■コンパクトカー&ハイブリッドで高い燃費性能を発揮
日本の道路事情でも扱いやすいサイズ感や燃費の良さも相まって、各社とも好調な売り上げを記録しているコンパクトカー市場ですが、現在では技術の進歩に伴いハイブリッド化や自動ブレーキなどの予防安全技術機能が追加されるモデルも増えてきています。
日本のコンパクトは「ノート」「アクア」の2強時代? なぜ「フィット」は加われないのか
最近では日産がノートに追加したハイブリッドモデル「ノートe-POWER」が好調なセールスをしています。そのほかにも人気の国産コンパクトカーでは、トヨタ「アクア」や「ヴィッツ」、ホンダ「フィット」、日産「マーチ」、マツダ「デミオ」、スズキ「スイフト」などが存在します。
今回はいま人気の『国産コンパクト・ハイブリッドカー』のエントリーモデルに焦点を当て、それぞれの特徴などを価格順に紹介します。
●スズキ「スイフト・ハイブリッドSG」
エンジン:1.2リッター直列4気筒全長×全幅×全高:3840mm×1695mm×1500mm最小回転半径:4.8m燃費(JC08モード):32km/L燃料タンク容量:37L駆動:FF価格(消費税込み):166万8600円
走行性に特化した「スイフトスポーツ」の存在により、その名を知らしめた「スイフト」シリーズのハイブリッドモデル「ハイブリッドSG」は、車重940kgと他社の同クラスのモデル(今回紹介したモデルはすべて1トン超え)にくらべ圧倒的に軽量に仕上げられています。
また、価格を抑えつつも素早い加速感とスポーティなシフトフィールを楽しめるパドルシフトの採用や、走行中に蓄えた電力をモーターに供給することでクリープ走行時や一定速走行時にはエンジンを自動停止し、EV走行することも可能となっています。
●ホンダ「フィット・ハイブリッド」
エンジン:1.5リッター直列4気筒全長×全幅×全高:3990mm×1695mm×1525mm最小回転半径:4.9m燃費(JC08モード):37.2km/L燃料タンク容量:32L駆動:FF価格(消費税込み):169万9920円
安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」を一部車両に採用した「フィット」は2017年6月30日にマイナーチェンジされています。
残念ながら、エントリーモデルにはホンダ・センシングは搭載されていませんが、車両接近通報装置や駆動力を的確に路面に伝える電子制御制動力配分システム付ABS、坂道でのずり下がりを抑えるヒルスタートアシスト機能など十分な機能が備わっています。 また、ホンダカーズ東京のセールスマンは「クラス最高の室内空間の広さとラゲッジスペースもフィットの売り」と言います。
●トヨタ「アクア L」
エンジン:1.5リッター直列4気筒全長×全幅×全高:4050mm×1695mm×1455mm最小回転半径:4.8m燃費(JC08モード):38km/L燃料タンク容量:36L駆動:FF価格(消費税込み):178万5240円
2011年のデビュー直後からプリウスより手軽な価格で買えるハイブリッドカーとして人気のトヨタ「アクア」は、デビューから7年が経過しているにも関わらず2018年上半期でも売り上げはノートに続き2位をキープしています。
その理由をトヨタの販売ディーラーの方に聞くと、「モデルチェンジこそしてないですが、常に新しい技術を投入しています。」と言いますが、実際に、アクアには車線はみだしアラートや自動ブレーキ、先行車発進告知機能などの、マイナーチェンジにより最新の安全サポート機能が備わっています。
■2018年上半期、最も売れた登録車 日産「ノート」の魅力とは?
●トヨタ「ヴィッツ・ハイブリッド F」
エンジン:1.5リッター直列4気筒全長×全幅×全高:3945mm×1695mm×1500mm最小回転半径:4.7m燃費(JC08モード):34.4km/L燃料タンク容量:36L駆動:FF価格(消費税込み):181万9800円
2017年1月12日のマイナーチェンジに伴いハイブリッドモデルが追加されたトヨタ「ヴィッツ」は、同規格のトヨタ車「アクア」に比べ全高が高く、広い室内空間が実現されています。
また、今回紹介したモデルの中では最小回転半径が4.7mと最も短いため小回りが利くヴィッツは、オプションで昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」を採用する「Toyota Safety Sense」を追加することも可能です。(4万3200円)。
●日産「ノートe-POWER S」
エンジン:1.2リッターDOHC水冷直列3気筒(発電用)全長×全幅×全高:4100mm×1695mm×1520mm最小回転半径:5.2m燃費(JC08モード):37.2km/L燃料タンク容量:35L駆動:FF価格(消費税込み):190万1880円
2018年上半期の売り上げNO.1の日産「ノートe-POWER」は、エンジンで発電した電気でモーターを駆動させるという、それまでのハイブリット車とは一線を画す「充電のいらないパワートレイン」を備えた電気自動車です。
エントリーモデルとなる「e-POWER S」はアクアやフィットに比べやや割高なものの、ブレーキやエンジン出力の制御を自動的に行い、滑りやすい路面やカーブを曲がるときや障害物を回避するときにクルマの横滑りを軽減する「ビークルコントロール」など先進の技術を搭載しています。
※ ※ ※ ※
今回紹介した以外にも、マツダの「デミオ」では効率のいいディーゼルエンジンを搭載することで燃費26.4km/L(6MTでは30km/L)を達成するなど、ハイブリッドに負けない実力をもっています。
このことからも分かるように、コンパクトカーは「ミニバンよりも手軽なファミリーカー」という地位を獲得しています。改良を重ね、年を追うごとに性能が増すこのクラスは、今後も日本の自動車メーカーにとって重要な存在となるでしょう。
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