■そのSUV、日本で売れそうじゃん!
2020年も世界各国でさまざまなSUVが登場しました。日本では、コンパクトなトヨタ「ヤリスクロス」や日産「キックス」、マツダ「MX-30」、ミドルサイズのトヨタ「ハリアー」などSUVの新型ラッシュは留まることを知りません。
一方で海外でもSUV人気は健在です。そのなかで、日本では2020年12月現在で未発売なものの、日本に導入されれば人気が出るかもしれないSUVを3台紹介します。
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●いすゞ「mu-X」
2020年10月28日にいすゞはミドルサイズSUVの「mu-X」をフルモデルチェンジしました。
このmu-Xは、2019年にフルモデルチェンジしたピックアップトラック「D-MAX」の派生モデルです。
タイを中心としてアセアン地域、オーストラリアなど世界60か国以上で、フレーム付きPPV(Passenger Pickup Vehicle)ならではの悪路走破性と耐久性、牽引性能が評価されています。
このmu-Xは、いすゞの強みである耐久信頼性、燃費性能、安全性能を有しながら、快適性、高級感を高めたモデルで、外観デザインは、堅牢感と上級感を兼ね備えた存在感を表現。
フロント部分にはBi-LEDプロジェクターを採用。鋭い印象のヘッドランプと緻密な造形を施したフロントグリルにより、洗練された上級感を表現しています。
mu-Xのボディサイズは、全長4850mm×全幅1870mm×全高1875mmとなり、トヨタ「ランドクルーザープラド」に近いサイズです。
パワートレインは、最高出力190馬力を発揮する3リッターディーゼルエンジンと、最高出力150馬力を発揮する1.9リッターディーゼルエンジンの2種類。トランスミッションは6速ATを組み合わせ、駆動方式は2WD/4WDを設定しています。
また、4WDには、路面状況に応じて最適なトラクションを得られるよう、トラクションコントロール(TCS)に2種類の制御モードを設定しました。
現在の日本では、トラックメーカーの印象が強いいすゞですが、かつて日本でも乗用モデルを展開していたことや、いまでもアセアン地域では高い支持を集めています。
しかし、日本市場にmu-Xを導入する計画は無いといい、もし日本導入されれば、ランドクルーザープラドの良きライバルとなり人気を誇るかもしれません。
●日産「マグナイト」
日産は、2020年10月21日にインド市場で新型小型SUV「マグナイト」を世界初公開しました。
現在、欧州やアセアン地域では、AセグメントやBセグメントといった小さなSUVが人気を集めています。
そのなかで、日産がインド市場に投入したマグナイトのボディサイズは、全長3994mm×全幅1758mm×全高1572mmと、日本で人気のトヨタ「ライズ」と同等のサイズです。
インドでは日産初となる全長4m以下の小型SUVとなり、インドのユーザーニーズに合わせて開発されました。
外観デザインは、日産のグローバルSUVの伝統と先進技術をベースにデザイン。フロントに大きく開口されたグリルを採用することで、迫力のあるフロントフェイスを表現しています。
内装のインパネ中央部には、8インチのタッチスクリーンを持つインフォテイメントシステムを搭載し、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応。メーター部には7インチのTFT液晶ディスプレイを採用し、先進的な室内空間を提供します。
パワートレインは、最高出力100馬力を発揮する新開発の1リッターターボエンジンと最高出力72馬力の自然吸気エンジンとなり、トランスミッションは5速MT/CVTを組み合わされています。
先進安全機能では、クルマの周囲にある障害物を見やすくする「アラウンドビューモニター」を搭載し、運転時の安心感を提供します。
現時点では、2020年6月にキックスが日本で発売されたこともあり、サイズ感が似ているマグナイトの日本導入は未定となっています。
■いまは日本で売ってないけど…来年発売されるかもしれないトヨタ車とは?
●トヨタ「カローラクロス」
2020年7月9日にタイで発表されたトヨタのコンパクトSUV「カローラクロス」。
日本でも販売されているカローラシリーズ(カローラ/カローラツーリング/カローラスポーツ)の兄弟車となります。
カローラシリーズは、1966年の初代モデル登場以降、世界150以上の国と地域で販売されてきた同社を代表するモデルです。
そのなかで、近年世界的に需要が高まっているSUVニーズに対応するべく導入されたのがカローラクロスとなります。
カローラシリーズのプラットフォームはGA-Cを採用。ボディサイズは、全高4460mm×全幅1825mm×全高1620mmと、カローラツーリングの全高4495mm×全幅1745mm×全高1460mmと比べると、ひと回り大きいサイズです。
外観デザインは、ワイルドな印象のフロントフェンダーでアクティブな雰囲気を演出。内装は、見晴らしの良い空間と充分なヘッドクリアランスを確保しています。
パワートレインは、1.8リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドで、駆動方式はFFのみです。
日本市場には、2021年中頃に導入される可能性があると噂されており、昨今のSUV人気をけん引するトヨタのSUVラインナップがさらに盤石となりそうです。
ほかにも、トヨタ、日産、ホンダなどは、欧州やアセアン地域、北米などで日本で販売していないSUVを展開しています。
それらの特徴として、コンパクトサイズか3列シートを有するラージサイズが占めており、日本のラインナップと販売動向を考慮して、販売されないモデルもあるようです。
しかし、トヨタのように売れているSUVを続々と導入することで、同じブランド内での比較検討率が高まることで、他社へのユーザー流出を防ぐことも出来ます。
そうした要因からも、各メーカーから日本で売っていないSUVをなんとか発売してほしいものです。
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