デジタル化を実現

掲載 2
10年ぶりにモデルチェンジした「ミニ」にBEVが463万円で登場! ガソリンモデルは396万円から。車内は完全デジタル化を実現

10年ぶりのモデルチェンジ

ミニの基幹モデルとなる「ミニ クーパー 3ドア」がフルモデルチェンジし、BMW製として4代目へと進化しました。およそ10年ぶりのモデルチェンジで、ついにBEVモデルが登場します。2030年には新車販売のすべてをBEVモデルとする予定のミニの最新車は、どのような仕様なのでしょうか。

18歳でローバー「ミニ」を購入してMk-1仕様にカスタム! 「少しずつチューニングしてラリーやレースに参戦したいです」

シンプルでクリーンな内外装

BMWはプレミアム・スモール・ブランドであるミニの3ドアモデルをモデルチェンジ、国内での販売を開始した。ミニの中でも最もベーシックで伝統的な基幹モデルとなるコンパクトハッチの(BMW製として)4代目は、ガソリンエンジン搭載モデルに加え、BEV(電気自動車)モデルのラインアップがポイントとなる。

2030年には新車販売のすべてをBEVモデルとする予定のミニブランド。日本におけるミニ量販モデルとして初のBEVモデルとなる、「クーパーE」と「クーパーSE」をラインアップした。ちなみに、コンパクトSUVのミニ「カントリーマン」も発表同日(2024年3月1日)にBEVモデルを追加設定しており、こちらはFFの「カントリーマンE」と4WDの「カントリーマンSE ALL4」がラインアップに加わっている。

エクステリアはミニのテイストを継承しつつ、よりミニマルなデザインを採用。クラシカルなフォルムのヘッドライトや八角形のグリルを備えたフロントマスクでミニらしさを象徴する。ガソリンエンジンモデルとBEVモデルはパワートレインの違いや空力に考慮して細部を変更しており、BEVモデルは加飾を排したクリーンな仕立て、ガソリンモデルは伝統のデザインコンセプトを継承し以前のモデル同様のテイストとなっている。

インテリアは完全デジタル化を実現した。メーターパネルを廃止し、すべての情報を大型円形センターディスプレイに集約。有機ELテクノロジーを活用したディスプレイは、メーターパネルとしての機能をはじめ、AR機能付きナビや各種設定などを行うことができる。ダッシュボードには環境に配慮したリサイクルポリエステルを採用。布地のような素材を採用することで、温かみのある雰囲気を演出する。

また、ダッシュボード上に7種類の光のグラフィックを投影させるMINIエクスペリエンス・モードを採用した。この光のパターンとアンビエントライト、ミニドライビング・サウンドにより、室内の印象を変えることができるようになったのも新たなポイントだ。

前輪駆動のBEVは2グレードを用意

BEVモデルは2グレードをラインアップする。クーパーE(463万円/消費税込・以下同)は最高出力135kW/最大トルク290Nmを発生するモーターで前輪を駆動させ、0‐100km/h加速は7.3秒に。40.7kWhのリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、一充電での走行可能距離を305km(ヨーロッパ認可数値)とした。上級グレードのクーパーSE(531万円)は160kW/330Nmのモーターで前輪を駆動、0‐100km/h加速は6.7秒とし、54.2kWhのバッテリーで一充電走行可能距離は402km(ヨーロッパ認可数値)となっている。

一方のガソリンエンジンモデルも2グレードを用意した。エントリーグレードとなる「クーパーC」(396万円)は新世代モジュール式の最高出力115kW/最大トルク230Nmを発揮する1.5L直3ターボを搭載。「クーパーS」(465万円)は150kW/300Nmを発揮する2L直4ターボを搭載する。両グレードともに7速ダブルクラッチ・トランスミッションが組み合わされている。

精度や正確性が向上した先進安全機能のドライビング・アシストと、サラウンド・ビュー機能を備えたパーキング・アシストをBEVモデルに標準装備とした。BEVモデルには車載カメラを用いた全方向記録可能なドライブ・レコーダーも備わっている。また、音声会話を用いたインテリジェント・パーソナル・アシストはAI技術を活用し、より自然な会話に近い言葉での機能の起動や、ドライバーの好みなどを学習するという。

