■絶版人気SUVが海外なら新車で手に入る!
フルモデルチェンジを行なうということは、従来型は生産を終えることになります。ただ、まれに新型と従来型が併売されることもありますが、わずかな期間です。
農業もお洒落に! スズキ「ジムニー」のトラック「ジムトラ」誕生の理由
また、フルモデルチェンジを行なうことなく、一代限りで販売が終了してしまうクルマもあり、この場合の多くは販売不振が理由です。
いつかは消えてしまう運命にあるのは仕方ないことですが、なかには別の国で継続して販売されるケースもあります。
そこで、日本国内で販売が終了した後も、海外で生き残ったクルマ5車種をピックアップして紹介します。
●スズキ「ジムニー」
2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジをおこない、大いに話題となった「ジムニー」は、いまや軽自動車唯一の本格的な4WDクロスカントリー車として不動の地位を築きました。
この「ジムニー」の先代モデルが、まだブラジルで生産・販売され、しかもカスタマイズカーのような外観となっています。
元々ブラジルには日本から「ジムニー」を輸出していました。2008年にブラジルならではのアルコール燃料に対応したモデルを販売するなどスズキの力の入れようも大きく、2012年ごろには現地生産を開始(委託)します。
現行のブラジル版「ジムニー」は4種類のグレードに別れ、最上級の「ジムニー デザート」は、「ジムニーシエラ」とは異なったデザインのオーバーフェンダーや、独特な形状のバンパーを装着。
さらに、車高も高められ、フロントガラス横に「シュノーケル(エンジン用の空気取り入れ口)」が取り付けられるなど、より一層悪路走破性を高めています。
エンジンは全車1.3リッターのガソリンエンジンで、ブラジルでの価格は日本円で約210万円から255万円です。
■懐かしの絶版車も! 海外で生き残った日本車たち
●日産「バッキー」
日産「サニートラック」は『サニトラ』の愛称で親しまれているピックアップトラックです。
1971年に「B110型 サニー」をベースとした2代目「サニートラック」が発売。ここから1994年の販売終了まで、一度もフルモデルチェンジすることはありませんでした。
しかし「サニートラック」歴史はまだ終わりませんでした。南アフリカで「BAKKIE(バッキー)」という車名で継続して製造・販売されていたのです。
「バッキー」は名機と名高いA型エンジンも継続して搭載され、「サニートラック」と大きく異なるのはキャビンがハイルーフとなっていたことくらいです。
また、トランスミッションは国内で採用されなかった5MTで、これを流用して搭載したいという『サニトラ』愛好家が多かったといいます。
最終的に「バッキー」は2008年まで販売され、後継の「NP200」にバトンタッチされました。
「サニートラック」はじつに37年間もフルモデルチェンジされなかったことになります。
●マルチスズキ「オムニ」
スズキの軽ワンボックスバンといえば「エブリイ」ですが、初代の誕生が1982年ですから、37年もの歴史あるクルマとなっています。
現在、国内で販売している「エブリイ」は5代目ですが、インドでは初代「エブリイ」がまだ生産されており、スズキの子会社マルチスズキが販売している「OMNI(オムニ)」という名のワンボックスカーです。
外観ではフロントフェイスが「エブリイ」から変更され、バンパーも大型化されています。それ以外のボディはほぼ初代「エブリイ」のまま変わっていません。
「オムニ」は800ccの3気筒ガソリンエンジンを搭載し、5人乗りと8人乗りをラインナップしています。ユニークなのは8人乗りで、リアシート二組がまるでリムジンのように対面に設置されています。
インドでの「オムニ」の価格は日本円で約46万円からと、かなりリーズナブルです。
※ ※ ※
現地のインターネットサイトを見てみると、今回紹介した3台のほかにも、日本では販売が終了したのに海外で生き残っているモデルが数多くあることに気づきます。
トヨタ「FJクルーザー」は南アフリカや中東では販売されていますし、初代トヨタ「パッソセッテ」もマレーシアで「アルザ」という名前で売られています。このアルザは、トヨタとダイハツとの合弁会社「プロドゥア」が生産し、販売しています。
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