8年ぶりに生まれ変わったホンダの人気コンパクトミニバン
2024年6月17日、ホンダはコンパクトミニバン「フリード」の新型を正式発表しました。8年ぶりのフルモデルチェンジで3代目へと進化した新型は、果たしてどんなモデルなのでしょうか?
【画像】「えっ!…」これが“ちょうどいいコンパクトミニバン”ホンダ新型「フリード」です(45枚)
「This is 最高にちょうどいいホンダ」というキャッチコピーをひっさげて、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が誕生したのは2008年5月のこと。
5ナンバーサイズに収まる扱いやすい車体に3列シートを備えた広い室内空間を融合した「フリード」は、多彩なシートアレンジや広いラゲッジスペースなど優れた使い勝手がウケ、スマッシュヒットを記録しました。
新型は、そんな人気モデルの3代目に当たります。8年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新型のグランドコンセプトは「“Smile” Just Right Mover(“スマイル”ジャストライトムーバー)」。人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマを目指して開発されました。
新型「フリード」のエクステリアは、シンプルかつ上質なデザインが魅力的。年代や性別を問わず、すべての人がどんなシーンでも安心して快適に過ごせるクルマとなることを目指してカタチづくられたそのスタイリングは、信頼感とクルマとしての使い勝手のよさを感じさせます。
ボンネットフードやバンパーにボリューム感を持たせたフロント回りは、芯のとおった力強さを表現されています。
ボディサイドは、大きく張りのある面で構成。クリーンな造形や水平基調のベルトラインによって上質で洗練された印象を与えてくれます。
そしてリア回りは、スタンスのいい台形フォルムが印象的。見た目からもキャビンの広さを想像できるデザインとしています。
一方のインテリアは、使う人がゆったりとした気持ちになれる空間を目指して開発されています。インパネには大容量の収納スペースを用意、また、取り出しやすいトレーなども相まって、デイリーユースでストレスフリーのドライブを楽しめる空間となっています。
加えて新型は、充実した装備類も見逃せません。なかでも、リアクーラーや面積の大きなリアクォーターガラスにより、セカンド/サードシートの快適性も上々です。
気になるパワートレインは、2タイプを設定。
最大25.6km/L(WLTCモード燃費)をマークするホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム“e:HEV(イーエイチイーブイ)”搭載車、モーター駆動車ならではの力強さとスムーズな走りも魅力的です。
さらに新型「フリード」は、1.5リッターDOHC i-VTECガソリンエンジン搭載車もラインナップ。こちらは最高出力118ps、最大トルク142Nmを発生します。
おしゃれな「エアー」か遊び心あふれる「クロスター」か
そんな新型「フリード」は、おしゃれでシンプルな洗練されたルックスの「エアー」と、力強く遊び心にあふれた「クロスター」というふたつの個性が設定されていることにも注目です。
「エアー」のボディサイズは、全長4310mm、全幅1695mm、全高1755mm、ホイールベース2740mmで、ボディサイドに余計なラインを設けず、張りのある面を強調したクリーンなスタイルが印象的です。
対するインテリアは、随所にソフトなタッチのファブリックをあしらうことでやすらぎを表現。明るいグレージュのインテリアカラーもチョイス可能で、まるで家のリビングのような雰囲気に仕立てられています。
一方、アウトドア志向の強い「クロスター」のボディサイズは、全長4310mm、全幅1720mm、全高1755mm。「エアー」と比べて全幅が25mmワイドになっています。
ワイドになった秘密は、「クロスター」独自のディテールにあります。タイヤ回りを中心に、ボディ下部に備わる黒基調のガーニッシュなどにより、アウトドアシーンに似合うタフなデザインに仕上がっています。
さらに「クロスター」は、専用のフロントグリル、ロアガーニッシュ、ルーフレールも装備。新型「フリード」の個性を生かしながら、アクティブなライフスタイルをサポートする1台に仕上がっています。
こうした独自の仕立ては、インテリアも同様です。ブラック×カーキのツートーンカラーでアクティブさを表現。さらに、はっ水加工を施したシート生地や、ラゲッジスペースの“ユーティリティーサイドパネル”、リアゲートの“ユーティリティーナット”など、オーナーの発想次第で自由な使い方、自由なアレンジを楽しめます。
なお「エアー」には3列シート車が、「クロスター」には2列シート車と3列シート車がラインナップされています。
* * *
気になる新型「フリード」の価格(消費税込)は、250万8000円~。タウンユースに最適なスタイリッシュ仕様「エアー」とアウトドア志向のアクティブなルックスが魅力的な「クロスター」というふたつの個性で、コンパクトミニバン市場に新たな風を吹き込みそうです。
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みんなのコメント
確かにそうなんだけど、一度乗ってみてウンザリだったのが、後部座席にいるとエアコンが殆ど効かなくて、オプションでの設定もなく、仕方ないのでファンを2台買って後ろにも冷風が行くようにしてました。3年辛抱しましたが、乗り換えました。今回、やっとエアコンがついたようで、本当の意味でちょうど良くなったかもね。
カッコわるい