現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「RS」は400万円切りならず! いっぽうハイブリッドには豪華版が! シビックがマイチェンして魅力マシマシに!

ここから本文です

「RS」は400万円切りならず! いっぽうハイブリッドには豪華版が! シビックがマイチェンして魅力マシマシに!

掲載 56
「RS」は400万円切りならず! いっぽうハイブリッドには豪華版が! シビックがマイチェンして魅力マシマシに!

 プロトタイプが先行公開されていたマイチェン版シビックがついに正式発売された。待望のMT専用モデルRSは惜しくも400万円切りならず約420万円! いっぽうe:HEVにはグレードが追加され、電動パノラミックルーフを備えた豪華仕様EXが登場した!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ベストカーWeb編集部

「RS」は400万円切りならず! いっぽうハイブリッドには豪華版が! シビックがマイチェンして魅力マシマシに!

【画像ギャラリー】シビックの価格はここから! 「RS」のボディカラーも全部見て!(14枚)

■音声による地図設定や温度調整が可能に

新型シビック。フロントの顔つきが変わった

 クローズドコースでの試乗記などが先行して報じられていたマイナーチェンジ版シビックが、ついに正式発売された。

 その話題の中心にいたのは、マニュアル専用モデルの「RS」だろう。2024年初頭の東京オートサロンで存在が明らかになり、「今どきMT専用なんて素敵!」と絶賛されたモデルだ。

 プロトタイプの試乗を通じて、その出来栄えの良さはすでに確認済みだが、問題は価格。「なんとか400万円切りを……」という願いは届かず、419万8700円というプライスに。

 そもそも価格については、モデル全体が一律で20万円ほど高くなった印象を受ける。たとえばベースグレードのガソリンLXが324万600円から344万8500円に、ガソリンEXは359万400円が379万8300円といった具合。

【画像ギャラリー】シビックの価格はここから! 「RS」のボディカラーも全部見て!(14枚)

■ハイブリッドに豪華グレード「EX」が追加!

e:HEVの上位グレードEXにはパノラミックルーフが標準設定

 その値上げの要因だが、目に見える要因は、グーグルのアンドロイド・オートモーティブOSの採用とホンダセンシングの進化という2点。

 前者はアンドロイドオートよりも深い階層でクルマと連携している点が特長で、スマホを接続しなくても、グーグルアシスタントやグーグルマップが使用できる。さらにナビの目的地設定やエアコンの温度調整も、音声で行うことが可能になった。

 後者のホンダセンシングでは衝突軽減ブレーキの作動領域を拡大したほか、急アクセル抑制機能を追加、さらにACCの制御がより自然な振る舞いにレベルアップした。直進時および旋回時のレーンキープアシスト性能も高まっているから、ロングドライブの快適性もアップしていると予想する。

 グレード構成の点では、これまでLXだけだったハイブリッド(e:HEV)に豪華仕様のEXが追加された点もニュース(430万7600円)。こちらはグレー内装や電動式パノラミックルーフなど、経済性と快適性を併せ持った点が魅力といえる。

■北米仕様のSiがお手本?

MTを軸に据えて各所を進化させたRS

 新型シビックの見た目の変化だが、フロントマスクの変更がもっとも大きい。バンパー下部の開口部が左右に広がり、代わりにフォグランプが姿を消した(オプションで装着可能)。ガバッと開いた口元はどこかダースベイダー卿のマスクを思わせる。

 さらにRSとノーマルの相違点だが、ヘッドライト内のリング部分やドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、エキパイフィニッシャー、ホイールナットがブラックに統一される点がRSの「特別装備」といえる。

 そしてRSの中身。もともとこのモデルの企画は、ガソリン仕様におけるMT比率が年々高まっているというデータがきっかけだった。

 いっぽうで既存のLXとEXにあったMTモデルはエンジンレスポンス、とりわけ回転落ちの鈍さなどがMTとのマッチング上イマイチだったため、北米仕様シビックにある「Si」というグレードを援用する形で、RSが誕生したというわけだ。

■フライホイールは5kg軽量化!

エンジンはそのままだがフライホイール軽量化によってフィーリングが劇的にアップした

 エンジンそのものはLX、EXと共通する1.5L VTECターボで、出力も同じ134kW(182ps)だが、乗るとまったく別物に感じる点は感動的。

 それもそのはず、フライホイールを5kg軽量化し、吹け上がりで30%、吹け下がりは50%レスポンスが高まっているのだ。しかもシビック・タイプRが採用するレブマッチ機能も導入したから、シフトダウン時の回転数合わせはクルマ任せでOK。

 足回りもノーマルに対してよりシャキッとして芯のある印象となった。スプリングとスタビを強めて車高が5mmダウンし、ロール剛性も11%高まっているが、タイプRのような過激さはみじんもない。

 さらにフロントサスのコンプライアンスブッシュを液封式からソリッドラバーに変更したため、旋回時に外輪が縮み切った際の挙動が、よりコントロールしやすいものとなっている。ドライブモードも刷新され、従来の「ECON」「NORMAL」に加えて「SPORT」「Individual」が追加された。

 価格面ではちと残念な面もある新型シビックだが、とりわけRSは、最後の国産ガソリンMT専用モデルとなりそうな可能性もあるだけに、注目すべき1台。シビック本来の居住性などと併せて、ディーラーでチェックしてみても損はない!

