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「オーナーの腕と共に進化を続ける等身大のZ33」走りを追及してスーパーチャージャー化!

掲載 更新 13
「オーナーの腕と共に進化を続ける等身大のZ33」走りを追及してスーパーチャージャー化!

NA仕様からスーパーチャージャー仕様にステップアップ!

SUGOでのタイムアップを目指して進化を続けるZ33

「400台限定のS207でここまでやるとは・・・」本格ターボチューンでパワー増強!

タイムアタック専用としてではなく、日常の通勤にも使うことを考えると過度なパワーは必要ない。もちろんサーキットでも、扱いきれないほどのパワーを求めるのではなく、ドライバーのスキルに合わせたチューニングはタイムアップのセオリーだ。

そんな定石をトレースし、ステップアップを重ねているのが“クルマドーカスタムファクトリー”の手がけたZ33だ。

しばらくは、排気系に手を入れたNAチューン仕様でスポーツランドSUGOを楽しんでいたというオーナーだったが、コースにもマシンにも慣れてきたことを機にパワーアップを決意。

そこでエンジン本体はノーマルのまま、HKSのGTスーパーチャージャーシステムをインストール。同時に、冷却系もHKSのオイルクーラーやトラストのラジエターを投入して容量アップすることで、夏場の渋滞からサーキットでの連続周回も可能な信頼性を手に入れている。

エンジンマネージメントは、クルマドー独自のメインECUチューンが担当。綿密な現車セッティングによって最高出力は350psに到達している。何より、GTスーパーチャージャー特有のフラットなパワー特性には、オーナーも大満足しているそうだ。

足回りはジールファンクション車高調ベースのオリジナルスペックでセットアップ。 ストッピングパワーの強化も抜かりはなく、前後ともD2のモノブロックキャリパーに356mmローターを組み合わせる。

ホイールはワークのエモーションCR極、タイヤにはディレッツァZIIスタースペックを265/35通しでセットしている。

街乗りにも活躍する車両のため、インテリアは鮮やかなレッドをベースにしてコーディネイト。追加メーターなども見やすい位置にレイアウトされ、ファッション性と機能性を高めている。

エクステリアはガレージマックのフロントバンパーにチャージスピードのサイドステップ、そしてサードのGTウイングで武装。

取材時はスーパーチャージャー搭載後の初走行という事もあり、タイムは1分43秒083に留まったが、オーナーの慣れとマシンのセットアップが進めば、大幅なタイムアップは間違いないだろう。

●取材協力:クルマドーカスタムファクトリー 岩手県奥州市水沢区佐倉河字前田13 TEL:0197-25-7895

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