こんな記事も読まれています

世界最強2リッターエンジン搭載! メルセデスAMG新型「C 63 S Eパフォーマンス」の速さの秘密は? F1の技術が盛り込まれていました
世界最強2リッターエンジン搭載! メルセデスAMG新型「C 63 S Eパフォーマンス」の速さの秘密は? F1の技術が盛り込まれていました
Auto Messe Web
ホンダが斬新“タテ目”の「新型スポーティSUV」実車初公開! 光り輝く「インテリア」は高級感アリ! “超静音”実現した「新型Ye S7」北京で初披露
ホンダが斬新“タテ目”の「新型スポーティSUV」実車初公開! 光り輝く「インテリア」は高級感アリ! “超静音”実現した「新型Ye S7」北京で初披露
くるまのニュース
日産が「新型プレミアムSUV」世界初公開! 全長4.4m級“ちょうどイイサイズ”に「豪華内装」採用! 斬新顔の「新型キャシュカイ」欧州発表に大反響
日産が「新型プレミアムSUV」世界初公開! 全長4.4m級“ちょうどイイサイズ”に「豪華内装」採用! 斬新顔の「新型キャシュカイ」欧州発表に大反響
くるまのニュース
BMW MINIから新型電気自動車が出たぞ! ガソリンターボにディーゼルターボとかスキがなさすぎる 生まれ変わったMINI カントリーマンを是非!
BMW MINIから新型電気自動車が出たぞ! ガソリンターボにディーゼルターボとかスキがなさすぎる 生まれ変わったMINI カントリーマンを是非!
ベストカーWeb
BMWの屋台骨がモデルチェンジ間際! 次期「X3」の試作車へ試乗 ノイエクラッセXと差別化
BMWの屋台骨がモデルチェンジ間際! 次期「X3」の試作車へ試乗 ノイエクラッセXと差別化
AUTOCAR JAPAN
メルセデス・ベンツEQAがマイナーチェンジ。新バッテリーを搭載して航続距離をアップ
メルセデス・ベンツEQAがマイナーチェンジ。新バッテリーを搭載して航続距離をアップ
カー・アンド・ドライバー
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
くるまのニュース
ポルシェ新型「パナメーラ」に試乗! 常に水平を保つ未体験の走りに驚愕…PHEVは1669万円から
ポルシェ新型「パナメーラ」に試乗! 常に水平を保つ未体験の走りに驚愕…PHEVは1669万円から
Auto Messe Web
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
日本展開もイイんじゃない? 三菱欧州向けコンパクトSUV「ASX」デザイン変更 MTもDCTグレードも
AUTOCAR JAPAN
斬新デザインの上級7人乗りSUV ヒョンデ新型「サンタフェ」 約895万円から欧州発売へ
斬新デザインの上級7人乗りSUV ヒョンデ新型「サンタフェ」 約895万円から欧州発売へ
AUTOCAR JAPAN
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
AUTOSPORT web
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
月刊自家用車WEB
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
VAGUE
アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売
アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売
Auto Prove
ボルボの新型SUV悪くないやん! でもドアも始動も自動は慣れないなー 今季注目の新型EX30は中々に手強いゾ!
ボルボの新型SUV悪くないやん! でもドアも始動も自動は慣れないなー 今季注目の新型EX30は中々に手強いゾ!
ベストカーWeb
ポルシェ964型「911」のレストモッドはおよそ8000万円!「テオン・デザイン」のセンスで実現した「タルガ」とは
ポルシェ964型「911」のレストモッドはおよそ8000万円!「テオン・デザイン」のセンスで実現した「タルガ」とは
Auto Messe Web
フェイスリフトにより新型「ルノー キャプチャー」はよりモダンに、より低い価格設定に
フェイスリフトにより新型「ルノー キャプチャー」はよりモダンに、より低い価格設定に
AutoBild Japan
「100馬力超もパワーダウン」でも魅力満載! レクサスの“電動SUV”「RZ」のエントリーモデルが手に入れた「安さだけじゃない魅力」とは
「100馬力超もパワーダウン」でも魅力満載! レクサスの“電動SUV”「RZ」のエントリーモデルが手に入れた「安さだけじゃない魅力」とは
VAGUE

みんなのコメント

2件
  • kvg********
    >40.7kWhのリチウムイオンバッテリー----一充電での走行可能距離を305km(ヨーロッパ認可数値)
    数字としては物足りないが、色々な人が購入できる価格を設定したのだろうな。
  • 中年アルバイター
    ONE(ベースグレード)は、ぜひ設定してほしい………
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0575.0万円

中古車を検索
ミニの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0575.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村