ゴールドのボディカラーとバタフライドアは唯一無二のカスタム
2024年10月13日にTRUSTの主催で開催されたユナイトミーティングには、トヨタ「86」やスバル「BRZ」を中心に、スズキ「スイフトスポーツ」など幅広い車種がエントリーしました。イベント会場で見つけた86/BRZのなかから、今回はド派手なゴールドボディのバタフライドア仕様に仕上げられた86を紹介します。
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FR-Sの純正色からインスパイアされたイエローゴールドにオールペイント
会場内で目についたのは、純正色に設定のないド派手なイエローゴールドボディのトヨタ「86」。しかもちょうど前を通り過ぎた際に中からオーナーが降りてきたのだが、ドアがバタフライドアになっていてビックリ! オーナーの“ヒロ”さんにお話を伺ってみた。
“ヒロ”さんはこのクルマを入手する前にトヨタ86の北米仕様車であるサイオン「FR-S」の逆輸入車に乗っていたそうだ。乗り換えのタイミングで、次のクルマもサイオンを探したそうだが、なかなか見つからず、2023年10月にこのクルマを手に入れたという。前後にサイオンのエンブレムが備わるのは、前車からの名残りというわけだ。ゴールドのボディカラーは、暗い場所ではイエローに輝くカスタムカラー。じつはこのボディカラーも、FR-Sが純正のシャンパンゴールドだったことからインスパイアされた色だという。
オリジナルスタイルを求めて各社エアロをブレンド
レクサス風のフロントフェイスとなっているのは、エイムゲインのフロントバンパーで、サイドスカートはTRD、リアリップはモデリスタと、理想のスタイルを求めてブランドにこだわらず、形状の気に入ったものをチョイスしている。ドアのバタフライドアキットはブランド不明だが、入手したものを納車前に渡して装着してもらったそうだ。
足まわりはテインの車高調を装着し、ホイールはAME SHALLENのXF55をボディ同色にペイントしている。装着されるタイヤは225/40R19で、86の標準サイズよりひと回り大きいサイズとなっている。車高が下がりきらないのが現在の悩みだそうで、将来的にはホイールを18インチに変更し、さらなるローダウンに挑戦していくことを計画中のようだ。
赤いインテリアはボディ塗装前の名残り
インテリアを見ると、ボディカラーとは相反する鮮やかなレッドでコーディネートされている。シートカバーやドアパネルだけでなく、ダッシュパネルなども全て赤で統一されているのだ。じつはこれ、前オーナーがカスタムしたもので、現在はそのまま使っている状態。赤基調のインテリアは、塗装前のボディカラーが赤だったからだ。
「じつはこのゴールドペイントなんですが、フレークが色褪せしてしまうみたいで、ところどころ色抜けしてます。ミラーはシルバーになっちゃってるし(笑)。あと最近運転席側のドアヒンジの調子があまり良くなくて、近いうちに改善したいと思っています」
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