■F・モルビデリがポイントランキングトップをキープ
2020年MotoGP第12戦テルエルGP MotoGPクラスの決勝が10月25日モーターランド・アラゴンで行われました。
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ドライコンディションの中行われたテルエルGPの予選では、初日のフリー走行でトップタイムをマークした中上貴晶 選手(LCR Honda IDEMITSU)が最高峰クラスで初のポールポジションを獲得。日本人ライダーとしては16年ぶりの快挙を達成しました。
また、2番手にはF・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)、3番手には前戦の勝者A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)が続きました。
絶好のスタートを切り、オープニングラップでトップに立ったF・モルビデリ選手は、ハイペースを維持しながら後続を突き放しにかかります。
その後もF・モルビデリ選手は順調に周回を重ね2番手を走行するA・リンス選手を寄せ付けない安定した走りを披露。最終的には2位のA・リンス選手に2.205秒の差をつけ、今季2度目の優勝を勝ち取りました。また、3位にはリンス選手のチームメイトで現在ポイントランキングトップのJ・ミル選手が入賞しています。
MotoGP第12戦テルエルGPを終え、表彰台を獲得した3選手は次にようにコメントしています。
■F・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)
「この優勝にとても満足しており、ミサノのときとはちょっと違った感覚があります。チームクルーのハードワークのおかげで実現した勝利で、全員がこのために協力し合い、素晴らしい仕事をやり遂げてくれました。レースの間ずっとマシンは完璧でした。
私自身もフィーリングが良く、あとはマシンをゴールラインまで持って行くことに集中するだけで良かったのです。この勝利は彼らのもの、私のチームクルーのものです。彼らのサポートがなければ不可能なことなので、ただただ感謝するばかりです。ランキングトップとの差はわずか25ポイントに縮まりました。残る3戦は”スーパー・アグレッシブ”で挑みます」。
■A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)
「もちろん、今日も優勝を狙っていましたが、表彰台を獲得できたので最高の気分です。今日のフランコとのバトルは本当に難しかったです。タイヤチョイスには満足していましたが、レースの途中で少しペースが落ちてしまいました。
また、3位でゴールしたジョーン(J・ミル選手)の姿を見ることができて本当にうれしかったです。ジョーンはとても安定していて、僕もレースを重ねるごとに調子が良くなってきているので、次のレースで何が起こるか見守っていきたいです。とにかく、モーターランドでまた表彰台に上がれたことをとてもうれしく思っています」。
■J・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
「今日はフィーリングが良かったのですが、終盤になってその差を埋めることができず、アレックスやフランコと同じスピードを持っていたのに、差を縮めることができませんでした。
アレックスやフランコと同じスピードで走っていたのに、その差を縮めることができなかったのは残念でした。ランキングトップをキープするためには表彰台が必要だと思っていたので、それが達成できたことには満足しています。残りの3戦ではベストを尽くしたいと思います」。
※ ※ ※
なお、今回のレースを終え、J・ミル選手が137ポイントでランキングトップをキープ。2位はF・クラルタラロ選手(123ポイント)、3位M・ビニャーレス選手(118ポイント)、4位F・モルビデリ選手(112ポイント)、5位A・ドヴィツィオーゾ選手(109ポイント)、6位A・リンス選手(105ポイント)と混戦が続いています。
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