ルノーが自社のF1パワーユニット(PU)部門を閉鎖し、ビリー-シャティヨンのファクトリーを将来のスーパーカーの開発やアルピーヌのWECチーム、ダチアブランドで進められているダカールラリー・プログラムなど、これまでとは異なるプロジェクトの拠点に転換すると決めたことで、すでに他社への移籍に動いているスタッフもいる。最も多くのスタッフが向かうとみられているのはフェラーリだ。
ルノー・グループCEOルカ・デメオは、フランスのレキップ紙に対し、「我々は誰も解雇したくはないが、F1エンジンの設計に魅力を感じている人は他チームに移ることができる」とコメントした。
ルノーがF1エンジンプログラム終了を正式に発表。アルピーヌは2026年からカスタマーチームに
「(フェラーリF1チーム代表)フレデリック・バスールが、うちのエンジニアを何人か雇うことは可能か、ガーデニング休暇を免除してもらえるかを尋ねてきた。我々としては、スタッフを閉じ込めるつもりはない」
デメオCEOの計画には、現在ビリー-シャティヨンで働く550人のうち約170人を解雇することが含まれていた。そこから考えて、マラネロへの移籍を希望するスタッフに彼が寛容な対応を取ることは不思議ではない。エンジニアや技術者が自らの意志で会社を去る場合、彼らには補償金を支払う必要がないのだ。
バスールは、アルピーヌ/ルノーのエンジン部門についてよく知っている。2016年に彼は、ルノーF1チームに加入、シリル・アビテブールや他の上層部と衝突したため、短期で離脱することにはなったが、一時チーム代表を務めた。
7月末にルノーのパワーユニット・プログラム終了のうわさが出た際に、バスールはこれを悲しみ、「F1にとって悪いニュースだ。より多くのメーカーを引きつけるために2026年に新しいパワーユニット規制を導入するというのに、今、そのうちの1社を失うことになるからだ」と語った。
「ルノーのスタッフのことが気にかかる。この会社のことを私はよく知っている。(F3において)ルノーとともに働くことでキャリアをスタートしたので、ルノーに強い愛着があるのだ。だからこそ、とても残念に思う」
フェラーリのパワーユニット・エンジニア何人かがレッドブル・パワートレインズに移籍し、メルセデスほどでないにしても、スタッフを失っている。バスールは、その穴埋めとして、ルノーのエンジニアを雇うことが可能になりそうだ。
最近バスールは「ビリー-シャティヨンから何十枚もの履歴書が私のもとに届いている。それを検討し、我々の組織にうまくフィットしそうな人々にオファーを出すつもりだ」と語っている。
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