日産の軽自動車デイズや三菱のeKクロスの登場で、その名を聞く機会の増えたNMKVという会社。成り立ちや役割などを、モータージャーナリストの近藤暁史氏に聞いた
二社の技術が融合したことにより、シナジー効果を発揮
日産の新型デイズが登場して以降、話題にのぼることの多いNMKVという会社。NMKVとは「ニッサン・ミツビシ・ケイ・ビークル」の略で、その名のとおり日産と三菱によって設立され、軽自動車づくりを専門とする。出資比率だけを見れば、50対50なので立場は対等となっている。
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2011年の設立まで軽自動車を造ってこなかった日産が、OEM供給から一歩踏み込んで、自社開発・生産を目的としたことがきっかけ。「開発・生産リスクを負わずに済むのでOEMが良い」と言っていたが、軽自動車市場の拡大を見て、ここにうま味を見出した形だ。
とはいえ、デザイン面も機能面も軽自動車開発は独特の世界があり、ただ小さく造ればいいというものではない。そこで軽自動車づくりに長け、eKワゴンをオッティとして供給してもらっていた三菱に声がかかり、NMKVが設立された。
役割的には部品調達や企画、ベースデザインを日産が担当し、三菱は開発や生産を担当。NMKVの第1号車として2013年に発売されたのが初代デイズ/3代目eKワゴンだ。目論みどおりコストを約30%も削減し、三菱の軽自動車の技術に日産独自のデザイン性や機能性をプラスさせるなどのシナジー効果が発揮され、販売台数も含めて滑り出しは順調といえた。
ところが、2014年に当時のゴーン社長が「将来的には一部の軽自動車を自社生産する」と発言すると「不協和音か」と話題になる。日産の国内生産落込みをカバーするための言葉だったが、三菱としては複雑な思いだっただろう。
その後、三菱の燃費擬装が社会問題になったのは記憶に新しい。結果的に日産が三菱を傘下に収めたことで、NMKVの組織も安定したように思える。実際に新型車開発では役割分担され、今後も日産と三菱両社の軽自動車部門を担うことは確実だろう。
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