ザクセンリンクでMotoGP第8戦ドイツGPのMoto2決勝レースが行なわれた。優勝はRed Bull KTM Ajoのレミー・ガードナーだった。
28周のレースがスタートすると、すぐにラウル・フェルナンデスとレミー・ガードナーのRed Bull KTM Ajoのコンビが抜け出して、3番手以下を置き去りにする展開となった。
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3番手にはジャビ・ビエルヘ(Petronas Sprinta Racing)、4番手にはマルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)が続いていたが、彼らは先頭2台のペースについていくことができず、2周を消化する頃には2秒以上の差をつけられてしまった。
その先頭争いでは2周目にガードナーがフェルナンデスを交わしてトップが交代。2人はファステストラップを互いに更新していくハイペースなバトルを繰り広げた。
そして4周目、フェルナンデスはターン3で転倒を喫してしまう。レース復帰は叶わず、彼はここでレースを終えた。ランキング2番手でタイトルをガードナーと争っている状況のフェルナンデスにとっては痛い転倒だ。
フェルナンデスの転倒で、先頭を行くガードナーは完全に一人旅の体制。2番手に浮上してきたアロン・カネット(Aspar Team Moto2)に対しては、既に5秒以上のギャップを築いていた。
それ以降ガードナーはペースを多少落としての周回となり、淡々とラップを消化していった。
また2番手のカネットも既に3番手のベッツェッキに対して2秒近いギャップを開いたことで、注目はベッツェッキ、そしてそれを追うファビオ・ディ・ギャナントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)やビエルへによる3番手争いへと絞られた。
先頭をひた走るガードナーは、安定したペースでラストラップもしっかりと走りきり、トップチェッカー。2番手以下に大差をつけて今季3勝目を挙げた。2位はカネット、3位にはベッツェッキが入った。
ガードナーは、ランク2位のフェルナンデスが転倒ノーポイントに終わったこともあり、ポイント差を大きく拡大。フェルナンデスに対し36ポイント差とした。
日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、レース終盤にかけて追い上げを見せ、自己ベストタイの5番手の位置まで浮上していた。しかし最終ラップに転倒してしまい、リタイアでレースを終えた。
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