ホンダは10月4日 、今冬から国内販売が予定されている新型「インサイト」の公式ティザーサイトを開設した。
新型インサイトは3月のニューヨークショーでワールドプレミアされたハイブリッド専用のミドルサイズセダンで、既に米国では販売が開始されている。「シビック」よりもアッパークラスに位置付けられる比較的大柄なボディサイズにもかかわらず、スポーティな印象を与える伸びやかなスタイリングが特徴。インテリアはシフトレバーの代わりにボタン式のスイッチが装備したセンターコンソールが未来的な印象だ。
パワーユニットは、1.5リッターDOHC i-VTECに2つのモーターを組み合わせたホンダ独自のハイブリッドシステムを搭載する。国内モデルのスペックは明らかにされていないが、参考までに米国モデルは最高出力151hpと最大トルク27.2kgmを発生し、燃費は23.4km/Lとなる。また、ホンダ自慢のドライビングアシストシステム「Honda SENSING」が全グレードで標準装備されるほか、国内専用の装備として、米国モデルよりもルーバーの数が増やされた専用デザインのフロントグリルと、トランクスポイラーが装着されるようだ。販売価格も現時点では不明だが、米国では22,830ドル(約260万円)がスタート価格となる。
インサイトの名を冠するモデルはこれで3代目。ハイブリッド黎明期の1999年にデビューした初代は後輪をスパッツで覆った2人乗りパーソナルカー。2009年にデビューした2代目はプリウスに真っ向勝負を挑んだ5ドアハッチバックだった。
はたして上級移行する3代目はどんな仕上がりなのか。ティザーサイトでは現在フロントマスクが公開されており、これから順次新たな情報がアップされていくとのこと。ホンダファンならずとも今後の展開に注目だ。
※写真5~13枚目はNYオートショー2018直前に公開された公式画像
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