ドゥカティはEICMA2024において、新型『パニガーレV2』を発表した。この新モデルは、同社の中型スポーツバイクの歴史に新たな1ページを刻む画期的な製品という。
新型パニガーレV2の最大の特徴は、その驚異的な軽さだ。重量はわずか176kgで、これはパニガーレシリーズ史上最軽量となる。先代モデルと比較すると17kgもの軽量化を実現しており、ハンドリングの向上が期待できる。
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エンジンは最高出力120psを誇る2気筒ユニットを搭載。低回転域では充分なトルクを発生させつつ、高回転域ではスポーティなパフォーマンスを発揮する。この特性により、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで快適な走りを楽しめる。
新型パニガーレV2の開発にあたっては、従来のような大型スーパーバイクからの派生ではなく、完全に白紙の状態から設計が行われた。これにより、中型スポーツバイクに最適化された車体設計が可能となり、軽量化と高性能の両立を実現している。
車体の軽量化に加え、エレクトロニクス面でも最新技術が採用されている。カテゴリートップクラスの電子制御システムを搭載し、安全性と運動性能の向上に貢献している。
標準バージョンは2人乗り仕様で販売されるが、よりスポーティなSバージョンはシングルシート仕様となる。ただし、パッセンジャーシートとカバーキットはオプションで入手可能だ。
ドゥカティの新型パニガーレV2は、軽量化による扱いやすさの向上と、高性能エンジンによるスポーティな走りを両立させている。
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