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三菱 新型「アウトランダー」はCMF-CD採用し、アメリカのAMAZONライブで発表

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三菱 新型「アウトランダー」はCMF-CD採用し、アメリカのAMAZONライブで発表

三菱自動車は2021年2月17日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」をフルモデルチェンジし、4代目となったニューモデルをアメリカでAMAZONライブにより発表しました。この新型アウトランダーは4月からアメリカ、カナダ、プエルトリコで発売する予定です。

なお、AMAZONライブでは商品紹介ビデオやカーコンフィギュレーターなど、様々なコンテンツを通して新型アウトランダーが紹介されています。このコンテンツは3月31日まで視聴できます。

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AMAZONライブ:https://www.amazon.com/adlp/mitsubishioutlander

CMF-CDプラットフォームを新採用

新型アウトランダーが採用する新開発のアライアンス プラットフォーム「CMF-CD」を採用し、衝突安全性能を向上させ、高次元の操縦安定性を実現しています。キャビン周りには三菱初のホットスタンプ材の超高張力鋼板を採用し、変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化も行なっています。

また、エンジンルーム、キャビン周りには連続した環状構造を採用し、従来車よりボディの曲げ、ねじり剛性を大幅に向上。マルチリンク式のサスペンション、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングの採用により、上質な乗り心地でありながら、リニアでダイレクト感のある操縦性を実現。直進安定性はもちろんコーナリング時のトレース性も大きく向上させています。

パワートレーンは新開発の2.5Lエンジンを搭載し、従来モデルに対して最高出力で約8.9%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上させています。低中回転域はトルクフルで扱いやすい特性としています。

トランスミッションは8速スポーツモードCVTを組み合わせています。加速時は多段A/Tのようなメリハリのある変速を行うステップシフト制御を採用し、アクセルを強く踏み込んだときは力強く俊敏な加速フィーリングが得られます。

4WD車は前後トルク配分を行うセンターカップリングに、電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御4WDを採用。停車中から前輪と後輪を強く拘束できるため、走り出しの瞬間から後輪に駆動力が発生し、4WDらしい力強さと加速を実現。凍結路面での坂道発進などシビアコンディションで、より威力を発揮する4WDシステムとなっています。

また4WD車は、さらに進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載。ブレーキを利用する「ブレーキAYC」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御が実現しています。

「S-AWC」はハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両の状態を常に正確に把握。旋回時には「ブレーキAYC」が前後左右輪の駆動力/制動力差を最適化することで、タイヤのグリップ能力をさらに引き出し、ドライバーの意のままの操縦性を実現。また、2WD車にも前後輪の分散制御に発展させた「ブレーキAYC」を採用し、ASC、ABSと統合制御し、さまざまな路面で走行安定性を高めています。

また走行シーンに合わせた運動特性を選べるドライブモードを採用。4WD車には6モード、2WD車には5モードを設定しています。フロアコンソール上のモードセレクターにより、道路の状態で選べるドライブモード、運転スタイルで選べる「ECO」が選択可能。

ドライブモードでは、通常使用するモード「NORMAL」、舗装路でスポーティに走れる「TARMAC」、未舗装路で高いトラクション性能と安定性を発揮する「GRAVEL」、雪道などの滑りやすい路面に適した「SNOW」、ぬかるんだ道や深雪などで走破性を高める「MUD」(4WD専用)を設定。

デザインと装備

アウトランダーは、グローバルに展開するクロスオーバーSUVで、これまで累計約260万台を販売。特に北アメリカでは2002年に三菱自動車初のクロスオーバーSUVとして投入し、SUVとしての実用性と機動性、そして環境性能により好評を博してきています。

新型アウトランダーは、「BOLD STRIDE(ボールドストライド)」をデザイン コンセプトとし、次世代のダイナミックシールドフロントフェイスを採用し、大径タイヤとワイドボディを強調するフェンダーや、存在感のある堂々としたプロポーションとしています。

