■アメリカンカーとモーターサイクルが集まる夏の祭典!
コアなファンが多いアメリカンモーターカルチャー。新旧問わずカスタムが盛んで、アフターパーツはもちろん、ペイントも多種多彩。ファッションや音楽、ライフスタイルと深く結びついています。
「B'z稲葉浩志」の愛車がスゴイ!超クールにカスタムされたインディアン「SONIC TEMPLE」
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そんなカルチャーに魅せられたファンたちが集う夏の祭典「IKURA’s アメリカンフェスティバル 2023」が、7月30日(日)に静岡県の「富士スピードウエイ」で開催されました!
イベントを主催するのは、タレントでソウルシンガー&カスタムプロデューサーとしても知られるIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さん。アメ車やハーレーダビッドソンなどのアメリカンモーターをはじめ、国産旧車、カワサキのZシリーズなどのマニアックな車両が全国から集まる国内最大級イベントとして知られています。
実際にシーンを牽引するマニアが集まるこのイベント。どんなカスタムバイクが集まったのかチェックしてみました!
■豪華絢爛なモーターサイクルショーに注目!
イベント広場のメインステージ前ではカーショーとモーターサイクルショーが開催。車エリアではスポーツカー、SUV、トラック、バンなど、新旧さまざまなジャンルが勢揃い。
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バイクはハーレーダビッドソンを中心に、シボレー製V8エンジンを搭載したボスホスなども登場。年式や車種、カラーリングなど、多種多様、色とりどりのカスタムがズラリと並びます。
会場の中で一際目を引くのがバガースタイル。カウルやパニアケースを装備したハーレーダビッドソンのツーリングモデルをカスタムしたもの。現在は大径化されたフロントホイール、ローアンドロングのボディ、流線的な形状をした外装パーツを装備したスタイルが主流になっています。
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その源流といわれているカスタムを会場で発見! カスタム界の巨匠アーレン・ネス(1939年7月12日~2019年3月22日)が、2001年に製作したFXRのカスタム。’90年代半に発表した「ラグジュアリーライナー」というコンプリートカスタムシリーズの一台です。
アートとしての美しさはもちろんですが、歴史的価値も高い作品。オーナーの手によりリフレッシュされ、現在も現役で走っているそう。こんな珍しい車両を見ることができるのもショーならではの楽しさです。
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コンテストでは、バガー部門は岐阜のアイアンパドックが製作した2015年式FLTRXSロードグライドスペシャルが1位、2021年式FLTRXSロードグライドスペシャルが2位。広島県のジャルマカスタム製作のFLHRロードキングが3位を獲得しました。
バガースタイルは多様な盛り上がりを見せており、ルックスだけではなく、走行性能を追求する「パフォーマンスバガー」と呼ばれるジャンルも確立。アメリカでは「キング・オブ・ザ・バガーズ」というロードレースも開催されて盛り上がっています。
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そんなパフォーマンスバガー部門のアワード受賞作は、兵庫県のグリーンピースが製作する2017年式FLHRロードキングが1位を獲得。2位は静岡県のプライズバイクサロンが製作する2019年式FLHXストリートグライド。3位は神奈川県のパインバレー製作の2018年式FLHRロードキングでした。
■マニアックなHOGGスタイル、クラブスタイルにも注目!
日本でジワジワとファンを増やしているマニアックなジャンルが、HOGG(ホッグ)スタイルとクラブスタイルです。
HOGGスタイルは2000年代初頭からアメリカ西海岸のブラックカルチャーとして誕生しました。ツーリングモデルをベースに、ハイパフォーマンスエンジン、高品質なサウンドシステムを搭載。攻撃的なデザインのアップハンドル、ラグジュアリーなシート、ビレッドホイールやカスタムペイントでド派手にドレスアップし、そして、そのド迫力マシンをアクティブに乗りこなすのがスタイルなのです。
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アワードは岐阜県のトラストが製作した2018年式FLTRXSE CVOロードグライドが1位。愛知県のガレージサンウェイが製作した2013年式FLTRXSE2 CVOロードグライドが2位、2012年式FLTRU103ロードグライドウルトラが3位を獲得しました。
クラブスタイルは、アメリカで走破性を追求する一部のアウトローバイカーの間で流行していたスタイル。日本でもごく一部のマニアックなファンがいるくらいでした。
世界的に流行するキッカケは、2008年にアメリカで放映されたTVドラマ「サンズオブアナーキー」です。カリフォルニアを舞台にバイカーギャングが抗争を繰り広げるスリリングな展開で、6年間で本編はシーズン7まで、スピンオフ1作品も製作されました。
クラブスタイルは主に古いFXRやダイナファミリー系、新型ではFX系ソフテイルファミリーをベースにしたカスタムで、フロントフィエアリングを装備し、エンジンや吸排気系のパフォーマンスアップをしているのが主な特徴です。
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アワード1位は静岡県のプライズバイクサロンが製作した2020年式 FXLRSローライダーS。2位は福岡県のアーサーが製作した1989年式FXRPポリス。3位は静岡県のラッシュカンパニーが製作した2006年式FXDダイナスーパーグライドが獲得しました。
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ちなみにグッドルッキング賞は愛知県のガレージサンウエイ製作に2015年式FLHTCUTGトライグライドウルトラが1位。香川県のブルーブル製作の2021年式FLRTトライクフリーウィーラーが2位を獲得しました。
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レーシングコースではお昼からトライク、ハーレーダビッドソン、カワサキZシリーズによるサーキットパレードが開催! モーターサイクルショーに出展したカスタムバイクと一般参加のバイクとともに、主催者のイクラさんも参加。サーキットコースは鮮やかなカスタムマシンで彩られ、スタンド席の観客も大いに盛り上がりました。
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そしてイベントのクライマックスには、メインステージでイクラさん率いるIKURA & FUNKEE STYLEライブ! ゲストに横浜銀蝿の翔さんを迎え、つっぱりハイスクールロックンロールも披露されました。昭和世代はもちろん、TVドラマのカバー曲として知った若い世代の観客にも大盛況。会場は大きな声援と拍手に包まれました。
物販ブースや飲食ブースも大賑わいで、家族連れも多く、カスタムファンのみならず、世代を超えて楽しめるイベントとなっていました。
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みんなのコメント
本当のバイク好きからすると迷惑!