現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レーサー直系のストリートマシン ドゥカティ「パニガーレV4」シリーズが2022年型でアップデート

ここから本文です

レーサー直系のストリートマシン ドゥカティ「パニガーレV4」シリーズが2022年型でアップデート

掲載 1
レーサー直系のストリートマシン ドゥカティ「パニガーレV4」シリーズが2022年型でアップデート

■登場以来もっとも大幅な改良、レーサー同様に進化を続ける

 ドゥカティのスポーツバイクにおいてトップモデルに位置する「Panigale V4(パニガーレV4)」シリーズの2022年型が、誕生以来もっとも大幅な改良が施されて登場しました。

ドゥカティ「パニガーレV4」が「スーパーレッジェーラ」に進化! 車重わずか152.2kgの化け物が登場

 2022年型では2機種がラインナップします。2022年4月以降発売予定の「パニガーレV4 S」は価格が358万円、カスタマイズ可能で受注生産となる標準仕様の「パニガーレV4」は2022年9月以降発売予定で価格は290万円となっています(いずれも消費税10%込み)。

 2018年の新登場から世界中のモータースポーツファンに圧倒的存在感を示した「パニガーレV4」シリーズは、ドゥカティが参戦するMotoGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)のマシンと同様に絶えず進化しており、レースシーンでのノウハウとテクノロジーが量産車へと継続的にフィードバックされています。

 そして2022年バージョンでは、エアロダイナミクス、エルゴノミクス、エンジン、シャシ、エレクトロニクスなどすべての分野に改善が施され、サーキットではより速く、ストリートではより疲れにくく、いずれにおいてもライディングをより楽しめるよう進化しているといいます。

 エアロダイナミクスでは、よりコンパクトで薄いダブルプロファイルデザインのウイングと組み合わせることで効率の向上を達成、このアップデートにより、300km/hで従来と同じ最大37kgのダウンフォースを得ることに成功しています。さらにフェアリングの下部には、冷却効率を改善するために再設計されたエア排出ソケットを設置することにより、とくにサーキット走行におけるパフォーマンスが向上しています。

 エルゴノミクスの面では、サーキットセッション中のバイクのコントロール性を改善、タイムアタックとロングラップの両方で、ライダーがマシンのパフォーマンスを最大限に活用できるものとしています。

 搭載されるMotoGP由来の排気量1103ccのデスモセディチストラダーレ(90度V型4気筒)エンジンは、潤滑回路の変更や新しいオイルポンプを採用するなどエンジンパフォーマンスが向上され、215.5ps/13000rpmの最高出力と123.6Nm/9500rpmの最大トルクを発生すると同時に、スロットル・レスポンスも向上しています。また、新しいギアボックスの採用により、より「レース指向」の走りを実現しています。

 ほかにも、新しいロジックで設定されたパワーモード(フル、ハイ、ミディアム、ロー)、アクラポビッチとの共同開発によるフルチタニウム製の新しいエグゾーストシステム、オーリンズ製電子制御式サスペンション(パニガーレV4 S)、アルミニウム製片持ち式スイングアームのピボット位置変更(4mmアップ)など多くの変更と改善が施され、6軸慣性プラットフォームをベースとする複数の電子制御システムなどが搭載されています。

こんな記事も読まれています

5月18・19日にFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開幕。Enjoy Hondaなどイベントも盛りだくさん
5月18・19日にFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開幕。Enjoy Hondaなどイベントも盛りだくさん
AUTOSPORT web
【オンライン150台限定発売】 アウディA1スポーツバック・アーバン・シック・エディション
【オンライン150台限定発売】 アウディA1スポーツバック・アーバン・シック・エディション
AUTOCAR JAPAN
Moto2フランス予選|アロン・カネットがポールポジション獲得。小椋は不完全燃焼17番手
Moto2フランス予選|アロン・カネットがポールポジション獲得。小椋は不完全燃焼17番手
motorsport.com 日本版
トーヨータイヤが小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ『NANOENERGY M951 EV』を発表
トーヨータイヤが小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ『NANOENERGY M951 EV』を発表
レスポンス
出力大幅アップ! ブリッツから『ジムニー』MT用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
出力大幅アップ! ブリッツから『ジムニー』MT用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
レスポンス
鉄仮面な“BMWグリル”付き「バイク」実車公開! 美しすぎるシルバーボディがたまらない! MOTOR FORCEの「R100/7」とは
鉄仮面な“BMWグリル”付き「バイク」実車公開! 美しすぎるシルバーボディがたまらない! MOTOR FORCEの「R100/7」とは
くるまのニュース
【スタッフ通信】プレミアムSUV 2台でGO!!
【スタッフ通信】プレミアムSUV 2台でGO!!
Auto Prove
いま大型トラックは小径タイヤが人気! どんどん大径化する乗用車とは真逆のトレンドなワケ?
いま大型トラックは小径タイヤが人気! どんどん大径化する乗用車とは真逆のトレンドなワケ?
WEB CARTOP
グーマガ 今週のダイジェスト【5/4~5/10】GW中のスクープ、見逃してませんか?
グーマガ 今週のダイジェスト【5/4~5/10】GW中のスクープ、見逃してませんか?
グーネット
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!
バイクのニュース
Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
motorsport.com 日本版
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
くるまのニュース
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
レスポンス
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
@DIME
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
AUTOSPORT web
クルマの「サイドブレーキ」なぜ必要?「P」レンジのみで駐車はNGって知ってた? 正しいブレーキのかけ方とは
クルマの「サイドブレーキ」なぜ必要?「P」レンジのみで駐車はNGって知ってた? 正しいブレーキのかけ方とは
くるまのニュース
ジープ『ラングラー』新型を日本発売、エントリーグレードも登場
ジープ『ラングラー』新型を日本発売、エントリーグレードも登場
レスポンス
長く愛してほしいジープ ラングラー
長く愛してほしいジープ ラングラー
グーネット

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村