リヤは、一つの面から切り出したようなシャープな六角形のテールゲートを採用し、タイヤを背負ったパジェロ伝統のリヤスタイルからインスピレーションを受けたデザインとしています。

インテリアは、より上質な空間を目指し、水平基調のインストルメントパネルにより、広々としたゆとりある印象とし、同時に車体姿勢の変化をつかみやすくなる機能性も持っています。上部には触感の良いレザー巻きのソフトパッドを採用。さらにステッチをあしらうことで質感を向上させ、ドアパネルには、広い面積にドアインサートを配し、インストルメントパネルやフロアコンソールサイドと同様のソフトパッドを採用、上質なインテリア空間としています。

インテリアのカラーバリエーションは、Pグレードはシックなブラックと開放感あるライトグレーの本革シートを設定。インストルメントパネルとドアトリムも同色とし、アルミニウムの加飾をシフトパネルに採用。また、サドルタンのアクセントカラーも用意され、シートには上級本革(セミアニリン)を使用したオプションカラーも設定しています。

Hグレードはスエード調コンビネーション素材のブラックシートとピアノブラックの内装を、Mグレードにはファブリック素材のブラックとライトグレーのシートと、そしてピアノブラックの内装をそれぞれ設定。

フロントシートは2層ウレタン構造として、座った瞬間の掛け心地の良さと、長時間座っていても疲れにくい快適なシートとしています。車体を幅方向に拡大し、1、2列目のシート足元スペースを拡大し、ゆとりある居住空間を実現。さらに、シートヒーターや3ゾーン・オートエアコン、リアドアガラスサンシェードなど各種機能をグレード別装備として設定しています。

メーターはグレード別に2種類の設定となっています。三菱初の全画面フルカラー液晶(12.3インチサイズ)の「フルデジタルドライバーディスプレイ」メーターは、鮮明な画像と大画面により、多彩なコンテンツ表示でも見やすさを実現。様々な情報を自由に組み合わせて表示できるカスタマイズ機能も搭載しています。

もうひとつのハイコントラストメーターは、中央のインフォメーションディスプレイに簡易的な矢印ナビなどの表示が可能で、7インチ液晶を搭載し、アナログ表示による高い視認性の利点を活かしつつ、立体的な文字盤と加飾付き指針により高級感を演出しています。

センターディスプレイは、グレード別装備として9インチの大画面を採用したスマートフォン連携ナビゲーションを設定。内蔵地図と連携したナビゲーション機能により、高精度なルート案内が行なわれます。画面下に常時表示されるローンチメニューのアイコンをワンタッチするだけで、ナビやオーディオなど様々な機能が簡単にセレクト可能。もちろんAndroid、iPhoneが接続でき、アプリケーション機能を楽しむことができます。

先進安全機能

運転支援システムは高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイ・パイロット)」を搭載。レーダークルーズコントロールシステム(ACC)とレーンキープアシストを統合した制御で、 車間距離と車線中央をキープしながらの走行をサポート。

さらにナビリンク機能搭載車は、速度標識を読み取って設定速度を自動で切り換えたり、ナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速へ自動で調整したりすることが可能です。また高速道路では、渋滞時でも停車後約30秒以内なら自動発進できるようになっています。

さらに安心してドライブを楽しむためのカーサポートシステムとして、「三菱コネクト」を搭載。ドライバーの安全を守るために、事故や故障時にボタンを押すことでコールセンターへの救助依頼が可能で、エアバッグが展開した場合は自動的に通報します。さらに、車両の盗難警報や盗難にあった車両の位置情報を取得してユーザーに通報するなど、様々なアクシデントに対応しています。

この他にスマートフォンを使い、車両を駐車した位置を表示させることや、ライトを点滅させて自車位置の確認ができるようになっています。

なお今回の発表はアメリカ仕様で、日本での価格、グレードなどは公表されていません。

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