【画像ギャラリー】シビックの価格はここから! 「RS」のボディカラーも全部見て!(14枚)

投稿 「RS」は400万円切りならず! いっぽうハイブリッドには豪華版が! シビックがマイチェンして魅力マシマシに! は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

走りは爽快!! 中古で人気の4代目ルノー ルーテシアは新型フィットより魅力的!?【10年前の再録記事プレイバック】
走りは爽快!! 中古で人気の4代目ルノー ルーテシアは新型フィットより魅力的!?【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
えぇ!? まさかの[911]シリーズ初の[ハイブリッドモデル]が出たってマジ!?
えぇ!? まさかの[911]シリーズ初の[ハイブリッドモデル]が出たってマジ!?
ベストカーWeb
流れるウインカー、デジタルサイドミラー…流行ると思ったけど流行らなかった装備3選
流れるウインカー、デジタルサイドミラー…流行ると思ったけど流行らなかった装備3選
ベストカーWeb
ええ、189万円スタート!? [初代ヴォクシー]はなんで激安だったのか!!!!!
ええ、189万円スタート!? [初代ヴォクシー]はなんで激安だったのか!!!!!
ベストカーWeb
ソリオがアルファード顔に!! 新型ソリオ20万円アップも納得のワケ
ソリオがアルファード顔に!! 新型ソリオ20万円アップも納得のワケ
ベストカーWeb
シエンタの牙城を崩し1位にカムバックした[トヨタルーミー]いまだ売れ続けている理由と次期型のデビューはいつ?
シエンタの牙城を崩し1位にカムバックした[トヨタルーミー]いまだ売れ続けている理由と次期型のデビューはいつ?
ベストカーWeb
中身[イカつい]のに快適すぎる!! トヨタ センチュリーこそ最高のVIPカーでしょ
中身[イカつい]のに快適すぎる!! トヨタ センチュリーこそ最高のVIPカーでしょ
ベストカーWeb
ぜんぜん高嶺の花じゃない!! 100万円台で買える[オープンカー]なら余裕で手が届く!
ぜんぜん高嶺の花じゃない!! 100万円台で買える[オープンカー]なら余裕で手が届く!
ベストカーWeb
え、マジで!? GS F400万でイケんの!? 狙い目年式暴露
え、マジで!? GS F400万でイケんの!? 狙い目年式暴露
ベストカーWeb
【最新情報入手】450万円以下のアルファード「Xグレード」の発売が2025年1月6日に決定か!?
【最新情報入手】450万円以下のアルファード「Xグレード」の発売が2025年1月6日に決定か!?
ベストカーWeb
米国で新型ムラーノ発表! このクラスのSUV…日本で出せば売れるのでは?
米国で新型ムラーノ発表! このクラスのSUV…日本で出せば売れるのでは?
ベストカーWeb
唯一無二の[6速DCT]搭載! [GT-R]の進化が止まらない件
唯一無二の[6速DCT]搭載! [GT-R]の進化が止まらない件
ベストカーWeb
スペックはディーゼルに見劣りするトヨタ「ランドクルーザー250」のガソリン車 “気になる街中での印象”は? 充実した装備類で“コスパは最強”
スペックはディーゼルに見劣りするトヨタ「ランドクルーザー250」のガソリン車 “気になる街中での印象”は? 充実した装備類で“コスパは最強”
VAGUE
[売り上げ絶不調車]の汚名返上!! 先代の失敗を見事リカバリーしたクルマたち
[売り上げ絶不調車]の汚名返上!! 先代の失敗を見事リカバリーしたクルマたち
ベストカーWeb
5L級!! [クラウン]の340馬力超えが素晴らしい! 一度は味わいたい[感動フィール]って?
5L級!! [クラウン]の340馬力超えが素晴らしい! 一度は味わいたい[感動フィール]って?
ベストカーWeb
ニシボリックサス? プレッシャーウェーブSC?? 世界初!? 革新的だったけどいつのまにか消えたクルマの「がっかり技術」3選
ニシボリックサス? プレッシャーウェーブSC?? 世界初!? 革新的だったけどいつのまにか消えたクルマの「がっかり技術」3選
ベストカーWeb
160万円でガルウイングドアが買えた! トヨタ「セラ」はバブルが生んだマイクロスーパーカーでした…今見ても新鮮なデザインに再注目です
160万円でガルウイングドアが買えた! トヨタ「セラ」はバブルが生んだマイクロスーパーカーでした…今見ても新鮮なデザインに再注目です
Auto Messe Web
ヴェルファイアが約47万円でもっとスタイリッシュに!!! 個性派ユーザーは必須!! 老舗トムスが送るスタイリングパーツが神々しい
ヴェルファイアが約47万円でもっとスタイリッシュに!!! 個性派ユーザーは必須!! 老舗トムスが送るスタイリングパーツが神々しい
ベストカーWeb

みんなのコメント

56件
  • blu********
    RS自体は悪い車じゃないと思うけど、この車に400万出すならもう100万追加してType R買った方が幸せになれる
  • xff********
    軽量フライホイールや専用足回り等はわかりますが、FFの1.5ターボでは高過ぎますね。
    昨今ありがちな余計で過剰な運転支援システムを極力排し、シンプル装備の300万半ば~後半で発売して欲しかった。
    この価格なら、オーバースペックですが追金でタイプRを購入します。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8234.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8234.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村