6月28日から30日まで、幕張メッセで開催された東京アウトドアショー2024。
ヨーロッパではコマーシャルバンとして使われているルノー「カングー」。その道具っぽさとフランス独自の世界観が人気です。
【画像】「えっ…」これが東京アウトドアショーのルノー カングーです(28枚)
本格的なハードキャンプではなく、オシャレなキャンプやピクニックのイメージを押し上げているのはルノーカングーのおかげかも。と思える雰囲気を作り上げていました。
樹脂製のブラックバンパーとコマーシャルバンぽくないスタイルは、最新型となっても日本仕様だけ存在すると言います。
普通に考えれば仕向地ごとにいろいろ装備を変更するのは大変なことで、なるべく世界標準で送り出したいところですが、カングー人気が高い日本向けにだけ特別なカングーを送り出してくれています。
それだけルノーが日本のユーザーのことを考えてくれている証拠かもしれません。
アウトドアショーでも乗用車タイプのフルカラーバンパーなどを装備したINTENS(インテンス)とブラックバンパーやハーフキャップホイールカバーなど、道具感があふれるCREATIF(クレアティフ)の2台を展示していました。
カングーの特徴の一つとも言える、ダブルバックドアと呼ばれる観音開きのリアドアは左右に大きく開き、さらにストッパーを解除することで真横まで開き、荷物の積み下ろしが非常に楽になります。
これはベースがコマーシャルバンとして作られており、ヨーロッパで使われるパレットがそのまま積み込めるようになっているため。
そのため、四角く作られたラゲッジはキャンプやアウトドアとの相性も抜群です。
ボックスを左右の壁まできっちり置け、その上に積み上げても後方視界を遮らないほどの積載量を誇ります。
また2列目のシートをフルフラットにすれば車中泊ができるスペースが現れます。テント泊ももちろん良いですけど、車中泊ができる余裕があるのは頼もしい限りです。
今回はよりアウトドアで楽しんでほしいと、純正パーツでラインナップしている、カーサイドエアフレームタープ、フォールディングウッドチェア、サイドアップボックステーブルなどを展開。多くの荷物を積めるルーフバスケットラックなども展示していました。
ブース全体も毎年開催されているカングージャンボリーのように、ゆったりとキャンプやピクニックを楽しんでほしいというスタイルになっていました。
ブースにスイングチェアのフォトスポットを用意するのもカングーらしさでした。
カングー1年間モニターキャンペーンや、カングージャンボリーの紹介もされ、カングーに乗ってキャンプやピクニックに行きたい、よりカングーを楽しんでみたいと思わせる展示でした。
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