徐々に縮まりつつある価格差、国産車と輸入車が同じ価格帯で選べる日はやってくるか？

　価格ではどうしても国産車より高くなっていた輸入車だが、最近は国産車の価格も上がっていることや輸入車の価格が一部下がっているケースがあり、同条件で競合するケースが出てきた。輸入車を調べてみると『レンジローバーイヴォーク』も2Lガソリンで470万円からラインアップしている。もちろんこれはベースグレードだが、これに実用性の高いオプションをパックにした「セレクトパック」（約60万円）を装備しても約530万円で購入できる。ただしこのようなモデルはまだ少なく、日本で販売されている輸入車は、同じ輸入車として扱われている北米市場とかなり価格差がある。もちろん北米市場は日本と販売台数も異なり、仕様もスタンダードグレードのように素に近いモデルが多い。

　ただ、ごく一部とはいえ国産車と同じ価格帯で購入できる輸入車が出てきたことは注目に値する。輸入車と国産車が同じ価格帯で選べる時代の到来が待ち遠しい。

ランドローバー『レンジローバーイヴォーク』470万円～

メルセデス・ベンツ『GLA』422万円～

文／石川真禧照

Comments

　30年くらい前だとクラウンの最上級グレードよりBMW318の方が少し高かったけど、今はBMW523iの方がクラウンの最上級より安いね、国産の値上がり幅の方が大きいと思う

イヴォークは、ダイナミックに欲しいオプションつけたら800は超えるよ。