前回東京オリンピック開催年、1964年を振り返る連載9回目は、driver1964年6月号にの付録「第2回日本GP速報」に関して。スカイラインGTとポルシェ904対決の裏側で何が起きていたのか。
〈該当記事はこちら〉※オリジナルサイト参照
■ポルシェ904は公式練習で大破
driver1964年6月号で最大の目玉は、同年5月2~3日に鈴鹿サーキットで行われた、第2回日本GP(グランプリ)の速報だ。それも4ページではあるが、B4判タブロイド紙のような「緊急付録」の体裁だから気合いが入っている。
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みんなのコメント
マイケル・ナイトと共に日本に降り立った車は『マーコスGT』。
あの、フランク・コスティンが制作した車で、航空機会社デハヴィラント出身のフランクならではの"合板組み上げ"、いわゆる「べニア板」で作った軽量モノコックにFRPボディを載せたレーサーであったため、当時のライバルであった『ホンダS600』を寄せ付けずにゴールしたものの、フライングを取られて5位に沈んだ曰く付きの車が思い浮かぶ。
で、ここからなんだけど
このフランクの弟がマイク・コスティンなのだが、この人こそF-1界を席巻した名エンジン『コスワース』のエンジニアなんだよね。
で、ついでに言うと、二人の創業者、
ジェム・マーシュとフランク・コスティンで『マーコス』、
マイク・コスティンとキース・ダックワースで『コスワース』なんだよ!