多人数の乗車が可能な3列シートを備えた新世代の7名乗りミッドサイズSUV『Jeep Commander(ジープ・コマンダー)』に、安全装備など上級モデルと同等ながら、リーズナブルな価格を実現した前輪駆動の限定車“Longitude(ロンジチュード)”が登場し、6月17日より販売が開始される。
昨年10月に上陸を果たし、ジープブランドで初採用となるディーゼルを搭載して話題を呼んだ同モデルは、全長4770mmのボディに最大7名まで乗車可能な3列シートを備え、乗員の快適性や安全性を高める充実した機能装備を誇る新世代モデルとして誕生した。
『ジープ・ラングラー』のスタンダードモデルにも、爽快なオープンエアを楽しめる限定車が登場
アイデンティティのひとつであるフロントの“7スロットグリル”と一体化されたようなヘッドライトは、前走車や対向車の有無を検知してロービームとハイビームを自動で切り替えるオートハイビームシステムや、視認性の高いシーケンシャル式のターンシグナルランプなど最新の技術を搭載。リヤコンビネーションやバンパーデザインは、日本未導入のプレミアムモデル『グランド・ワゴニア』からインスピレーションを得たデザインとしている。
一方のインテリアも、運転席には10.25インチのフルデジタルクラスターが備わり、インストゥルメントパネルの中央にはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した10.1インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションを搭載。
2列目と3列目シートにも充分なスペースが確保され、それぞれのシートにリクライニング機能が備わるなど、すべての乗員が快適な乗車姿勢を取ることが可能に。最大で80度まで開く大開口ドアによって乗降性にも配慮し、2列目シートはワンタッチで格納できるタンブル機能により、荷室容量は5名乗車時で481L、7名乗車時で170Lが確保される。
■限定車の外装色は2色設定、547万円から
そして最高出力170PS、最大トルク350Nmを発生する2.0リットルのDOHC直列4気筒ターボディーゼルは、ピークトルクを1750~2250rpmという低回転域から発生することで、悪路やガレ場での繊細なアクセルのツキにも対応。排出ガス後処理装置として尿素SCRシステムも搭載し、排出ガス内の窒素酸化物(NOx)を大幅に低減している。
そんな新世代コマンダーに初めて設定された今回の限定車は、プレミアムファブリックのインテリアに加えて前輪駆動方式を採用することで、購入しやすいリーズナブルな価格を実現。
その上で、前走車と一定の車間距離を保ちながら追従するアダプティブクルーズコントロールをはじめ、ドアミラーの死角にある車両の存在を警告するブラインドスポットモニター、駐車場から出庫の際に側方からの車両の接近を警告するリアクロスパスディテクションなど最新の機能を装備する。
また、高速道路でドライバーの運転負荷を軽減するハイウェイアシストシステムや、車線からの逸脱の予防や車線変更時の安全確保に寄与するアクティブレーンマネジメントや衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)など、最新の運転支援機能を多数備えている。
ボディカラーには、明るく爽やかなパールホワイトトライコートと、力強さが際立つブリリアントブラッククリスタルの2色が設定され、価格は547万円(税込)となっている。
公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/commander_longitude.html
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