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スズキの軽自動車の車種一覧! 魅力や特徴、選び方を徹底解説

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スズキの軽自動車の車種一覧! 魅力や特徴、選び方を徹底解説

 この記事をまとめると

■小型車を得意とするメーカーであるスズキ

2023年に売れたスズキの軽乗用車とは? ランキング形式で解説!

■軽自動車のラインアップが多彩だ

■スズキの軽の魅力について解説する

 スズキの軽自動車の魅力とは?

 マイルドハイブリッドを搭載

 減速時のエネルギーを利用して発電。加速時には、その電力を活かしてエンジンをアシストすることで さらなる燃費の向上を実現するのがスズキのマイルドハイブリッド。

 このハイブリッドユニットをスズキがラインアップする数多くの軽乗用車(と普通乗用車)に搭載しています。

 マイルドハイブリッドを搭載した軽乗用車は、燃費のよさが際立っているのが特徴。

 マイルドハイブリッドを搭載するスズキの軽自動車は、他社のモデルより優位に立つのは間違いありません。

 ラインアップが豊富

 ダイハツとともにスズキは軽自動車のラインアップが多彩なことも魅力。

 軽セダンのアルトからハイトワゴン&スーパーハイトワゴンのワゴンRやスペーシア、SUVのハスラーなど多彩なモデルを用意しています。

 もちろん、ビジネスユースが求める商用バンのエブリイ、軽トラックのキャリイと商用車も用意。

 スポーツカーこそ、現在ラインアップされていませんが、乗用・商用問わずユーザーのニーズを汲み取れるモデルが用意されているのは大きな特徴です。

 エクステリアデザインが個性的

 デザインには好き嫌いがありますが、スズキの軽自動車は個性的なデザインを採用したモデルが多いことも魅力ではないでしょうか。

 遊び心溢れる軽SUVのハスラー、コンテナハウスをモチーフにした新型スペーシア、愛くるしい表情が人気のワゴンRスマイルなどデザインの良さで選ばれるモデルが多彩。

 規格により外寸が決められているため個性が出しにくいといわれる軽自動車において、個性的なデザインを備えたスズキの軽自動車に魅力を感じる人は多いことでしょう。

 軽唯一のオフローダーを用意

 軽自動車のラインアップが多彩なことは先程お伝えしましたが、なかでもジムニーの存在はほかのメーカーにはない大きな特徴です。

 2018年に登場した現行ジムニーは、いまだに長い納車期間となるほどの人気モデル。

 ラダーフレームやリジットアクスル式サスを備え、軽自動車はもちろん国産乗用車のなかでも屈指のオフロード性能を備えたジムニーをラインアップしていることはスズキの魅力を高めています。

 リーズナブルなモデルをラインアップ

 先進安全支援装備の搭載などにより、ひと昔前に比べて価格が高くなった軽自動車。ホンダN-BOXやダイハツ・タントなど売れ筋のモデルはオプションや諸経費を加えると軽く200万円を超えてしまいます。

 あらゆる価格が上昇している現在においても、スズキがリーズナブルな軽自動車をラインアップしているメーカーなのは大きな魅力。

 ハイトワゴンのワゴンRのエントリーグレードはライバルと比べるともっとも安い129万4700円。アルトはダイハツ・ミライース(86万200円)には及びませんが106万4800円(デビュー時は94万3800円)から購入可能です。

 100万円以下で購入できるモデルはなくなりましたが、リーズナブルに購入できるモデルを用意しているのはユーザーにとっては嬉しいポイントです。

 スズキの最新軽自動車「スペーシア」の特徴

 スズキの最新軽自動車といえばこれ。11月22日から3代目となるスペーシアを販売しました。

 先代同様、標準仕様のスペーシアと専用デザインを装備したスペーシアカスタムを用意。パワーユニットはNAとターボをラインアップし、いずれもモーターを組み合わせるマイルドハイブリッドとなっているのは先代同様です。

 軽スーパハイトワゴンに属するスペーシアはホンダ・N-BOX、ダイハツ・タントなどのライバル車に挑むべく多くの魅力を有していますが、今回はとくに注目したいポイントを紹介しましょう。

