この記事をまとめると
■BMW X1/iX1が発表された
シートヒーター付きのクルマを買ったのに使うのは有料ってどういうこと? BMWなどが始めたクルマ装備のサブスクリプション化はありなのか
■新たに追加されたiX1は、BEVをより多くの人に乗ってもらうために設定された
■イメージパートナーによるトークイベントでは新型iX1に試乗した感想も語られた
BEVも設定されたBMWのコンパクトSUV
BMWのSUVとしてラインアップされるXシリーズのなかでもっともコンパクトなX1は、取りまわしの良さとBMWならではの軽やかな走りを両立したことで人気を集めている。
そんなBMW X1の新型とそのBEV版であるiX1が、東京ミッドタウン内にある地下1階のアトリウムでお披露目された。
発表会の冒頭に、BMWブランド・マネジメント・ディビジョン本部長の遠藤克之輔氏が登壇し、「2022年の日本市場におけるBMWの販売台数3万台に対して、現在8車種をラインアップしているXシリーズは約1万台を販売しており、BMW全体の販売台数の3分の1を占めるほどお客様からの人気を集めています」という発言があった。人気の理由として「単なるSUVではなく、駆けぬける歓びを実現したSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル/BMWが自社SUVに対して使用している呼称)であることがこの人気を支えている」とも語っていた。
そして、今回登場する新型X1/iX1の特徴について、「我々BMWは、2013年のi3導入以来、日本のBEV市場を開拓し続けており、ラインアップも拡充してきましたが、比較的価格が高いモデルにしか用意してきませんでした。そんななかでiX1は、(お買い求めやすい価格を実現し)電気自動車をより多くのお客様に体感していただきたいという願いを込めました。若い人たちや子育て世代にもぴったりなクルマだと考えています」とまとめた。
続いてプロダクト・マネージャーのケビンプリュポ氏が登壇。BMW初となる電気自動車専用リースプラン「BMW iライフパッケージ」を紹介した。このプランは、月額のリース金額に充電費用も含まれている。現在の対象はBMW iX1のみとなるが、対象車種を順次拡大する予定とのことなので、今後の展開にも期待したい。
さて、今回の新型モデルにおける最大の特徴といえば、それはBEVである「iX1」が新たに追加されたことに尽きる。
パワートレインは前後にモーターを搭載した4WDで、システム最高出力272馬力、システム最大トルク494Nm。一充電での航続距離は465kmと、車重2030kgをものともしない性能とセグメント最大級の航続距離を実現している。
一方のX1のパワートレインは、2リッター直4ツインターボエンジンを搭載し、最高出力204馬力、最大トルク300Nmを発揮する。
新型X1/iX1は、正方形に近いキドニーグリルと、BMWのデザインアイコンのひとつでもある片側2眼のツイン・サーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトにより、特徴的なフロントマスクとなった。
さらに、サイドにはドアハンドルとドアパネルを一体化したフラッシュ・ハンドルを採用しているのが目を引く。これは、空力を考慮してのデザインであるとともに、シンプルですっきりとしたサイドビューを形成するのにも大きく寄与している。そのほか、リヤには水平方向のキャラクターラインと立体的なLEDリヤコンビネーションライトを与え、安定感のあるスタイルでSUVの力強さを表現している。
新型X1/iX1のインテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化。運転席に向かってなだらかなカーブを描くBMWカーブドディスプレイを採用することで視認性も高められた。
シフトレバーと物理スイッチ類を中央にあるセンターアームレスト付近に集約したことで、インパネまわりはスッキリとした印象となる。さらに、センターコンソールには、おくだけ充電のQi対応機器を搭載して利便性を高めた。
40:20:40の分割可倒シートを採用したリヤシートは大人3人がゆったり座れる空間を実現。ラゲッジスペースは、ガソリンモデルのX1 xDrive20iの場合、リヤシートを使用した状態でも540L、シートを倒せば最大1600Lの積載容量を確保する。
新型X1/iX1では、雰囲気の異なるふたつのデザインラインを用意しているのも特徴だ。モダンでエレガントな印象の「xLine」とスポーティさを強調した「Mスポーツ」がラインアップされ、オーナーのライフスタイルに寄り添ったスタイリングを選ぶことが可能だ。
BMWらしい走行性能を実現するために、Mスポーツ及びiX1 xDrive30 xLineには、アダプティブMサスペンションを標準装備。これにより車高は20mm下がり、快適性と操舵性も大幅に向上している。
BEVならではの走りや使い勝手の良さに感動!
今回の発表会では、「#Discover your JOY」というキーワードを軸に、イメージパートナーであるモデルの滝沢眞規子さん、俳優の井浦 新さん、モデルの島袋聖奈さんと石倉ノアさん夫婦が登壇して、トークセッションが行われた。
クルマ選びにおいて重視するところを聞かれると、18歳で免許を取得するほどのクルマ好きだという滝沢眞規子さんは、「やはりデザインですかね。モデルも見た目に気を使う職業なので、ときめくようなデザインが好みですね」と答えた。また、新型iX1に試乗した感想として、「電気自動車特有の加速と軽やかさで取りまわしもしやすく、運転が楽しかったです。あとは、カーブドディスプレイの視認性と操作性も良かったです」と語っていた。
ドライブが好きだという井浦 新さんは「舗装路・未舗装路の走破性と積載性のふたつを重視します」と発言。そして、新型iX1に試乗した際の感想として「デザインとして『X』を部分的に用いているところを探すのが楽しかったです。フロントグリルがXを象っていたり、ボディサイドのキャラクターラインにもXが描かれていたり、非常にデザイン性が高いと感じました。初めて電気自動車に乗りましたけど、普段通りに運転ができたうえに、ドライブモードで走りが変わるのも印象的でした」と魅力を語ってくれた。
お子さまのいる島袋聖南さんと石倉ノアさん夫妻は、奥さまの島袋さんの重視するポイントとして、チャイルドシート装着時の後席の乗り降りのしやすさと静粛性を挙げていた。「子どもは少しでも衝撃が加わると泣いてしまうので、気にするところです」とママらしい発言もあった。
一方、旦那さまの石倉さんは「電気自動車の走行音の静かさに驚かされました。さらに、トランク容量も大きくて家族で出かけるときも助かります。また、スマホアプリで乗る直前にエアコンの操作ができるのにも先進性を感じました」とこちらもパパらしい発言。
BMW X1/iX1の価格は、X1 xDrive20i xLineとMスポーツが556万円、iX1 xDrive30 xLineとMスポーツが668万円。
今回発表された新型BMW X1は、走りを楽しみたいコンパクトSUVを探している人におすすめなクルマに仕上がっている。さらに、ガソリン車と同等の走行性能とBEVならではの高い環境性能を両立したiX1の追加により、新たな選択肢も加わった。もしかしたら2023年度のBMW新車販売に占めるXシリーズの割合はさらに増加しているかもしれない。
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そちらでも全長4.6mちょいで、日本にはジャストサイズ。