現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > メルセデス・ベンツが2030年までウイリアムズへのF1パワーユニット供給を発表

ここから本文です

メルセデス・ベンツが2030年までウイリアムズへのF1パワーユニット供給を発表

掲載
メルセデス・ベンツが2030年までウイリアムズへのF1パワーユニット供給を発表

2024年1月8日(現地時間)、メルセデス・ベンツはウイリアムズF1レーシングチームへのパワーユニット供給契約を2030年まで延長したことを明らかにした。ウイリアムズF1レーシングはF1コンストラクターの中でも有力チームで、メルセデス・ベンツにとって重要な契約となる。2026年から始まる新レギュレーションのもと、フェラーリ、ホンダ、アウディ、アルピーヌ、レッドブル・フォードといったライバルとともに、パワーユニットユニットサプライヤーとして鎬を削ることになる。

メルセデスは2026年以降も、F1で強力な3チーム体制を構築
2026年シーズンからF1グランプリの新パワーユニット規則がスタートすることがすでに決まっている。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

その内容は、ハイブリッドのエレクトリックパワーが現在の約3倍の350kWまで引き上げられるとともに、100%持続可能な燃料が使用され、燃料使用可能量も削減されるなど、先進的かつ劇的な変化を伴うものになっている。

また、パワーユニットの開発費用にも規制が入るなど、チャレンジングなレギュレーションで、世界の名だたるメーカーがこれに共感し、メルセデス・ベンツをはじめフェラーリ、ホンダ、アウディ、アルピーヌ、レッドブル・フォードが参戦を表明している。

メルセデス・ベンツは1994年にエンジンサプライヤーとして、2010年にフルワークスチームとしてF1グランプリに復活して以来、トップコンテンダーとして活躍。とくに2014年に現行のパワーユニット規定が導入されて以来、コンストラクターズ チャンピオンシップで8連覇を達成して黄金時代を築いた。

ここ数年こそレッドブルとホンダのパワーユニットの前に後塵を拝しているが、2023年シーズンも自らのチームのほか、マクラーレン、アストンマーティン、ウイリアムズにパワーユニットを供給する一大勢力となっている。

新世代パワーユニットの開発はすでに着々
現在の1.6L V6ハイブリッドターボのパワーユニットのレギュレーションがF1に導入された2014年以来、両者のパートナーシップは今年11年目を迎えるが、F1のパワーユニット規則が大きく変更される2026年以降どうなるのか注目されていた。

今回の発表にあたり、メルセデス・ベンツ グループAGのマルクス・シェーファー最高技術責任者は「ウィリアムズF1レーシングとのパートナーシップを2030年まで延長できることは素晴らしいことです。現行のパワーユニット規定の導入以来、我々はウィリアムズF1レーシングとの強い関係を享受しており、それを次の時代にも継続することを楽しみにしています」と コメントしている。

ちなみに、メルセデス・ベンツはマクラーレンF1チームとはすでに2026年以降のパワーユニット供給契約を締結ずみ。アストンマーティンはホンダとパワーユニット契約を結んでいる。

メルセデス・ベンツの新しいパワーユニットの開発は、イギリス・ブリックスワースのメルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレーンですで2022年半ばから進められている。

[ アルバム : メルセデスAMG×ウィリアムズF1 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
”まもなく登場!?”の新型「ロードスター」! 2リッター”直4”+精悍エアロ採用! 待望の「RS C」はどんなクルマなのか
くるまのニュース
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
Luupが「電動シートボード」提供開始へ…座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車
レスポンス
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
2024年5月の自動車輸出、欧州向け36%減 米国向けは10%増 自工会発表
日刊自動車新聞
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
motorsport.com 日本版
新型BMW「M5」の全て!パワフルなルックスと700馬力を超えるパワーで2.4トン超の車重でもセンセーショナルな新型M5!
新型BMW「M5」の全て!パワフルなルックスと700馬力を超えるパワーで2.4トン超の車重でもセンセーショナルな新型M5!
AutoBild Japan
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開! 超カッコイイ「精悍“黒”顔」&「専用カスタム」! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーに出展
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開! 超カッコイイ「精悍“黒”顔」&「専用カスタム」! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーに出展
くるまのニュース
旭川空港でタクシーアプリ『GO』が利用可能に…北海道の空港で初の試み
旭川空港でタクシーアプリ『GO』が利用可能に…北海道の空港で初の試み
レスポンス
レクサス・NX「アウトドア×プレミアム」
レクサス・NX「アウトドア×プレミアム」
グーネット
「ライダーの所有欲をかき立てる」ハデ色が充実! 英国最大のバイクブランド発「カラフル&シック」な2025年モデルの魅力とは
「ライダーの所有欲をかき立てる」ハデ色が充実! 英国最大のバイクブランド発「カラフル&シック」な2025年モデルの魅力とは
VAGUE
京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
くるまのニュース
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
バイクのニュース
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
グーネット
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
カー・アンド・ドライバー
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
AUTOSPORT web
【バイクの仕組みQ&A】チューブ入りタイヤとチューブレスタイヤ、いったい何が違うのか?
【バイクの仕組みQ&A】チューブ入りタイヤとチューブレスタイヤ、いったい何が違うのか?
WEBヤングマシン
Honda、着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」発売
Honda、着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」発売
カー・アンド・ドライバー
カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目
カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村