 コンテナをモチーフにしたエクステリア

 先代のエクステリアはスーツケースをモチーフにしていましたが、新型のデザインテーマは「走るコンテナハウス」。大容量のコンテナをモチーフにスペーシアを道具に捉え、日常でガンガン使ってもらえるようデザインされています。

 電動パーキングブレーキを装備

 直線貴重で仕立てられた新型のインパネ。メーターパネルはデジタル化、助手席側にはトレイを配するなど、新型となったN-BOXとデザインの方向性が似ているのは偶然でしょうか。

 また新型には電動パーキングブレーキが装備されましたが、スズキの軽自動車のみならず普通乗用車としても初搭載となります。

 使い勝手が向上した室内空間

 スペーシアの特徴といえる広大な室内空間は新型となっても継承。使い勝手はさらに向上しています。

 注目はリヤシートでセンターアームレストと、座面先端にマルチユースフラップを装備したこと。

 マルチユースフラップはフラップの位置を調整することでオットマンとして利用できるほか、リヤシートに置いている荷物の落下防止に活用できる優れものです。

 新型NAエンジンを搭載

 新型に搭載されるエンジンは2タイプ。ターボエンジンは先代からのキャリーオーバーですが、NAエンジンはR06D型へ変更されました。

 ハスラーなどに搭載されているR06D型エンジンは、従来型からロングストロール化。さらに吸気効率を高めたことなどで熱効率が向上し、低燃費を実現しています。

 新型スペーシアの価格

 先代と比べてエントリーグレードが約20万円(※デビュー時の価格は133万3800円)ほど高くなった新型スペーシア。これは各種資材の高騰に加えて、被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能が充実したことなどによるものでしょう。

 新型でひとつ残念なのが、先進安全機能でもっとも使用ニーズが高いと思われるACCがエントリーグレードに備わっていないこと(メーカーオプションもなし)。全グレードに標準装備されているN-BOXと比べると残念なポイントです。

 いま新車で買えるスズキの軽自動車の車種一覧

 先程、お伝えしたようにスズキの軽乗用車はラインアップが多彩なことが特徴です。現在販売されているモデル(スペーシア以外)を紹介していきましょう。

 アルト 価格:106万4800円~

 1980年に登場した初代が大きな話題を呼んだアルト。その初代から2021年に登場した9代目まで、リーズナブルに購入できる軽セダンであることは継承されています。

 現在、価格は100万円を超えてしまった現行モデルですが、安全性能や燃費性能などベーシックカーとしての高い資質を備えているため高いとは思えません。

 現行モデルの大きな特徴は、歴代モデルとしては初となるマイルドハイブリッドを搭載したこと。先代にはエネチャージを搭載したモデルが用意されていましたが、そのシステムは回生エネルギーで得た電力を電装品に使用し燃費を向上させたもの。マイルドハイブリッドは電力を走行出力にも使用するため、燃費は大きく向上しました。

 結果、冒頭でお伝えしたようにWLTCモードで27.7km/Lと軽自動車ナンバー1の燃費を実現しています。

 軽自動車といえばハイトワゴンやスーパーハイトワゴンが売れ筋ですが、アルトのような乗用車タイプの需要もけして少なくありません。ハイトワゴンではありませんが室内空間は広く取られており、後席に乗り込む際、歴代モデル同様に後席ドアが90度と大きく開くことで乗降性も悪くありません。

 また、現行モデルはスズキの先進安全支援システム「スズキ セーフティ サポート」の主要機能が用意されています。

 ラパン/ラパンLC 価格:132万8800円~

 フランス語で「うさぎ」を意味するラパンは女性ユーザーをターゲットとした軽セダン。2002年に初代がデビュー。その後、2008年に2代目が登場、現行モデルは2015年にフルモデルチェンジで登場した3代目となります。

 歴代モデルともアルトをベースに箱型のデザインを採用したフォルムが特徴のラパン。現行モデルは2022年6月に一部改良が施されましたが、そのタイミングで顔つきをレトロテイストに変更した派生モデル「ラパンLC」をラインアップしました。

 女性に親しみやすいエクステリアデザインを採用したラパンですが、メーター内の液晶ディスプレイに車名の由来となったウサギのキャラクターが動くなど映像を映し出し、インパネに木目調パネルを配するなど、インテリアもおしゃれでかわいく仕立てました。ただ、運転席からの視認性がいいなど、おしゃれさだけでなく取り回ししやすい設計ともなっています。

