3月13日に行われた2020年WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコの競技2日目。この日にマシンが全焼するアクシデントがあったMスポーツ・フォードの代表は「高熱のオイルが漏れ、エキゾーストにかかったことが出火の原因だろう」との見方を示した。
マシン全焼のアクシデントに見舞われたのは、2020年からチームに加わったエサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)。ラッピのフィエスタはSS7フィニッシュ直後に後部から火の手が上がった。
フィニッシュ地点にはオフィシャルなども待機していたため、クルーとともに素早い消火活動が行われたが火の手は衰えず。これを見たラッピはひとりマシンに飛び乗ると、火が出ているマシンを人のいない安全なエリアまで走らせ安全を確保した。
ある程度の距離を走ったあと、ラッピはマシンを停めて即座に脱出。その後、マシンは炎に包まれ、消防による消火活動もむなしくマシンは全焼してしまった。
Mスポーツはフォードからの資金的、技術的サポートを受けているものの、実態はプライベートチームであり、チームは発表したリリースで「マシンを1台失ったことは大きな痛手」としたものの「クルーを含む全員が負傷しなからことが重要」としている。
またチームプリンシパルのリチャード・ミルナーは「出火の原因について確実なことは言えないが、高熱のオイルがエキゾーストにかかってしまったことが出火の原因だろう」と述べている。
「マシンから火が出たとき、周囲にいた全員が懸命に消火活動をしていたが、ああいったレーシングカーで火の手が上がると、消し止めるのは至難の業だ。だから、エサペッカと(コドライバーの)ヤンネがマシンを安全な場所へ移動させると決めたのは正しい決断だった」
「我々、Mスポーツにとって、マシンを丸々1台失うのは大きな打撃であり、これは隠しようのない事実だ。新型コロナウイルスなどの状況を踏まえると、次のシリーズ戦がいつになるのかも分からない状況だしね」
「しかし、なによりも重要なのはとにかく全員が安全かつ、怪我なく乗り越えたということだ」
マシンを失ったため、ラッピはラリー・メキシコ全体のリタイアを余儀なくされた。そのためMスポーツ・フォードはテーム・スニネン、ガス・グリーンスミスの2名体制で残る2日間を戦うことになる。
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