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新型ノアヴォク登場でユーザーに恩恵! 好条件かつ短納期で「いまが買い」のクルマ5選

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新型ノアヴォク登場でユーザーに恩恵! 好条件かつ短納期で「いまが買い」のクルマ5選

 この記事をまとめると

■トヨタ・ノア&ヴォクシーの次期型が来年1月に発売予定

3女だけが売れず! 「ノアヴォク」と基本は同じも「エスクァイア」が販売不振に陥るワケ

■デビュー直後の納期遅延は避けられないだろう

■次期ノア&ヴォクシー登場で買い得感が高まりそうなモデルを紹介する

 ノアヴォクの登場でお買い得になりそうなモデルに注目!

 次期型ノア&ヴォクシーの情報がメディアで飛び交っている。2022年1月13日発売予定となっているが、デビュー直後の納期遅延は避けられないものといえよう。そもそも、昨今のサプライチェーンの混乱がなくとも、デビュー直後の新型車というものは、予約受注に加え、デビュー後に新規受注も大量に入ってくるのがその理由。バックオーダーは積み上がっていくのだが、だからといってすぐに増産することは、生産計画が厳密に練られているのでなかなかできずに、納期遅延だけが拡大していくのが一般的なパターンとなっている。

※写真は現行型

 次期型ノア&ヴォクシーでも、デビュー前後で多くの受注が入るのは容易に想像がつく。最近の新型車は、サプライチェーンの混乱が続いていることもあり、一定台数を生産できる部品を確保してから生産を開始し、それに合わせて発売となるケースが多いように見える。そのため、この“一定台数”に購入希望車種が入らないと、深刻な納期遅延に巻き込まれる覚悟はしなければならないだろう。とにかく次期ノア&ヴォクシーが欲しいのなら、発売日を待たずに年内から動き出すことをおすすめする。

 そして、次期ノア&ヴォクシーの登場による相乗効果で増販を狙っているモデルが買い得となっており、しかもおそらく次期型ノア&ヴォクシーよりも納期が早いのでねらい目ともいえるのである。ここからは、そんな次期ノア&ヴォクシー登場で買い得感が高まりそうなモデルを紹介しよう。

 1)日産セレナ

 12月上旬に某日産系ディーラーを訪れると、店頭にセレナが展示してあった。「もうすぐノア&ヴォクシーの新型が出ますよね」と、セールスマンに話をふると、「ノア&ヴォクシーは新型への生産切り替えもあり、現行モデルの新規での工場へのオーダーはかなり前に停まっております。そのため現行モデルの市中在庫も限定的となっているとも聞きますので、セレナを積極的に売っております。完成車在庫を豊富にそろえており、2カ月もあれば納車できます」と状況を話してくれた。

 セレナも2022年後半あたりにフルモデルチェンジを予定しているので、次期型ノア&ヴォクシーを意識して、在庫状況も悪くなく、しかも値引きも十分拡大することが期待できる。

 2)ホンダ・ステップワゴン

 セレナと並びノア&ヴォクシーのライバルとなるのがホンダ・ステップワゴン。ホンダがウェブサイト上に掲載している、出荷時期のメドを見ると、“一部タイプ・ボディカラーが選べないことがある”とし、ガソリン・HEV(ハイブリッド)ともに出荷時期が1カ月となっているので、納期は2カ月ほどとなっている。これを見ると、新規の工場へのオーダーを停めているものの、先行オーダー車両の生産はまだ継続されているようである。

※写真は現行型

 そして2021年12月10日に、ホンダはウェブサイト上で次期型ステップワゴンを先行公開した(公開されたビジュアルは一部のみ)。さらに、2022年1月7日にデザインを初公開するジャパンプレミアイベントをオンラインで開催する予定としている。ステップワゴンの正式発売は2022年春あたりが予定されているようだが、おそらく2022年1月7日から予約受注を開始するものと思われる。