 燃費を重視した場合、マイルドハイブリッドが用意されてないのがネックとなり、また安全支援機能もACCなどが備わっていませんが、可愛さを重視した場合、最強のモデルといえるでしょう。

 ハスラー(ハスラーJスタイルII) 価格:136万5100円~

 2019年にデビューした2代目となる現行モデルは、1代で大人気モデルとなった初代のイメージを受け継ぎつつも、さらにアウトドアテイストが強調されました。また日常使い時の使用勝手にも力が入れられています。

 荷室下に備わる防汚加工が施されたラゲッジアンダーボックスを装備したラゲッジルーム、リヤシートスライド機構がラゲッジ側から操作できるようになったことなど、細かい工夫が数多く施されました。

 それら細かい改良以外にも2代目は個性的な内外装をさらに磨き上げられています。

 とくにインテリア・デザインは三連インパネガーニッシュや外装色に合わせたカラーを組み合わせるメーターなどギア感を強調。シート表皮もアクセントカラーが配されるなど、SUVらしい非日常感が演出されました。

 パワーユニットはスズキ自慢のマイルドハイブリッドを採用、先進安全装備「スズキ セーフティ サポート」も装備と走行性能や機能面も大きく進化しました。

 ワゴンR/カスタムZ.スティングレー 価格:129万4700円~

 広い室内空間と使い勝手の良いパッケージングを備えたワゴンRは初代以降、ハイトワゴンの人気モデルとして多くのユーザーに支持されてきました。

 現行モデルは2017年にデビューした6代目。初代から続くワゴンRらしいフォルムと優れたパッケージングは当然のように備えているだけでなく、いまどきの軽自動車に必要な先進安全装備や、モーターで低燃費をアシストするマイルドハイブリッドを備えるなど大きな進化を遂げています。

 現行モデルには初代のフロントマスクを彷彿される縦長ヘッドランプを備えた標準モデルと、スタイリッシュな横長ヘッドライトを備えたスティングレーを用意しました。

 と、ハイトワゴンを牽引してきたワゴンRですが登場からすでに6年以上経過したことでやや古さが見えてきたのも事実。

 ただマイルドハイブリッドやスズキの先進安全装備「スズキ・セーフティサポート」が備わるなど商品力はいまだ健在です。

 ワゴンRスマイル(ワゴンRスマイル ハイブリッドSリミテッド) 価格:135万1900円~

 ワゴンRファミリーの一員として、2021年に追加されたのがワゴンRスマイル。丸みを帯びたスタイルとワゴンRとしては初となるスライドドアを採用したことが大きな特徴です。

 インテリアもセンターメーターを採用した標準モデルとは違い、4.2インチカラーインフォメーションディスプレイを備えたスピードメーターを装備。標準モデルと比べて、各部が丸みを帯びたインパネが大きな違いを見せます。

 また先進安全装備「スズキ セーフティ サポート」の機能がワゴンRの標準モデルと比べて、スマイルには追加されています。ロングドライブ時などに運転の疲労を軽減してくれるACCや、対向車を検出すると左側サイドモニターを自動的に表示する「すれ違い支援機能」をオプションで用意しました。

 ジムニー 価格:155万5400円~

 2018年にデビューした4代目となる現行モデルはいまだに高い人気を誇っています。オフロードでの走行性能はもちろん、快適性も備えたこともその人気の理由なのでしょう。

