現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 一発屋王国! コンセプトは面白いのに続かなかった1代限りのホンダ車10選

ここから本文です

一発屋王国! コンセプトは面白いのに続かなかった1代限りのホンダ車10選

掲載 更新
一発屋王国! コンセプトは面白いのに続かなかった1代限りのホンダ車10選

 今なおファンに愛されるモデルも多数!

 ホンダというのは不思議な傾向があって、ダメでもなんとか続けてみようという気が薄いメーカーのように思われる。クルマもそうだし、技術でもそう。もちろんVTECみたいにアイディアもので、一気に基幹技術になる場合もある一方、継承されない例も多い。一発屋的(失礼!)メーカーだったりする。

巨大メーカーでも計算違い? 姿を消した一発屋のトヨタ車7選

 今回は、そんなホンダで1代で消えたクルマを見てみよう。どれも個性的でいいクルマばかりと改めてシミジミ。続けて欲しかった。

 1)ホンダ・ビート

 これはバブルという時代によって生まれたと言っていいだけに、1代で消えても仕方なしか。それはライバルのマツダAZ-1やスズキ・カプチーノでも同じ。実質後継車のホンダS660が出ただけでもよしとすべき。

 2)ホンダS2000

 Sシリーズ以来のFR。そしてオープンでも高剛性を確保するための凝ったハイXボーンフレーム構造や軽量のためのアルミパネル採用など、ホンダイズムを最大限に注入したものの、1代限りで消滅。2200ccになるなど、最後のほうは迷走した感も。

 3)ホンダCR-Z

 モーターショーでのコンセプトカーなど、ホンダCR-Xの再来と言われて満を持して登場。ハイブリッド初の6速MTとの組み合わせなど、ホンダらしい部分あったが、環境とスポーツの両立というコンセプト、グリーンマシーンというのはわかりにくかったか? 当初は売れたものの、尻すぼみで消えてしまった。

 登場が早すぎた!? 今登場していればイケそうなクルマも

 4)ホンダ・ザッツ

 個性派軽として未来的なデザインは話題になったが、これぞ一発屋的に1代でなくなってしまった。個性的すぎて、2代目を作るのが難しかったというのもあるか。

 5)ホンダ・エレメント

 アメリカで人気だったのを、日本で逆輸入的に販売。わかりやすいクリーンなデザインと観音開きのドアが話題になったが、サーフボードを積めるように作られているだけに、日本市場ではかなり大きかったのはハンデだった。クロスオーバーSUVの神髄的なクルマだが、早すぎた感もある。ちなみに日本で売られていたのはたった2年。

 6)ホンダHR-V

 1998年登場と、これまた早すぎたSUVだが、もともとは東京モーターショーで話題になったJ-WJがルーツ。それだけにデザインコンシャスなSUVとして異彩を放ったが、3ドアに加えて、5ドアが登場した時点でコンセプトがぶれた感じ。とはいえ、SUVで3ドアだけというのは実用性に欠けるだけに、難しいところだ。ちなみに海外では車名は使われているが、まったくクルマとしては別物。

 衝撃の開き方をするオープンモデルも登場

 7)ホンダ・エディックス

 フィアットのムルティプラ同様の横3人並びの2列シートを採用するという、ユニークなパッケージングが特徴。しかもすべてのシートが独立で、いろいろと配置をアレンジできたのもエディックスのウリだった。とはいえ、シートサイズに無理があったり、3人横並びに意義があまり見いだせず、なくなってしまった。

 8)ホンダ・ロゴ

 1996年に登場した、フツーのコンパクトカー。尖ったところはなかったが、できよかったものの、当時、CARトップ編集部ではホンダが出すクルマじゃないな、なんていう声が聞かれたほど。今のようにコンパクトカー市場が成熟していなかったのはつらかった。

 9)ホンダ・キャパ

 こちらは、ホンダ・ロゴベースのトールワゴン。今でいうところの、スズキのソリオ的なコンセプトだった。ちなみにJムーバーという、シリーズの第1弾だったが、クリエイティブムーバー同様、コンセプト的には甘い感じ。それゆえ、1代限りグルマを大量に排出した感も正直ある。

 10)ホンダ・CR-Xデルソル

 CR-Xと付いていることからもわかるように、本来3代目のCR-Xとなるが、実質は単独のモデルと言っていい内容だった。それまでのライトウエイトFFスポーツから、なんともソフトな感じに変身したのはみんな腰を抜かしたし、ロボットみたいに動くメタルトップ、トランストップは驚愕の技術だったが、それだけといえばそれだけ。けっこう壊れたし。出してみては飽きちゃうという、ホンダらしさを一番表わしたクルマかもしれない。

こんな記事も読まれています

ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
くるまのニュース
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
レスポンス
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
AUTOCAR JAPAN
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
ベストカーWeb
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
Auto Messe Web
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
日刊自動車新聞
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
レスポンス
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクブロス
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
motorsport.com 日本版
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
バイクのニュース
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
くるまのニュース
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
レスポンス
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
レスポンス
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2024」にブースを出展! サステナブル素材を使用したタイヤなどを展示
くるまのニュース
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
レスポンス
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
スズキのコンパクトSUV「エスクード」国内販売が終了 新たな「グローバルSUV」投入に期待!
くるまのニュース
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
スタイリッシュなスタイルと折りたたみ機構を採用 電動アシスト自転車「Refna WINDY」発売
バイクのニュース
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0119.0万円

中古車を検索
エディックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0119.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村