 1月7日のステップワゴンジャパンプレミアの約1週間後に次期型ノア&ヴォクシーが正式発売となるので、2022年の年明け早々からは、まさにこの2台の仁義なき闘いが展開されそうなので、値引きに関しても好条件が期待できる。

 現在アルファードは3カ月も待てば納車となる

 3)トヨタ・アルファード

 販売現場で話を聞くと、アルファードはだいたい3カ月も待てば納車になるとのことなので、次期ノア&ヴォクシーよりは、まず納期遅延することはないといえる。さらに、次期型ノア&ヴォクシーは、本格3ナンバーとなっており、アルファードに存在が近づいている。そのようななか、次期型ノア&ヴォクシーの納期遅延が目立てば、セールスマンはお客の様子を見ながら「アルファードはどうですか?」と勧めてくるはず。

 アルファードは納期が短めで、しかも値引きはかなり拡大している。そして、2021年9・10月の納期遅延がかなり激しかったころには、高年式のアルファードのオークション相場が、2021年夏ごろより50万円アップしたというほど、絶対的なリセールバリューの良さを誇っている。そのため、残価設定ローンを組むと、ヴォクシーの月々の支払い額に数千円足せば、アルファードを手に入れることができるともいわれている。ディーラーやセールスマンも高額車両を販売した方が何かと好都合なので積極推販してくるケースも目立ちそうである。つまり、ノア&ヴォクシーで決まりそうもないお客の受け皿として期待しているので、買い得度も増しているのである。

 4)トヨタ・シエンタ

 納期はガソリン車で3カ月ほど、HEVで4カ月ほどとなっている。本格的3ナンバー車となる次期型ノア&ヴォクシー。現行型でも売れ筋は3ナンバー仕様となっているが、やはり全車3ナンバーサイズということに抵抗を覚えるひとも少なくないはず。サイズ的問題で話がなかなか進まないお客には、5ナンバーミニバンとなるシエンタをセールスマンは勧めてくるだろう。シエンタも2022年中にフルモデルチェンジを予定しているので、値引き拡大は十分期待できる。

 5)ホンダ・オデッセイ

 12月中旬現在のホンダのウェブサイト上の工場出荷メドを参考にすると、納期はガソリン、ハイブリッドともに2カ月ほどとなっている。“一部タイプ・カラーが選べない”とも記されている。そして、すでに2021年中に生産終了することを発表しているので、受注生産以外にも、見込み生産分がある程度越年して在庫となるようである。台数は限定的になるかもしれないが、年末もしくは年明け早々から動き出せば、好条件で短納期となるオデッセイの新車が手に入るかもしれない。「ノア&ヴォクシーも、ステップワゴンも納期がかかるようなら、納期の早いモデルのほうが欲しい」とアプローチして商談を進めてみよう。アルファードより納期は早めとなりそうだ。

 話をまとめると、ノア&ヴォクシーにはセレナとステップワゴンという宿敵がいるので、当然ながら、この宿敵はノア&ヴォクシーが次期型になれば、セレナやステップワゴンも購入検討する人がいると考え、そのようなお客を囲い込もうとしてくるのである。しかも、次期ステップワゴンは、次期ノア&ヴォクシーの正式発売日を意識したようなスケジュールで全面公開される見込みなので、三つ巴(ノア&ヴォクシーでひとまとめにした場合)の販売合戦がしばらく激しくなりそうだ。

 一方でトヨタは、セレナやステップワゴンにお客が流れないように、次期型ノア&ヴォクシーではなかなか契約まで持ち込めそうもないと判断すると、それならトヨタ車内できめてもらおうと、アルファードやシエンタを推してくるのである。

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みんなのコメント

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  • ステップワゴンはとっくに受注生産をやめていて、12月上旬には「この型のこの色は、全国であと10台しかない」みたいな状態でしたよ。
    なので、下旬の今はもう買いたくても、買えないと思います。
  • お買い得価格だけど半年もすれば新型が良かったと必ず後悔する事になる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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