働く軽トラの頂点に立つ「JA仕様」
text:Kumiko Kato(加藤久美子)
【画像】軽トラも立派な「はたらくくるま」 特殊装備車&JA仕様を見る【ディテール】 全50枚
軽トラックは、一部海外での新車販売があるが、基本は日本の自動車メーカーが日本で使う日本人のために設計した「純ジャパ車」である。
農業や林業の世界でとくにニーズが高いため、悪路走行を前提として設計されており、全幅1.48m未満の小さなボディは悪路も狭い道もすいすい走る。小さくても力持ちで最大積載量は350kgだ。
日本の風土や日本人の生活に深く関わって来た「軽トラ」が活躍する場は実に広い。
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みんなのコメント
ただでさえ低速域を重視している軽トラックだというのに
さらに特化させた超・過積載悪路仕様になっている。
こうなるとバイパス道や高速道路などでは使い物にならないほどで、
本当に時速50kmまでを徹底的に追求した軽トラックだ。
そのかわり、時速50km以下では軽トラックの身でありながら
過積載もいいところな1t以上の積荷(収穫作物)を乗せても
空荷とさして変わらない(むしろ後輪に荷重が与えられるので走行性は向上する)という
もはや変態的な存在。
それがJA仕様。
私有地・敷地内(畑の中)なら自動車免許が要らないということもあって
農家の子供がある一定の時期になると
農機と同じように運転させられるのも特徴的。
だから荷台にユンボのアームを杖代わりに乗せ降ろしするんじゃねえ!(ヤンマー卒倒)