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WRX S4は高いレベルの安全性能を有するモデル!「アイサイトX」採用!(2021年~現行モデル)

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WRX S4は高いレベルの安全性能を有するモデル!「アイサイトX」採用!(2021年~現行モデル)

衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術は、今の車に欠かせない装備です。こうした予防安全技術や運転支援機能などは自動運転につながる技術でもあるため、各メーカーは競うように開発をしています。

スバル「WRX S4」は走りを重視したスポーツセダンですが、現行型では最新鋭の先進安全技術を採用し、高いレベルでの安全性を確保しているモデルです。ここでは、WRX S4の安全性能について詳しく解説します。

「スバルWRX S4」伝統のWRXのネーミングはダテじゃない(岡崎五朗レポート)

2023年11月の改良で超広角の単眼カメラを採用し、最新鋭の新世代アイサイトに刷新

高度運転支援システム「アイサイトX」を全車に標準装備している

「アイサイトX」には一定の条件下でハンズオフ運転が可能な「渋滞時ハンズオフアシスト」を搭載

WRX S4の安全性能の特徴

2021年11月に登場した2代目となる現行型のWRX S4では、従来モデルで採用されていた運転支援システム「アイサイトVer.3」からグレードアップし、新開発の360°センシングが可能な「新世代アイサイト」が採用されました。

「新世代アイサイト」は障害物などの検知に使用するステレオカメラを大幅に広角化したことに加え、前後4つのレーダーを組み合わせて360°センシングを実現。また画像認識ソフト、制御ソフトの性能を向上させてこれまで以上に幅広いシーンでの衝突回避のサポートや運転支援を可能にしています。

さらに現行型では、高度運転支援システム「アイサイトX」を採用しているのも特筆すべきポイントといえるでしょう。

なお、2023年10月の改良では、超広角単眼カメラを検知システムに追加して、さらに検知範囲を広げた最新鋭の新世代アイサイトに刷新されたほか、グレードの整理によって「アイサイトX」非搭載グレードが廃止されたため、現在「アイサイトX」は全車標準装備になっており、グレードによる安全性能の差はありません。

衝突安全性についても高い配慮が見られ、側面からの衝突時に突起部分がストッパーとなりボディを乗り越えてドアが室内に侵入するのを防ぐ「リヤドアキャッチャー」や、8つの乗員保護エアバッグ、歩行者との衝突時に硬いパーツを覆うように広がり歩行者を守る「歩行者保護エアバッグ」も搭載しています。

さらに、WRX S4はスバルのコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」に対応しており、万が一の事故時や急病時にはコールセンターとつながり、サポートが受けられる機能も利用可能です。

新世代アイサイト

「新世代アイサイト」では、新機能を多数搭載したほか、先代モデルから設定のある「プリクラッシュブレーキ」の作動領域を広げ直進時だけではなく交差点での衝突回避や衝突被害軽減に対応したことに加え、高速道路でステアリングとペダル操作をシステムがアシストする「ツーリングアシスト」の制御をより人の運転感覚に近い自然で滑らかな制御にするなど、従来ある機能の性能も向上させています。

ここでは、現行型に追加された新機能を中心に見ていきましょう。

前側方プリクラッシュブレーキ

緊急時プリクラッシュステアリング

先行車発進&青信号お知らせ機能

エマージェンシーレーンキープアシスト

前側方プリクラッシュブレーキ

見通しの悪い交差点に進入する際などに、前側方から接近する車両を検知すると注意喚起し、ドライバーが回避操作を行わない場合はブレーキを制御して衝突回避をサポートする機能です。

緊急時プリクラッシュステアリング

事故の危険が迫っており、衝突被害軽減ブレーキである「プリクラッシュブレーキ」だけでは衝突が避けられない状態のとき、システムが自車線内に回避スペースがあると判断した場合に限り回避スペースへのステアリング制御も行い、衝突の回避を図る機能です。

