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コンバーチブル発表に、さらっと一部改良で付け加えるにはもったいない!? レクサスLCが完熟進化

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コンバーチブル発表に、さらっと一部改良で付け加えるにはもったいない!? レクサスLCが完熟進化

レクサスのフラッグシップクーペ「LC」。これをベースとしたオープントップモデル「LC500コンバーチブル」の衝撃的なデビューにあわせて、慎ましく一部改良を実施した。発売は2020年6月18日、取り扱いは全国のレクサス店。価格は1350万~1500万円。

今回の一部改良のメニューは、足まわりを中心とした軽量化とパワートレーンを含む各制御の最適化。これは、クルマや路面との対話を感じられる「一体感のある走り」を実現するための基本性能の向上を目的としたもの。

レクサスLCコンバーチブルが衝撃デビュー!発売は7月15日。優雅極まる完璧なプロポーションに1500万円はけっして高くない!?

具体的には、さらなる上質な乗り心地を実現するため、フロントサスペンションのロアアームをアルミ素材に変更するとともに、リヤスタビライザーバーの中空化、コイルスプリングの高強度材採用、ディスクホイールの軽量化などを施し、ばね下質量を約3.7kg軽量化した。また、バウンドストッパーの特性変更やAVS(減衰力可変ダンパー)によるショックアブソーバーの伸び側減衰力の独立制御によって、路面変化に対する追従性を高め、しなやかなサスペンションの動きを実現した。

足まわりの軽量化の効果を最大限発揮させるため、ショックアブソーバーの伸び側と縮み側を独立制御するAVSの制御をそれぞれ変更して、応答性を高めた。さらにはEPS(電動パワーステアリング)の制御もチューニング。より滑らかでリニアな応答とするなど細部までこだわった結果、優れた操舵レスポンスやライントレース性を実現する。
新たにアクティブコーナーリングアシスト(ACA)を採用。アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するなど、コーナリング時の車体安定性も進化している。

日常シーンでも、滑らかでパワフルな加速を感じられるよう駆動力特性をチューニング。ガソリン車では停止状態から100km/hあたりまでの常用域での気持ちのいい加速や伸び感、心地いいエンジンサウンドが楽しめる。ハイブリッド車は、バッテリーの使用領域を拡大し、モーターからのトルクアシストを増幅させることで、駆動力が向上している。

このほか、ボディカラーに、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングを新たに設定(メーカーオプション)したほか、インテリアカラーに新開発のブラック&オレンジと、新規設定色としてフレアレッドが加わった。

2017年。レクサスの変革の象徴として独創的なデザインや優れた走行性能を実現。その後の車両開発を変えるとともに、レクサス車の乗り味の方向性を示したのがLCだ。プレミアムなラグジュアリークーペでありながら、リアルスポーツに迫る走行性能や運動性能を身につけた「LC」のさらなる深化の現在形。目新しい“コンバーチブル”を横目に、流麗なクーペフォルムを今、手にするのが“粋”かもしれない。

[バリエーション&価格]
■クーペモデル
〈FR・3.5Lエンジン+モーター・10速電気式CVT〉
LC500h Sパッケージ:1500万円
LC500h Lパッケージ:1400万円
LC500h:1400万円

〈FR・5Lエンジン・10速AT〉
LC500 Sパッケージ:1450万円
LC500 Lパッケージ:1350万円
LC500:1350万円

■オープンモデル
〈FR・5Lエンジン・10速AT〉
特別仕様車LC500コンバーチブル ストラクチュラルブルー:1650万円
LC500コンバーチブル:1500万円

LCの詳しい情報はこちら
https://lexus.jp/models/lc/

〈文=driver@web編集部〉

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