現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > MT復活! スズキが新型「スイフトスポーツ」発売! 「何が変わった?」一時姿消すも継続販売へ 反響は?

ここから本文です

MT復活! スズキが新型「スイフトスポーツ」発売! 「何が変わった?」一時姿消すも継続販売へ 反響は?

掲載 更新 59
MT復活! スズキが新型「スイフトスポーツ」発売! 「何が変わった?」一時姿消すも継続販売へ 反響は?

■20年以上活躍する国産車では希少なホットハッチ

 スズキを代表する「スイフトスポーツ」の6MT車が法的対応に伴う一部仕様変更を実施して、11月27日から再販されることになりました。

【画像】超カッコいい! これがスズキ新型「スイフトスポーツ」です(51枚)

 次期スイフトの登場が迫っていることや、MT車がWebサイトで姿を消したこともあり、このまま消失するとの憶測もありましたが、復活を果たします。

 初代スイフトは2000年にデビュー。「ワゴンR+」のプラットフォームを流用するとともに、同社軽自動車SUVの「kei」のボディパーツを用いたコストパフォーマンスに特化した普通車規格のハッチバックとして誕生しました。

 その初代スイフトに専用エアロパーツにオーバーフェンダー、アルミ鍛造ピストンなどで高性能化を図り、ジュニア世界ラリー選手権のベース車両としても活躍を見せたのがスイフトスポーツです。

 2代目モデルは2004年に誕生して、世界戦略車ということもあって専用のデザインを開発しただけでなく、プラットフォームも新設計で採用したことによって、走行性能を飛躍的に向上させています。

 2代目スイフトが初代の軽自動車ベースからレベルアップを果たしたことで、専用の足周りやエンジンも1.6リッターまで拡大されて、ハイオク仕様の出力は125馬力と先代よりも10馬力引き上げられました。

 3代目スイフトスポーツは2011年にフルモデルチェンジをおこない、2代目モデルを熟成した形で登場。ホイールは17インチまで拡大され、よりスポーティな外観となり、MT車には6速まで与えられるようになりました。

 そして現行モデルである4代目のスイフトスポーツは、2016年にフルモデルチェンジ。

 エンジンは先代の1.6リッターから1.4リッターにダウンサイジングされますが、初のターボを搭載することになります。

 ターボ化した4代目スイフトスポーツは、馬力こそ4馬力のアップにとどまりますがトルクは230N・m (23.4kgf・m) で大幅にアップし、歴代最高値のスペックです。

 また、ボディサイズも全長3890mm×全幅1735mm×全高1500mmとなり、スイフト史上初の3ナンバー規格となりました。

 ボディサイズが拡大したにも関わらず、プラットフォームに高張力鋼板を徹底採用したことで、970kgの車両重量を実現しました。
 
 外装は前方に張り出した迫力あるフロントバンパーと空力性能を考慮したリアテールスポイラー、左右2本出しマフラーに組み合わされるリアデュフューザーは、ホットハッチの名にふさわしい外観となっています。

 インテリアも黒ベースのシックな内装に赤の加飾、専用のバケットシートにブースト計を備えるなど、走る喜びを感じさせるクルマに仕上がりました。

 見た目だけでなく走行性能も底上げされ、モンロー製のショックアブソーバー、ワイドトレッド化、ブレーキの大容量などスポーツの名に恥じない性能を手にしていています。

 今回のスイフトスポーツの変更は、バックカメラや検知システムなどの後退時車両直後確認装置の装着が義務付けられたことによるものがメインとなっています。

 その変更の際にカタログ落ちしていた6MTも1ヶ月ぶりに復活し、継続販売となりました。

 そんなスイフトスポーツに対して、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。関東圏のスズキ販売店担当者は、次のように話します。

「スイフトスポーツは、新型スイフトが登場するタイミングで、生産が終了してしまうのではないかと不安視していたお客様が多かった印象です。

 そのようなお客様からは『またスイフトスポーツに乗ることができて嬉しい』と言っていただけます。

 新型が登場しても、しばらくの間は販売を継続することとなる予定ですので、ご安心いただけます」

 また、関西圏のスズキ販売店担当者は、次のように話します。

「スイフトスポーツは、走りに定評がある一台として多くのお客様から好評をいただいております。

 いただいている反響としては『走りがすごく楽しい』『MTでよりクルマとドライバーの一体感が増す』などのお声をいただいています」

 このように、スイフトスポーツは走りに定評があることから、マニュアル車が再度復活したことを喜ぶユーザーが多いようです。

※ ※ ※

 スイフトスポーツの価格は、変更や原材料高騰の影響を受けて、従来の202万円から13万6400円上昇の216万4800円となっています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
乗りものニュース
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
レスポンス
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
AUTOSPORT web
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
AUTOSPORT web
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
motorsport.com 日本版
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
くるまのニュース
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
VAGUE
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
レスポンス
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
軽自動車の6MT!! 2020年登場ホンダ[N-ONE RS]の中古ってどうなん
ベストカーWeb
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
車両火災対策で「消火器」を積むなら「種類」に注意! 場合によっては人体に有害なものも存在する!!
WEB CARTOP
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
エンツォフェラーリへ通じる「DNA」 マセラティMC20 長期テスト(2) 車重を測ったら1710kg
AUTOCAR JAPAN
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
レスポンス
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
ベストカーWeb
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
くるまのニュース
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ベストカーWeb
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
WEB CARTOP
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
motorsport.com 日本版
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

59件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.5368.0万円

中古車を検索
スイフトスポーツの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.5368.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村