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新型ホンダZR-Vの走りを支えるメカニズム&ボディ構造に迫る!

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新型ホンダZR-Vの走りを支えるメカニズム&ボディ構造に迫る!

車種別・最新情報 [2022.12.25 UP]


新型ホンダZR-Vの走りを支えるメカニズム&ボディ構造に迫る!

新型「ホンダZR-V」内装の質感と使い勝手に注目!

正式受注スタート! 2023年4月21日に発売開始
走り自慢のSUVとして注目を集めるホンダZR-V。
ユーザーの手元に届くのは来年4月からだが、
それに先駆けてグレードや装備、価格を発表。
本格商戦がスタートする。
実力モデルが揃う激戦区で戦うことができるのか? 
その魅力に迫ってみたい。


HONDA 新型ZR-V

新型ZR-V ボディ構造&メカニズム
走りの質を高める
CR-V由来の上級機能が目白押し
 2ℓのe:HEVに1.5ℓターボの設定はCR-Vと共通だが、どちらもZR-V向けにチューニングされたもの。e:HEVの最高出力が若干低下しているが、最大トルクは向上。ターボも最大トルクをの発生回転数を低く、より実用域重視の特性としている。実用性能とドライバビリティの向上を狙ったものだが、CR-Vより軽い車重もあってWLTCモード燃費も向上している。これもまたZR-Vの実用性へのこだわりのひとつだ。
 空力を意識したボディ設計やサスまわりも専用セッティング。サスはCR-Vと同タイプで、FF/4WD車ともに前ストラット/後マルチリンクを採用している。4WDシステムはe:HEV車/ターボ車ともに電子制御カップリングを用いた機械式と、悪路走破性を意識したチョイスも見逃せない。


e:HEVは新開発の2ℓ4気筒の直噴DOHCエンジンに2つのモーターを組み合わされる最新ハイブリッド。シビックから採用が始まった新世代ユニットで、SUVとしてはZR-Vが初採用となる。

エンジン直動機構を組み込むことで、走行状況に応じて、EVモード(上)、ハイブリッドモード(中)、エンジンモード(下)の3つの走行モードを切り替えることが可能。

ガソリン車の1.5ℓターボは現行シビックと同様に直噴のVTECターボを搭載。低中速域を考慮したリマッピング処理や高応答タービンの採用で出足の鋭さを意識した特性を手に入れている。

e:HEV車、ガソリン車ともにプロペラシャフトでリヤ駆動を直結させるリアルタイムAWDを採用。リヤタイヤ側の駆動容量を高めることで、より泥路や雪路での安定性が高まる駆動制御を手に入れている。

高い強度を持つ高ハイテン材や構造用接着剤を各所に使用することで、柔らかさと硬さを併せ持つしなやかなボディ骨格を実現。

フロントはマクファーソン式、リヤはマルチリンク式を採用する。リヤサスは剛性面を考慮しCR-Vベースを使用することで、振動抑制や静粛性の向上が図られている。

ボディ各所の構造物に整流効果を高める工夫を盛り込むことで、空力特性を追求。ミドルSUVの中ではトップレベルの性能を確保した。

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