米国の7月新車セールスは、マツダやボルボカーズが2カ月連続で前年実績をクリアした。また、レクサスは、マイナス幅を1桁台に抑えた。金利ゼロをはじめとする各社の低金利ローン導入が、新車需要の回復につながりつつある。
日本メーカーは、トヨタ(『オートモーティブニュース』調べ)が16万9484台を販売した。前年同月比は19%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。ベストセラー乗用車のカムリは、同16%減の2万2792台と、5カ月連続のマイナス。カローラは同42.7%減の1万7564台と、8カ月連続で減少した。プリウスは、同33.4%減の4391台と5カ月連続のマイナス。SUVは、RAV4が3万6323台、同8.4%減と、5カ月連続の前年実績割れ。中型SUVのハイランダーは同18.8%減の1万8128台と、5カ月連続で減少した。中型ピックアップトラックのタコマは同14.7%減の1万7412台と、2カ月連続のマイナスとなった。ランドクルーザーは、同16.1%減の209台と、2カ月ぶりにダウンした。515台を販売したスープラは、同60.9%増を記録した。
マツダCX-9絶好調、米国6月新車販売で前年同月比48.9%増達成
レクサス(『オートモーティブニュース』調べ)は2万3440台をセールス。前年同月比は6.3%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。乗用車系は、ESが同22%減の3868台、 RCが同22%減の341台、LCが同7.3%減の89台だった。SUV系は、RXが同4.8%減の8800台。一方、UXは同22.7%増の1722台と2カ月連続で増加した。GXは同3.5%増の2167台と、3カ月連続で前年実績をクリア。NXは4726台を売り上げ、同6.9%増と、3カ月連続で前年実績を上回った。LXは同4.8%減の317台と、2カ月ぶりにダウンした。
ホンダは12万5420台を販売。前年同月比は11.2%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。アコードが1万7221台を販売。前年同月比は28.7%減と、11カ月連続で減少した。CR-Vは、3万473台をセールス。同9.5%減と、5カ月連続で減少した。シビックは、2万5188台を販売。同13.6%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。中型SUVのパイロットは、同1.4%増の1万2036台と、2カ月連続で増加。ミニバンのオデッセイは、同20%減の7286台と、8カ月連続のマイナス。新型SUVのパスポートは、同6.3%減の3291台と、2カ月連続の前年割れ。HR-V(日本名ヴェゼル)は、同6.7%増の8402台と5カ月ぶりのプラス。フィットは、同5.7%増の3571台と、5カ月ぶりに前年実績を上回った。ピックアップトラックのリッジラインは、同0.8%増の2771台と、5カ月ぶりのプラス。
なお、日産、三菱、GM、フォード 、FCA・US、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディは四半期ごとのデータ発表になる。
SUBARU(スバル)は5万1458台を販売。前年同月比は19.7%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。主力のアウトバック(日本名レガシィ・アウトバック)は1万2158台、同34%減と5カ月連続で減少。SUVのクロストレック(日本名XV)は8913台、同27.4%減と5カ月連続で減少した。インプレッサは、同31.6%減の4259台と、8カ月連続でダウン。フォレスターは同4%増の1万5313台と、3カ月連続で増加した。
マツダは2万4085台を販売。前年同月比は3.4%増と、2カ月連続で前年実績を上回った。最量販車はSUVのCX-5で1万1878台。前年同月比は11.3%減と、5カ月連続で前年実績を下回った。中型SUVのCX-9は2335台。同9.4%増と、3カ月連続で増加した。CX-3は、同37%減の959台と、6カ月連続でダウン。CX-30は、3787台を販売(発売が昨年11月の関係で、前年比はなし)。セダンのマツダ6が、同19.2%減の1199台と、6カ月連続で前年実績を下回った。マツダ3は同11.5%減の3231台。CX-30がマツダ全体の業績を押し上げていることがわかる。
欧州勢は、ボルボカーズが7月としては、06年以降で過去最高の9697台を販売した。前年同月比は10.3%増と、2カ月連続で前年実績を上回った。販売の主力は、XC40、XC60、XC90のSUV3車種。これらのSUVの販売が、全体の81%を占めている。
19年の米国新車セールスは、1710万8156台で、前年比は1.2%減だった。20年は、新型コロナウイルスの影響で、19年以上の落ち込みは避けられない見通し。そんな中、スバル・オブ・アメリカの営業担当、ジェフ・ウォルターズ上級副社長は、「8月にはディーラーへの配車が大幅に増える。需要に適切に対応できるようになるだろう」と語っている。
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みんなのコメント
それを言うとスバルは国内でマツダより台数少ないけど販売台数も下がって今では倍以上の差に広がっている、こう言うつまらん比較をするんじゃなく、国内メーカーの世界販売台数でコロナ渦からの回復が1番早いことは褒めるべきでしょ
他にも安売りしてるみたいに言ってる人もいるけど、トヨタが海外はしらないけど国内で10万円?本体価格安くしたのは無視?安売りしてるって情報見たことないけどソースある?仮にしてても他メーカはしてないのか?
アンチはしょーもない叩き方をするな