現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > プジョーのBセグメントハッチバック「208」がフルモデルチェンジ。フルEVモデル「e-208」もラインアップ

ここから本文です

プジョーのBセグメントハッチバック「208」がフルモデルチェンジ。フルEVモデル「e-208」もラインアップ

掲載 更新 1
プジョーのBセグメントハッチバック「208」がフルモデルチェンジ。フルEVモデル「e-208」もラインアップ

プジョーの新型「208」が日本市場での販売をスタート。EVモデルの「e-208」も設定。車両価格はガソリンモデルの208が239万9000円~293万円、e-208が389万9000円~423万円

 グループPSAジャパンは7月2日、プジョー・ブランドのBセグメントハッチバック「208」のフルモデルチェンジを行い、合わせてEVモデルの「e-208」を新設定して、販売を開始した。

シトロエンのCセグメントハッチバック「C4」が全面改良。フルEVモデルもラインアップ

車種展開は以下の通り
■208
208 Style(スタイル):239万9000円
208 Allure(アリュール):259万9000円
208 GT Line(GTライン):293万円


■e-208
e-208 Allure(アリュール):389万9000円
e-208 GT Line(GTライン):423万円


 プジョーは世界市場におけるブランドのさらなる明確化を目指し、“#UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない)”というビジョンを掲げ、新たな車種戦略を精力的に展開している。その具現化のひとつとして登場したのが、若々しく明るい未来を想起させ、プジョー・ブランドの価値である“高い期待への解答”“スタイル”“エモーション”を新しい形で表現した新型「208」だ。
 2019年3月開催のジュネーブ・ショーでデビューした第2世代となる新型208は、基本骨格に新世代のCMP(EMP1)プラットフォーム、そしてe-208にはEV向けに新設計したe-CMPプラットフォームを採用する。ホイールベースは従来と同寸の2540mmに設定した。
 エクステリアは未来的でエモーショナル、かつ美しいプロポーションとディテールによって新たなハッチバックスタイルを表現したことが特徴だ。フロント部はライオンの牙を思わせるLEDデイライトやダイナミックなアレンジを施した大型グリル、三本爪をモチーフとしたフルLEDのヘッドライト(GTライン)などによってアグレッシブで個性的な顔つきを創出。サイドビューはより長く彫刻的な造形のボンネットにセットバックしたフロントウインドスクリーン、極端に寝かせたCピラー、タイヤを大きく見せるフェンダーラインおよび新造形のアロイホイールなどによってスポーティかつ安定感のあるスタンスを実現する。そしてリアセクションは、ゲート幅いっぱいのブラックバンドに三本爪をモチーフとしたテールライト、グロスブラック仕上げのディフューザーなどを組み込み、表情豊かで力強いルックスを構築した。また、e-208にはボディカラーに合わせて塗装したラジエターグリルやダイクロイックライオン(ライオンマークの色調が見る角度によって変化)、リアハッチのe-208バッジ、Cピラー部のeマークなどを専用装備する。ボディサイズは全長4095×全幅1745×全高1445~1465mmと、従来モデルよりロング&ワイド&ローで構成した。


 コクピットについては、視覚ゾーン/操作ゾーン/ボディゾーンに役割を分けたうえで、新バージョンの3次元表示となった3D i-Cockpitを採用したことが訴求点となる。まず視覚ゾーンではすべての情報を見やすく、ドライバーの視界のなかに注意深く配置。ステアリングホイール奥の3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、ホログラムによる情報投影が行われて3次元表示がなされる。また、センターコンソール上部には7インチのスクリーンを配し、空調やオーディオ、ナビゲーションシステムなどを設定できるようにした。一方、ステアリングホイールの横から下の操作ゾーンでは、物理的なスイッチを最新の人間工学に基づいてレイアウト。すべての素材は手触りよく、また各パッドおよびパーツのクリアランスは従来以上に詰められる。シフトレバーはドライブ・バイ・ワイア式だ。そして、ボディゾーンは乗員を優しく包み込むようなデザインで構成。前席はGT Lineにホールド性の高いアルカンタラ&テップレザー表地のダイナミックシートを、Allureに長時間ドライブでも疲れにくいファブリック&テップレザー表地のコンフォートシートを、Styleにファブリック表地のコンフォートシートを装備した。

 パワートレインに関しては、208に進化版の“PureTech”1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(最高出力100ps/5500rpm、最大トルク205N・m/1750rpm)+EAT8(電子制御8速AT)を採用する。

