2月10日(金)~13日(日)で開催中の「ジャパンキャンピングカーショー2022」(千葉県・幕張メッセ)。気になるモデルをイナガキが紹介します! 1台目は東和モータースの「アーレ」だ。
販売台数は右肩上がり
新型フィアット・デュカト、まさかの日本上陸! 超ビッグな欧州製商用車とは?
ジャパンキャンピングカーショー2022の会場内には、軽自動車ベースのキャンピングカー、通称“軽キャンパー”がいろいろ展示されていた。
ボクがまず気になったのはキャンピングカーの老舗、東和モータースが手がけている「クライン108」シリーズの「アーレ」だ。東和モータースといえばかつては輸入中古車の販売で名を馳せたが、1990年代からキャンピングカーの専門店を展開し、現在はキャンピングカーの架装と福祉車両の製作に力をいれている。
クライン108シリーズは最近、投入された軽自動車のスズキ・エブリィをベースにした新シリーズで、ポップアップルーフ仕様などいくつかのバリエーションがある。
アーレとはドイツ語で“すべて”を意味するそうで、その名の通り、キャンピングカーに必要と思われる装備をすべて搭載しているのが特徴だ。ベッドキットや、通常はあとからユーザーが購入する冷蔵庫、電子レンジ、補助バッテリーまで備わっている。アーレがあれば、すぐにもキャンプへ行けそうだ。
展示車には、オプションの「ブギーライダー」と呼ぶボディカスタムキットが装着されていた。四角いグリルと丸型ヘッドライトがかわいいフロントは、アメリカのスクールバスをイメージしたものだという。
さらに、オプションの電動開閉式のルーフテントも装着されていた。約60秒でテントが電動で開閉する。電力はソーラーパネルから充電するそうだ。
東和モータースのキャンピングカー専門店の東京本店で店長を務める江口正人さんによれば、現在、軽キャンピングカーの需要は好調で右肩上がり。新型コロナ禍になって以降、販売台数はそれまでよりおよそ1.5倍に増えたそうだ。
おかげで生産が追いつかず、納期はこれまでの6~8カ月から、10~12カ月に伸びている。東和の軽キャンピングカーにはダイハツ「ハイゼット・トラック」をベースとするシリーズもあり、そちらの人気も高いとのこと。
アーレのもっとも安価な仕様であるガソリン自然吸気・5MT・2WDであれば、259万6000円から。ベースが118万8000円だから、架装費用はプラス約140万円。“動く部屋”と考えればリーズナブルではないか。
140万円あればバブル期に開発されたリゾートマンションを購入出来るかもしれないが、こちらは管理費・修繕積立費がそれなりに高いというから、アーレの方が気楽だ。整備については、最寄りのスズキディーラーでOK。気軽に乗れるのも嬉しい。
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長9m! 2000万円級のいすゞ「新型モデル」発表! 6速AMT搭載で「豪華仕様」も設定! 機能向上した「新ガーラミオ」発売
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
日産 新型「“3列7人乗り”ミニバン」初公開に大反響! 全長“5m”級&大開口スライドドア! 利便性バッチリな「エヴァリア」フランス登場! 日本販売熱望の声も
名古屋から豊橋まで無料でノンストップ! 国道23号のバイパス「名豊道路」がもうすぐ全線開通。
罰金“計180万円”!? 「“ニセ”ナンバー」で暴走行為! 課せられる「罪」の重さは想像以上! 偽装ナンバーの見分け方とは
みんなのコメント
バランス悪くて運転難しそうな気がする。
内装、特に断熱性向上に使いましょう。
車中泊(笑)なんて無責任な上っ面の言葉に躍らされて、健康面での安全確保を二の次にしていてはいけませんよ。