■36年前の「斬新クーペ」を実車公開!
2025年4月2日、三菱自動車工業(以下、三菱)は自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル2025)」の出展概要を発表しました。
【画像】超カッコイイ! これが三菱の「流線型クーペ」です! 画像で見る(57枚)
オートモビル カウンシルは「日本に自動車文化の創生を図ること」を目的に、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されるイベントで、次回で第10回を迎えます。
三菱は今回、出展テーマを「時代を切り拓いてきた名車たち」とし、計6台を出展します。
このうち4台は、斬新なデザインや画期的なコンセプトで当時の自動車市場に新風を吹きこんだモデルで、1964年発売の初代「デボネア」や1970年発売の「ギャランGTO MR」、1976年発売の「ギャランΛ(ラムダ)」、1990年発売の「ディアマンテ」のヘリテージカー4台。
また、オートモビルカウンシルの日本車メーカー共通テーマである「過去が見た未来」のもと、当時研究段階にあった四輪制御技術と運転支援技術を採用したコンセプトカー「HSR-II」を展示します。
HSR-IIは1989年に開催の第28回「東京モーターショー」で世界初公開されたモデルで、非常に斬新な流線型の2ドアクーペボディに3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。
これにフルタイム4WDや4輪ABS、4輪操舵、4輪独立懸架式サスペンションなどのハイスペックな走行性能と、速度域で可変する画期的な「アクティブエアロシステム」、追尾走行や自動車庫入れ機能などの先進技術を多数採用。
のちに登場する三菱車には、このHSR-IIの技術がいくつか活かされているといいます。
さらに昨年10月に大幅改良した「アウトランダーPHEV」を展示し、過去から現在まで一貫して目指してきた四輪制御技術と運転支援技術を紹介するとのことです。
オートモビル カウンシル2025は、4月11日から13日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。
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