 一方、e-208には最高出力100kW(136ps)/5500rpm、最大トルク260N・m/300~3674rpmを発生する電気モーターをフロントに、50kWhの容量を確保したリチウムイオン電池を車体中央付近のフロア下に搭載する。航続距離はWLTPサイクルで340kmを実現した。また、ドライブモードとしてECO/NORMAL/SPORTの3モードを設定。ECO(60kW/180N・m)は航続距離の最大化を、NORMAL(80kW/220N・m)は日常的な用途に合わせてチューニングしつつ最上の快適さを、SPORT(100kW/260N・m)はパワーとトルクを最大化して力強い加速を成し遂げる。さらに、エネルギー回生を司るブレーキ強度はDとBの2つのモードが選択可。Dはアクセルを戻した時の内燃機関のエンジンブレーキの挙動をシミュレーションして馴染みのある自然な減速感を、Bではエネルギー回生を強化し、アクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロールするようセッティングした。なお、充電に関してはコンセントタイプの3kW普通充電器で利用できる専用の充電ケーブルを付属し、これを使用すれば所要約4時間で50km走行分の充電、約18時間で満充電が可能。また、ウォールボックスタイプの6kW普通充電器を使用すれば約2時間で50km走行分の充電、約9時間で満充電できる。さらに、50kWのCHAdeMO(チャデモ)急速充電では、約50分で80%までの充電が可能だ。そして、スマートフォンから充電操作ができる「リモートチャージング」、遠隔で室内のエアコンディショニングを作動させることができる「プリコンディショニング」といった先進の機構も鋭意組み込んでいる。

こんな記事も読まれています

「なんで“鳴らした”!?」 後続車の「クラクション」に“イラ”っと! 一度は感じる「ブレーキ問題」! 見直すべき“ブレーキ技術”とは
「なんで“鳴らした”!?」 後続車の「クラクション」に“イラ”っと! 一度は感じる「ブレーキ問題」! 見直すべき“ブレーキ技術”とは
くるまのニュース
BMW「G 310 GS」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「G 310 GS」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
軽だけど広い! フラットスペースが魅力のスズキ エブリイがベースの軽キャンパー
軽だけど広い! フラットスペースが魅力のスズキ エブリイがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
えぇ!? 攻めたワゴンの高級車!? 懐かしきホンダ[アヴァンシア]
えぇ!? 攻めたワゴンの高級車!? 懐かしきホンダ[アヴァンシア]
ベストカーWeb
豊田章男会長、トヨタの大逆転王座に歓喜。戦友ヒョンデへ「来年もいい勝負しましょう!」/ラリージャパン後コメント全文
豊田章男会長、トヨタの大逆転王座に歓喜。戦友ヒョンデへ「来年もいい勝負しましょう!」/ラリージャパン後コメント全文
AUTOSPORT web
ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表
ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表
AUTOSPORT web
ベストカー三人衆に内乱勃発!? 国沢さん、なぜ[ランクル300]じゃなく250にしたんですか!!
ベストカー三人衆に内乱勃発!? 国沢さん、なぜ[ランクル300]じゃなく250にしたんですか!!
ベストカーWeb
くるまりこちゃん OnLine 「バックブザーの音」第124回
くるまりこちゃん OnLine 「バックブザーの音」第124回
ベストカーWeb
「君はその一瞬一瞬すべてにふさわしい」レッドブル代表がフェルスタッペンの戴冠を称賛。懸命に作業に取り組んだクルーにも感謝
「君はその一瞬一瞬すべてにふさわしい」レッドブル代表がフェルスタッペンの戴冠を称賛。懸命に作業に取り組んだクルーにも感謝
AUTOSPORT web
[ダイハツ]に期待しかないよ!? 今後作ったらアツい[クルマ]を語ってみた
[ダイハツ]に期待しかないよ!? 今後作ったらアツい[クルマ]を語ってみた
ベストカーWeb
フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
AUTOSPORT web
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
AUTOSPORT web
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
AUTOSPORT web
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb

みんなのコメント

1件
  • EVが400万円。
    Bセグの車に、400万円の財布を持って買いに行くか?
    現実問題として、アクア2台のほうが我が家には助かる。充電器も要らないし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

318.0356.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.2349.0万円

中古車を検索
208の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

318.0356.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.2349.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村