現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【このクルマなんぼ?】40年落ち走行距離22万kmのW123クーペ メルセデス230 CEがこの値段 あなたなら買いますか?

ここから本文です

【このクルマなんぼ?】40年落ち走行距離22万kmのW123クーペ メルセデス230 CEがこの値段 あなたなら買いますか?

掲載 10
【このクルマなんぼ?】40年落ち走行距離22万kmのW123クーペ メルセデス230 CEがこの値段 あなたなら買いますか?

メルセデス230 CE(W123)がeBayに出品された。136馬力のベンツは、見た目が良いだけではない。この美しい123クーペは乾燥したスペインの南から来たもので、したがって、錆の問題はないはずだ。

現在、eBayでカッコイイと思えるポテンシャルの高い車が売りに出されている。1982年に発売された「W123」シリーズの「メルセデス230CEクーペ」で、出品者は南スペインから輸入したという。

【クラシック オブ ザ デイ】1994年のモンテカルロ ラリーで優勝するはずだった秘密のゴルフ3 275馬力VWゴルフA59物語

制度というものは、時として奇跡的な変貌を遂げるものである。見よ、メルセデスの「W123」シリーズを!販売当時、このダイムラーモデルは中流階級のシンボルだった。堅実で、ビジネスライクで、都会の大通りで注目を集めるにはあまりに微妙な存在だった。しかし、中古車バイヤーの後、若い野蛮人たちがやってきて、パパのベンツを流行りの箱に変え、それで今や本当のヒップモデルになってしまったのだ。

このメルセデスについて、広告にはこのように書かれている

このメルセデスの由来は、南スペインの太陽の下で生活していたため、錆の問題が極めて少ないという興味深いものだ。もちろん、購入希望者は、購入前にこの点をちゃんと確認する必要がある。しかし、健康なシートメタルを持つ「123」が手に入るというのは、とても素晴らしいことだ。

メルセデスはすでにドイツで登録され、憧れのH(クラシックカー)ナンバープレートも取得済みだ。Hプレート取得のために、ダッシュボードは新しいものと交換されている。オリジナルのパーツは、いつの間にかスペインの太陽の下で割れてしまったようだ。

広告に記載された走行距離219,680kmを示すスペインの車検書類がある。ドイツでは、クーペに4本の新しいタイヤと新しいブレーキが装着されている。次回の点検は2024年10月に行われる予定だ。

最近、4本の新しいスパークプラグ、イグニッションケーブル、新しいディストリビューターフィンガーとディストリビューターキャップが追加された。販売価格は、8,500ユーロ(約130万円)だ。

メルセデスW123について知っておくべきこと

「W123」シリーズは、シュトゥットガルトの最後のクロームモデルだ。素人でも一目でわかるはずだ。「SクラスW126」と並んで、通の間ではデザイン的にもコスト的にも「無垢から削り出した」最後のメルセデスとされている「アインツヴァイドライ」だ。

しかし、今日ますます多くの若者が惚れ込んでいるこのダイムラーにも、弱点がないわけではない。たとえばファーストシリーズでは、ホイールアーチやスペアホイールの凹みがただただ朽ちていく。フェンダーやドアエンドの先端は腐っている。水抜きシステムは、少々やっかいで、松葉3本が詰まって錆の大惨事になるほどの小さな穴があるだけ。

時代遅れの循環式ボールステアリングシステムは、工場から常に指2本分の遊びがあった。何年も経つと摩耗しがちだ。「123」の時代には、運転を少しでも快適にするものはすべてオプションリストに載っていた。タイロッドエンドやウィッシュボーンブッシュは故障することがある。燃料ポンプやイグニッションリレーが不具合を起こすこともある。ウィークポイントを挙げればきりがない。

Text: Lars Hänsch-Petersen Photo: AUTO BILD Montage eBay.de/leonardo1960

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP

みんなのコメント

10件
  • サビが酷くなければW123クーペは頑丈だから、1ヶ月は通勤に使えるだろう
  • この123実家の変わり者の父が、乗ってますが、2800ccのキャブレターでないのですが、エアコンも効き、窓もこの時代なのに真ん中にボタンが付いてます。サイドミラーは、手動のレバーで、古典的です。整備を業者に任せてますが、なぜか、交差点で右折した時に、エンストすることがあるのです。未だに原因がわかりません。古いクルマって、部品がずっと流通してるのなら、良いですが、そうでないと、維持が大変だと思います。ただ、リアテールがこのクルマ、素敵です
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0568.0万円

中古車を検索
クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0568.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村