現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキ新型「スイフトスポーツ」は25年登場か? 新スイフトから見る「スイスポ」どうなる? ホットハッチは健在か

ここから本文です

スズキ新型「スイフトスポーツ」は25年登場か? 新スイフトから見る「スイスポ」どうなる? ホットハッチは健在か

掲載 16
スズキ新型「スイフトスポーツ」は25年登場か? 新スイフトから見る「スイスポ」どうなる? ホットハッチは健在か

■「スイフトコンセプト」お披露目で期待高まる「スイフトスポーツ」を予想!

 スズキは2023年10月3日にジャパンモビリティショー2023の出展概要を発表しました。
 
 その中でもスズキの注目は「スイフト・コンセプト」でしょう。

【画像】「えっ…!」これが次期スイフト? 斬新な顔に! 画像を見る!(24枚)

 東京モーターショー改めジャパンモビリティショーに出展するメーカーの概要が徐々に明らかになっています。

 その中でもスズキは10月3日に出展概要を公開していますが、注目は「スイフト・コンセプト」でしょう。

 関係者は「あくまでも次世代のスイフトの提案で次期モデルではない」と語っていますが、次期モデルをベースにコンセプトカー風のお化粧を施したモデルで間違いないでしょう。

 現行モデルの登場からすでに7年が経過、いつ世代交代してもおかしくないタイミングでしたので、満を持してと言うわけです。

 その内容はキープコンセプトながらも、多面体をモチーフにしたスタイリングやスポーティで使い勝手が高いインテリアが特徴となっています。

 メカニズムは高効率エンジンの搭載や数多くの先進安全技術の採用は公表されるも、不透明な部分が多いのも事実です。

 しかし、スイフトはスズキの世界戦略車として「欧州でも通用する走り」を追い続けてきた歴史があるので、その辺りの心配は全くないと言っていいでしょう。

 その一方、多くのクルマ好きが気になっているのは、「次期スイフトスポーツはどうなってる?」ということでしょう。

 スズキの機密保持は日本の自動車メーカーの中ではトップクラスなので、ウワサすら聞こえてきませんが、次期モデルは間違いなく存在します。

 では、どのようなモデルになるのでしょうか。

 エクステリアはスイフトをベースによりスポーティな意匠を採用するのは間違いないですが、現行モデルよりも「大人スポーツ」、「先進性」を意識したディテールになると思われます。

 変更ポイントはフロント/リアだけでなくサイドも専用品になるはず。サイズアップはスイフト・コンセプトの写真を見る限りは現行モデルと“ほぼ同等”と考えていいでしょう。

 インテリアは現行モデルと同じように、専用のメーターやスポーツシート、カラーコーディネイトなどにより、スポーツ性が高められると思われます。

 メカニズムはどうでしょうか。世の中のスポーツモデルにも電動化の波が押し寄せていますが、次期スイフトスポーツもその流れは多いにあり得ます。

 そのヒントは現行スイフトスポーツにありました。実は欧州向けは日本向けと異なるパワートレインを搭載しています。

 日本向けは1.4リッターターボ(K14C:140ps/230Nm)ですが、欧州向けは1.4リッターターボ(K14D:129ps/235Nm)にISG(13.6ps/53Nm)+リチウムイオンバッテリーなど48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。

 筆者は次期スイフトスポーツではこのシステムを日本向けにも展開すると予想。

 電動化による重量増が気になる所ですが、現行スイフトのガソリン車とマイルドハイブリッドモデルの車両重量差は10kg。モーター出力が違うので一概には言えませんが、現行モデル+微増である事を願いたい所です。

 シャシ関係は専用のサスペンション、タイヤ、ハブ(114.3-5H)をはじめとする走りの要の部分はスイフトスポーツ専用になるのは間違いないでしょう。

 走りの方向性は大きく変わる事はないと思いますが、現行モデルは安定方向かつGT的なセットアップだったので、その辺りがどう進化・熟成しているのか、気になる所です。

■「スイフトコンセプト」の公開前日に現行モデルで動きがあった? 6速MTがラインナップ落ちの理由は?

 ちなみにスズキの出展概要の発表の前日にスイフトスポーツ(現行モデル)が一部変更されています。

 その内容は法規対応が主ですが、ひっそりと販売の約7割を占める6速MTモデルがラインアップ落ちしていました。

「モデル整理があると言う事は、そろそろ……」と勘ぐりたい所ですが、歴代スイフトスポーツを振り返ると、「スイフトの登場から約1年後に登場」と言うスケジュールが常でしたので、整理をするにはまだ早すぎと言えます。

 ちなみにスズキは一切アナウンスしていませんが、筆者の独自調査では「部品供給の問題で同時発表ができず6速MTは遅れて追加(=復活)」という話のようです。

 とは言え、次期スイフトスポーツに向けたカウントダウンが始まっているのは間違いないです。

 現行モデルは「速い、楽しい、安い」と身近なスポーツモデルの代表格でしたが、次期スイフトスポーツもそこだけはブラさないで欲しいと切に願っています。

 次期スイフトが2024年登場予定だと推測すると、次期スイフトスポーツは2025年辺りの登場予定でしょうか。

 1年+αの辛抱となりますが、非常に楽しみな1台です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
AUTOSPORT web
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
AUTOSPORT web
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
motorsport.com 日本版
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
くるまのニュース
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
VAGUE
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
レスポンス
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
ベストカーWeb
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
WEB CARTOP
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
AUTOCAR JAPAN
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
レスポンス
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
ベストカーWeb
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
くるまのニュース
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ベストカーWeb
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
WEB CARTOP
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
motorsport.com 日本版
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
motorsport.com 日本版
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
乗りものニュース
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
VAGUE

みんなのコメント

16件
  • G
    一昔前まではホットハッチなんてジャンルに複数のメーカーが投入していました。三菱コルトラリーアートなんて190~230万円台でした。その10年後の今、スズキの現行スイフトスポーツは220万円台。 はっきり言ってスズキの努力はすごいです。次期スイフトスポーツも極端な値上げは回避していただければと。次期モデルどころか現行モデルでも金が有れば欲しいです。
  • satoshi8113337
    32に乗って来年が9年の車検なので
    次期スイスポ買いますよ。
    最後の内燃機関、6速MTの
    楽しい車になりそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.5368.0万円

中古車を検索
スイフトスポーツの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.5368.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村