筑波サーキットで2輪のレースを観るのは初めてなんです!
6月22日(土)に筑波サーキットで行なわれた「2019MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦in 筑波」に行ってきました!
4輪のイベントではコースを観たり、走ったりした事があったので、サーキットの雰囲気はだいたい知っていたのですが、初めてのバイクレース観戦は、とても新鮮な気持ち♪
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新鮮といえば! 今回は全日本のJ-GP2・ST600・J-GP3(全クラス2レース制)のほか、MFJカップJP250選手権が開催され、クラスによってはコースからピットまでが遠いチームも多く、多くのライダーさんが自転車に乗ってパドックを移動している光景に、驚きでした。
天気がコロコロ、、、
この日、天気予報は「雨」から「曇り」に変わっていたのですが、当日の朝筑波サーキットに着いた時は晴れていました。
少し雲が出ていたのですが、日焼け止めを塗らないと日差しが強すぎて黒焦げになってしまうのではないかと思うくらい!!
そんなお天気だったので、カッパや雨具は必要なかったかな...なんて思っていたのですが、午後に近づくにつれて雲が増えて薄暗くなっていき、、、
決勝レースが始まる。ちょうど45分前。
一気に雨が降り始めてしまいました。
午前中に行なわれた予選はドライ。午後の決勝はウエットです。
しかも、雨が降ったかと思えばやみ。
やんだかと思えばその後は豪雨。
天候がコロコロと変わる中、観ているだけでもこの天候は大変なのに、決勝を戦っているライダーさんのかっこ良さ、凄さを改めて感じました。
ちなみに私は何故かフードなしのカッパを持ってきてしまっていたのでベタベタに( ̄▽ ̄;)
レース観戦に行かれる時は、傘だと邪魔になる事が多いので、フード付きのカッパをオススメします!笑
そんな事がありながらも、今回もちょこちょこ移動しながら、いろんな場所からレースを観戦してきました。
筑波サーキットでは、第一ヘアピンスタンドとメインスタンド、アジアコーナースタンド、PIT上の所からは観た事があったのですが、コースガイドを見ると「激感エリア」という、なんとも面白そうな場所があるじゃないですか!!
ここから観るとレースが見やすかったり、コースと近いのかな??なんて思いながら、とりあえずサーキット内を歩きながら、その場所をチェックすることに。
他の場所から見ると、「激感エリア」はコースからちょっと離れて見えるので、アジアコーナースタンドの方が見やすいのでは?と思っていたのですが、、、
実際に行ってみると、これは凄い!!!
ダンロップコーナーから続くアジアコーナーがフェンスもなく、とてもクリアにはっきりと見えるんです!
ライダーが右から左へ体重移動する所や、マシンの動きもとても見やすくて「なるほど!これは激感!!!」と思うほどでした。
ちなみに他の場所から観た写真はこんな感じです。
○メインスタンド
○メインスタンド向かいのPIT上
ここはスタートを観る時には迫力があり、スタート前の様子も観られるのでオススメです!
○第1ヘアピンスタンド
ここではS字からの第1ヘアピン、ダンロップへの進入が見られるのですが、雨のS字はタイヤのグリップが失われやすいらしく、転倒も相次いでいました。
私は4輪のレースではここからの観戦が好きなのですが、2輪では激感エリアの次に好きな観戦ポイントです!!
○ダンロップスタンド
○アジアコーナースタンド
○最終コーナースタンド
写真を撮り忘れました(^^;)笑
今回はレースが4クラスあり、ST600では予選がA・Bと2組に分かれていたのですが、初めて観戦に行かれる方は「このクラスはここで観てみよう」とか、いろんな所から観てみるのもオススメです。
観戦ポイントへの移動は意外と距離があったりするので、レースがスタートしてから移動するとレース自体を観る時間が少なくなってしまうので要注意です。
あと、観戦ポイントの間には写真を撮りやすいよう、フェンスに穴が開いている場所もあります。
私は経験がないのですが、レースをカメラに収めたい方は、こういう場所を見つけて撮るのもいいかもしれません。
さすがライダー!
