日本市場で購入出来る輸入車のミニバンは少ない。なかでも、ラージサイズはフォルクスワーゲン「シャラン」とメルセデス・ベンツ「Vクラス」しか正規輸入モデルはない。
とくにVクラスは、日本車最大級のボディを持つトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」(全長×全幅×全高:4935mm×1850mm×1935mm)を超えるサイズ(エクストラロングモデルは全長×全幅×全高:5380mm×1930mm×1880mm)であることもあって関心も高い。
こんなキュートなEVなら乗ってもいい!? スマートEQ日本初上陸
10月23日に発表された日本仕様の新型Vクラスは、より多くの支持を集めるべく、あらゆる面がアップデートした。
V-Klasse AVANTGARDE, AVANTGARDE Sport-Paket Exterieur (PX0), 45,7 cm (18") Leichtmetallräder im 5-Doppelspeichen-Design, tremolitgrau lackiert und glanzgedreht (RA9), cavansitblau (5890)ボディサイズは標準のほか、ふたつのロング・バージョンから選べる。MOMercedes-Benz V 250 d ( W 447 ) AMG Line 2016電動開閉式のパノラミック・スライディング・ルーフ仕様もある。Daimler AG - Product Communications Mercedes-Benz Vansエクステリアは、フロントまわりを中心にデザインを変更。フロントグリルやフロントバンパーが一新された。
インテリアは、新しいパッケージオプションとして「エクスクルーシブシートパッケージ」を設定した。2列目シートが、オットマンやリラクゼーション機能、ヒーター&ベンチレーション機能付きの電動タイプに変更される。
シートアレンジは従来モデルと変わらない。2列目&3列目シートはすべて独立タイプ(脱着式)。2列目&3列目シートをすべて取り外すことも可能だ。また2列目&3列目の全シートは、シートベルトを内蔵する。
Die neue Mercedes-Benz V-Klasse und Marco Polo, Sitges/Spanien 2019The new Mercedes-Benz V-Class and Marco Polo, Sitges/Spain 2019「エクスクルーシブシートパッケージ」の2列目シートは電動調整式。オットマンやヒーター&ベンチレーション機構なども備わる。MOArchivnummer: SSPIP36109写真左から標準ボディ、ロングボディ、エクストラロングボディ。MOガソリンモデルも限定導入搭載するエンジンは2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボ・エンジン。最高出力は163ps、最大トルクは380Nmを発揮する。組み合わされるトランスミッションは7AT。駆動方式はFR(後輪駆動)のみ。
足まわりは減衰力を自動的に調整する「セレクティブダンピングシステム」を搭載。メディア向け資料には「通常走行時には油圧抵抗を減少させて快適な乗り心地を、ハードなコーナリング時など急激な入力に対しては最大限の減衰力を発揮します」と、記されている。サスペンションはフロントがマクファーソン式、リアが独立懸架式。
カーナビゲーション・システムは全車標準。エアコンは、フロント・リアを個別に調整出来る。MO先進安全装備群の「レーダーセーフティパッケージ」はオプション。パッケージにはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)やLKA(レーン・キーピング・アシスト)などを含む。360°カメラや超音波センサーを使った「パークトロニック」など、駐車や取りまわしをサポートする機能は標準だ。
新型Vクラスの価格は、標準グレード「V220d」が740万円、「V220d アバンギャルド ロング」が764万円、「V220d アヴァンギャルド エクストラロング」が790万円。ハンドル位置は右のみ。
105台限定で販売されるガソリン・モデルの特別仕様車「V260 アヴァンギャルドロング」。新型Vクラス導入を記念し、特別仕様車「V260 アヴァンギャルドロング」も105台限定で販売される。こちらは、V220dと異なり2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジン(最高出力211ps、最大トルク350Nm)を搭載、価格は950万円になる。
文・稲垣邦康(GQ)
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