先行車発進&青信号お知らせ機能

信号待ちや渋滞時などに先行車が発進しても自車が発進しないときに注意喚起する「先行車発進お知らせ機能」は先代モデルにも搭載されていましたが、現行型ではさらに青信号を見逃している際にも音や表示で知らせてくれる機能が追加されました。

エマージェンシーレーンキープアシスト

高速道路などの自動車専用道路で隣車線後方から接近する車両がいる状態でその方向へ車線変更を開始した場合、音や表示でドライバーに危険を知らせると同時にステアリング操作をアシストします。

車線変更時の衝突事故の回避や、衝突被害軽減に貢献する機能です。

高度運転支援機能「アイサイトX」

出典:スバル「WRX」

高度運転支援システム「アイサイトX」は、GPSや衛星から得た情報と3D高精細地図データを組み合わせることで、より高度な運転支援を可能とした最新鋭のシステムです。作動条件がそろうと、メーターにアイコンが表示され、幅広いシーンでステアリングとアクセル、ブレーキ操作の支援を行ってドライバーの運転負荷を減らし、快適なドライブをサポートします。

ここからは、「アイサイトX」に含まれるおもな機能をご紹介しましょう。なお、「アイサイトX」は高速道路などの自動車専用道路において運転支援を行います。

渋滞時ハンズオフアシスト

自動車専用道路で0~約50km/hで走行している渋滞時に、一定の条件を満たせばステアリングから手を離すことが可能です。

渋滞時発進アシスト

渋滞時にドライバーが前を向いているなど条件がそろえば、ドライバーがスイッチ操作することなく再発進し、頻繁に停止と発進を繰り返す渋滞時のドライバーの疲労を軽減します。

カーブ前速度制御

進入するカーブの曲率に合わせて、安全に走行できる適切な速度に制御してくれる機能です。

料金所前速度制御

料金所が近付くと、安全にETCゲートを通過できる速度まで自動で減速し、運転支援機能「ツーリングアシスト」をOFFにすることなく料金所を通過することが可能です。料金所を通過した後は、あらかじめセットした車速まで緩やかに加速します。

アクティブレーンチェンジアシスト

約70~120km/hでの高速走行時にウィンカーを作動させると、システムが車線変更の可否を判断します。可能であると判断した場合はステアリング操作を支援することでスムーズな車線変更をアシストする機能です。

ドライバー異常時対応システム

ツーリングアシストの作動中に長時間ステアリングから手を離していたり、渋滞時ハンズオフアシストの作動中にわき見や居眠りなどを検出したりした場合は音や表示で注意喚起します。それでも運転操作が確認できない場合は異常発生と判断し、ハザードやホーンで周囲に異常を知らせながら徐々に減速して停止し、ドアロックを解除します。

走行性能と高いレベルの安全性を両立させたWRX S4

WRX S4は最新鋭の運転支援機能を多数搭載し、高いレベルの安全性能とスバルの走りのフラッグシップといえる走行性能を両立させた稀有なモデルです。

ロングドライブを楽にしてくれる最新のテクノロジーの恩恵を受けながら、WRX S4の走りを堪能してください。

よくある質問

Q1:WRX S4には先進安全技術は標準装備されているの?

A:はい、WRX S4は360°センシングを可能にした「新世代アイサイト」を全車に搭載しています。なお、2023年11月の改良時には超広角単眼カメラを追加した最新鋭の「新世代アイサイト」に刷新されました。また、高度運転支援システム「アイサイトX」も全車標準装備です。

Q2:「アイサイトX」はどんなシステム?

A:GPSや衛星から得られるデータや、3D高精度地図データを組み合わせて使用する高度運転支援システムで、自動車専用道路で作動します。渋滞時に一定の条件を満たすとハンドルから手が離すことが可能になる「渋滞時ハンズオフアシスト」や、スムーズな車線変更をサポートする「アクティブレーンチェンジアシスト」などの機能が含まれます。

※この記事は2024年4月時点の情報で制作しています

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