 歴代モデル同様にラダーフレーム構造でリジット・アクスル・サスペンション、パートタイム式4WDは継承。国産車ナンバーワンのオフローダーとしての実力は健在です。

 スクエアながらも格好よさを感じるエクステリアデザインに対して、インテリアは機能性や走破性を重視したオフローダーらしい無骨さを感じるもの。

 とはいえ、スマホを置きやすく設計されたセンターコンソールトレイを備えるなど、いまどきのクルマに求められる快適性は備えています。

 とはいえいまどきの軽自動車とは違い後席は広くなく、SUVテイストのハスラーやスペーシア ギアと比べても実用性や快適性は大きく劣るのも事実。

 見た目に惹かれてジムニーを選択する場合、日常の利用シーンを考慮する必要があります。

 エブリイワゴン 価格:156万9700円~

 キャブオーバー商用バンのエブリイをベースにワンボックスワゴンに仕立てたエブリイワゴン。

 FFのスーパーハイトワゴンやハイトワゴンと居住性は同等であるものの、ラゲッジルームの積載性はエブリイワゴンが大きく勝ります。

 実際、助手席を倒すと長尺物をラクラクと積載できるため、ロングボードを楽しむサーファーからの支持が高い1台です。

 エブリイワゴンはハイトワゴンほどの需要はないジャンルに属しますが、ライバルとなるアトレーが2021年に登場した6代目からワゴンではなく商用バンとなったことでより希少な1台となりました。

 自分にぴったりなスズキの軽自動車の選び方

 使用用途に合わせる

 先程お伝えしたようにスズキの軽自動車はラインアップが豊富なことが特徴。オフローダーのジムニーは別として、「大人4人がちゃんと乗れる軽自動車」をテーマにクルマ選びをした場合、ほとんどのモデルが該当してしまうのです。

 そのため「子どもがいてチャイルドシートを装着しやすい」を重視するならスーパーハイトワゴンのスペーシア、「大人2人でアウトドアレジャーを楽しみたい」なら悪路走破性が良いSUVのハスラーなど使用用途を重視したモデル選びが必要となります。

 燃費重視ならマイルドハイブリッド搭載車

 スズキの軽自動車には燃費性能が良いマイルドハイブリッドを備えたモデルが数多くラインアップされています。

 一般的に「軽自動車=低燃費」と認識されていますが、必ずしもそうではありません。

 燃費性能を重視するのであればマイルドハイブリッド搭載車を購入することをオススメします。

 ロングドライブを多用するならターボ車を選択

 街乗りメインでクルマを使用する場合、NAエンジンで十分なのですが高速道路を利用したロングドライブを行うことが多い場合はターボ車を選択したほうがベターでしょう。

 ただ、ターボ車の設定がないモデルやボディタイプも少なくないため車種選びの幅が少なくなるのがネックとなります。

 スズキの軽自動車をお得に購入する方法はある?

 新車で購入する場合

 一般的に新車を安く購入したい場合、メーカーや販売店の決算時期が狙い目といわれていますがスズキの軽自動車を購入する場合、販売店の違いを理解し購入することも効果的。

 スズキはメーカー直営の正規販売店(スズキ自販と名がつく販売店)と、その販売店を通してクルマを販売する副代理店(スズキ自販がつかない販売店)で車両を販売していますが、値引きという面では副代理店が大きい(安く買える)ことが多いようです。

 正規代理店は副代理店との競合を避けるケース(値引き戦から降りる)も多いようですので、お店の立地や購入時期にもよりますが「副代理店で他社ライバル車との競合」がスズキ軽自動車を購入する際は安く買える可能性がもっとも高い方法といえるでしょう。

 中古車を購入する場合

 中古車を安く購入するポイントはいくつかあります。走行距離が多い車両や年式が古い車両を選ぶ、販売店の決算期を狙うなど基本的なポイント以外にも注目してほしいポイントとして、

・不人気車を選択 ・上級グレードではなく(装備不足がない)標準グレードをセレクト ・ハイブリッド車を避ける

 これらも安く中古車を購入できるといわれています。

 この条件はスズキ車以外にも当てはまるものですので、中古車購入時に参照してください。

 まとめ

 ダイハツとともに多彩な軽自動車をラインアップしているスズキ。多くのモデルがそれぞれ個性を備えていることも特徴です。

 スズキの軽乗用車のなかでも、もっとも売れているスペーシアがフルモデルチェンジされました。

 最大のライバルとなるホンダ・N-BOXとは違い、先代とはデザインテーマを異なるエクステリアを採用しましたが、どこまでライバルに迫ることができるかに注目です。

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みんなのコメント

12件
  • guc********
    これだけ長々と纏まっていない記事も凄い!
    カタログ見て実車見て、他車と比べた方が納得出来る!
  • cuc********
    なんか、スズキさんへの忖度記事に感じたのは私だけでしょうか?
    デメリット一切無し。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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