■兄弟車的存在のトヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」は最上級グレードの購入にいくら必要?
トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」は、2019年11月5日に発売された兄弟車といえる存在で、2021年11月1日には新たにハイブリッド車が設定されました。
そうしたなか、競合の多いコンパクトSUVのカテゴリーに位置する2台ですが、それぞれの最上級グレードを購入するにはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会が公表する登録車販売台数のデータによると、発売から2年が経過した2021年11月の時点で、ライズは全体の第7位、ロッキーは第17位となっています。
今回は両車の最上級グレードをベースに見積もりを算出。なお、ライズとロッキーは車両本体価格やメーカー、販売店のオプション価格が若干異なります。
ライズは「HYBRID Z(車両本体価格232万8000円)」、ロッキーは「Premium G HEV(車両本体価格234万7000円)」を選択。
ボディカラーには、それぞれの訴求カラーとして、ライズには「ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック(5万5000円)」、ロッキーには「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド(7万7000円)」を選択します。
オプションは一般的に販売店でもすすめられることが多い、カーナビ・ETC車載器・フロアマット3つを選択します。
この場合、ライズは「T-Connectナビ 9インチモデル NSZT-Y68T(25万6300円)」に「ETC2.0ユニット(3万8500円)」を追加。フロアマットには「ベーシックタイプ(1万8700円)」を選択。
ロッキーは「標準プランA ワイド プレミアム メモリーナビ(18万9332円)」と「V299 ETC2.0車載器(2万9260円)」を選択しました。
ロッキーではカーナビの取付けには「パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック(4万8400円)」も必要になり、フロアマットは「オールウェザーマット(1万8326円)」を追加します。
ここまででライズは269万6500円、ロッキーは270万9318円となり、両車の価格はさほど大きく変わりません。
さらに、この価格に税金や保険料が加算されます。
ライズとロッキーそれぞれを1月の購入で想定した場合、両車とも自動車税種別割5000円、自賠責保険料2万7770円です。
登録手続きなどにかかる諸費用は販売店ごとに異なり、ライズについてはトヨタの公式サイトにて6万1500円かかるとされています。
一方、ロッキーの諸費用は公式サイトでは明らかにされていませんが、ダイハツ販売店の担当者は「基本的にはライズとほぼ同等となっており、6万円ほどです」と話します。
よって、ライズとロッキーの税金・諸経費が同等であるとすると、ライズの総額は279万770円、ロッキーはおよそ280万円となり、両車はほぼ同程度の価格で購入できるといえます。
■約280万円のライズ&ロッキー 余裕をもって購入できる年収は?
では、約280万円するライズとロッキーの最上級グレードですが、余裕をもって購入するには年収いくらが望ましいのでしょうか。
まず、一般的にクルマの購入の指標とされている「クルマの価格は年収の50%」で考えると、年収560万円ほどあればライズおよびロッキーの購入に手が届くといえます。
一方、支出を月々に分散できるローンを活用するとどうでしょうか。今回はライズの価格をベースに、トヨタの公式サイトを利用してローンの支払シミュレーションをおこないます。
サイトに提示されている実質年率8.8%の頭金なしの場合では、36回払いで8万5400円、60回払いで5万5700円が月々の支払額です。
食費や生活費なども考慮して、手取り月収の20%までをクルマの支払いに充てられると想定した場合、36回払いでは42万7000円、60回払いでは27万8500円が月収として求められます。
さらに、これを年収に置き換えると、36回払いでは約530万円、60回払いでは約350万円あれば余裕をもってライズ&ロッキーが購入できるといえるでしょう。
最近では残価設定型ローンを活用している人も多く、その場合だと、実質年率6.8%の頭金なしで、36回払いで5万4500円、60回払いで4万2300円を月々支払うことになります。
また、先程同様に月収の20%をクルマの支払いに充てた場合、36回払いでは27万2500円、60回払いでは21万1500円の手取り月収が必要という計算になり、ローンに比べるとそのボーダーラインはかなり低くなります。
年収で考えた場合では、36回払いでは約340万円、60回払いでは約270万円あればライズ&ロッキーを無理なく購入できるでしょう。
※ ※ ※
残価設定型ローンかかわる残価率は、販売店によって数値が異なり、およそ3か月ごとに変動する可能性があります。
そのため、かならずしも今回シミュレーションした価格で購入できるとは限りません。あくまでもひとつの目安として、把握しておくのが良いでしょう。
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