今回はレース後の記者会見場にもお邪魔させて頂きました。
今回は雨のレースだったからか、各クラスで優勝されたライダーの皆さんは、口を揃えて「雨が得意だから良かった」と話されていました。純粋に「雨に強いなんて凄いなぁ、、、」と思っていたのですが、そんな記者会見で特に印象に残っているのはJ-GP3クラスのレース1。
このクラスのレースは赤旗が出て一度レース中断に。
赤旗が出るまでは鈴木大空翔選手が1位で走行していたのですが、レース再開となってから流れが変わり、1位には初表彰台、初優勝となる福嶋佑斗選手。2位に鈴木大空翔選手。3位には今回スポット参戦だった14歳の濱田寛太選手が表彰台に上がりました。
1位の福嶋選手は念願の優勝という事もあり、常に笑顔で話されている雰囲気から、嬉しさが伝わってくるくらいとても素直で、こちらまでつられて笑顔になってしまいました。
「雨が得意で赤旗が出たからこそ、この結果が出せた」と謙虚に話されていたのですが、これも実力。波乱の天候の中、諦めず走り抜き、勝ちを掴んだ選手の言葉はカッコ良かったです。
2位になった鈴木選手は福嶋選手と笑顔で話している場面もありましたが、悔しそうな表情が時折見えました。鈴木選手からしたら、この赤旗がなければ優勝できた可能性が高いし、シリーズを通しても有利になるのですが「シリーズは関係なく、勝ちたい」という言葉が印象的でした。シリーズではなく1戦1戦勝ちたいという強い言葉。そして悔しそうな表情から負けず嫌いな選手なんだなと感じ、シリーズを通して観戦し、応援したくなりました。
3位になった特別参加枠の濱田選手は「ここでやらなきゃいつやるんだ!」とコメントをされていて、そのライダーとしての勢いと強気な感じが凄くかっこいいなと。
スポット参戦でなかなかこんなに気持ちを強くもてない気がしてしまうのですが、そんな中で「絶対ここで!」と怯まず、強気でいけたからこそ14歳という年齢で表彰台にのぼり、結果が出せたんだろうなって。
見ていて、とても勇気をもらった瞬間でした!
今回のレースは天候のせいで赤旗が出たり、雨が降ったり止んだりする中での本当に大変なレースだったのですが、そんな中、走りきり表彰台に上がり、コメントする選手のみなさんの言葉からたくさんパワーをもらい、「挑戦する」「諦めない」ということは本当に大切だと改めて感じた記者会見でした。
実はイベントもありました!
実は今回、荒れた天候のせいでレースだけではなく、イベントも変更されてしまったのです。
予選と決勝の間には「奥の松酒造 スーパーバイク エキスペリエンス」というタンデムによるデモ走行の時間がありました。ライダーは全日本ロードレースのJSB1000クラスや、鈴鹿8耐でも走られている須貝義行選手。
プロライダーさんの後ろに乗せて頂き、タンデムでコースを走り、どんなスピード感なのか、ライダーさんからはコースがどんな風に見えているのかなど、体感できるイベントが行われる予定でした。
私も参加する予定で、レーシングスーツをお借りし、着替えて準備万端!
タンデムはあまり経験がないので緊張をしているのがわかるかな⁈笑
余裕に見せたくてピースをしてみましたが、ちょっと顔が引きつってます。笑
マシンはこのDUCATI999。
マシンにもロゴが入っているのですが、イベント名にもなっている「奥の松酒造」さん。
お酒が受付にあったので須貝さんからお話しを聞くと「モータースポーツは表彰台でシャンパンファイトをするでしょ?!他のスポーツではお酒を使うことはなかなかない。そんな中で日本でやるなら日本酒で出来ないかな。という流れになり、奥の松酒造さんが日本酒でシャンパンを作ってくれた」と教えて下さいました。
シャンパンファイトについてそんなに深く考えた事がなく、とても感慨深いお話しで、もう十数年のお付き合いだと聞き素敵な関係だなと思いました。
そんなお話しを聞いているうちにいよいよタンデム走行の時間に!!
走る準備をしてPIT近くにいると、突然雨が降ってきて一旦様子を見ることに。
須貝さんが事務局と確認をし、今回は残念ながらイベントが中止になってしまいました。
残念(´・ω・`)
今回だけではなく、いろんなイベントでタンデム走行は行なわれているそうなので、気になった方は是非機会があれば参加してみて下さい。
私もいつかリベンジ出来たらいいなぁ、、、(^^)
そんなこんなでレース&イベントの楽しさを感じた「全日本ロードレース選手権in筑波」でしたが、現場に観戦に行ったからこそ感じた事・学んだ事が本当に多い1日でした。
私自身、今年はもっといろんなモータースポーツを観戦し、その楽しさ、面白さを皆さんに発信していけたらと思います。
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