トヨタ自動車は11月9日、欧州にてコンパクトSUV「C-HR」にスポーティな新グレード「GR スポーツ」を設定し、来年1月から販売を開始すると発表した。
日本でも人気が高いC-HRは、力強いルックスとハンドリングが欧州でも高い評価を受けており、販売初年の2016年には12万台の年間セールスを記録。Cセグメントクロスオーバーで10%のマーケットシェアを誇り、既に40万台が欧州市場で販売された実績を持つ。
今回追加されたGR スポーツは、Gazoo Racingがトヨタの各モデルに展開するグレードのうち「GRMN」、「GR」に次ぐ位置付け。そのアピールポイントは、サーキット志向の「GR」にインスパイアされた内外装で、日常使いでの扱いやすさは維持しつつ、スポーツマインドをくすぐるアピアランスを手に入れている。
なおC-HR GR スポーツは、日本ではすでに販売されているが、このたび発表された欧州仕様は、日本仕様とは異なるエクステリアザインを採用している。特に異なるのはフロントバンパーで、スクエアな形状の開口部を持つ日本仕様に対し、欧州仕様は台形型の開口部が特徴。なおバンパー中央部やフォグランプ周辺などはピアノブラック仕上げになっている。
フロントおよびリアのトヨタマークも背景がブラックとなり、スタイリングに引き締まったイメージを与えている。また、ドア開口部のモールディングもブラックアウトされ、GR スポーツ専用デザインの19インチアルミホイールと共にサイドビューの迫力を高める。ダイナミックグレーのボディとブラックルーフの2トーンカラーが新設定されたこともニュースだ。
ブラックを基調としたインテリアには、クールシルバーのコントラストカラーと、レッド/グレーのステッチングが配され、アルカンターラ仕立てのシートがホットハッチをアピール。パーフォレーション加工されたステアリングホイールや、GRロゴ入りのエンジンスタートボタンもレーシーなイメージを高めている。
さらに、C-HR GR スポーツのセリングポイントとなるのは、コスメチューンだけでなく走りの質も高められているところ。具体的には、グリップレベルを高めたコンチネンタル製19インチタイヤを履くほか、サスペンションやステアリングも専用チューンとなり、ダイナミック性能が高められている。
また、GR SPORTと同時に、高級感を高めた「C-HIC」(写真 5-6)も追加。こちらは新色のオキサイドブロンズを含む計4タイプの2トーンボディカラーの採用や、10ダブルスポークの18インチアルミホイール、2トーンの電動レザーシート、グレーのヘッドライナーの採用で質感の向上が図られた。
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みんなのコメント
逆に言えばイジる必要がないくらいの良いデザインなのでしょう。
日本のメーカー、がんばれ!
だってどっからどう見てもグッチャグチャやんけ。