■6年ぶりのフルモデルチェンジをしたスバル 新型「フォレスター」
2018年6月20日、スバルは主力SUVである「フォレスター」の新型モデルを同年7月19日に発売すると発表しました。この全面改良は2012年11月以来のことでした。同年の5月18日から先行予約を行い、6月18日までに目標の約2倍となる4119台を受注しました。
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新型フォレスターのグレードは、ベースの「ツーリング」から最上位の「アドバンス」までの4種類。ハイブリッドエンジンである「e-BOXER」と「ドライバーモニタリングシステム」を装備したモデルはアドバンスのみに標準搭載しており、価格は約280万円から約309万円となっています。
「アドバンス」は、他のグレードよりも少し遅れて、2018年9月14日に発売されました。
「e-BOXER」はエンジンと最高出力10kWのモーターを直結させて動力性能を高めるとともに、減速時などにエネルギーの回生を行います。
発進時や低速時はモーターのみのEV走行、加速時にはエンジンとモーター、高速走行時はエンジンのみといった使い分けをします。
バッテリーは4.8Ahのリチウムイオン電池を搭載し、燃料消費効率はWLTCモードで14.0km/Lです。
「e-BOXER」最大の特徴は、燃費よりも走行性能や走破性を重視した「走り重視のハイブリッド」であるという点です。動力源の切り替え制御が容易な「e-BOXER」は、スバル独自の全輪駆動システム「シンメトリカルAWD」とも非常に相性のよいシステムです。
さらに標準搭載されている「ドライバーモニタリングシステム」は、カメラがドライバーの顔を認識し、眠気や注意不足を検知して音や表示で注意喚起を行います。また、シートポジションやドアミラーの角度などをドライバーに応じて自動調整してくれる機能付きです。
このほか、フォレスターの安全運転支援機能は全車速域で前走車追従などができる「アイサイト・ツーリングアシスト」や「歩行者保護エアバッグ」を全グレードで標準装備しています。
近年のスバルは、実際のユーザーの使用状況に近くなるように一般道での雪上試乗会を開催しています。2018年には青森で雪上試乗会が開かれ、2019年は山形で開催されました。
スバル独自のハイブリッドシステムである「e-BOXER」は、雪道での走行を想定した開発も行われており、そのひとつが回生ブレーキ時のアンダーステアコントロールです。
ハイブリッド車で滑りやすい路面を走行中に緩いブレーキをかけると、前輪に回生制御が入りますが、通常のハイブリッド車だとフロントタイヤがスリップ気味になり、ハンドルを切っても外へ外へと膨らんでしまいます。
その対策のために「e-BOXER」ではスリップ量を検知し、基準よりスリップが多いときにはフロントとリアの駆動締結を少し強めることで後輪も使って回生ブレーキを制御します。欲しい回生量をキープしながらタイヤのグリップも両立させているのです。
スバルは安全性能にはとくに力を入れている自動車メーカーですが、これからも私たちを驚かせるような優れた機能をどんどん開発していくことでしょう。 【了】
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