インターコンチネンタルGTチャレンジの開幕戦として2023年2月に開催されるバサースト12時間レースに、レッドブル・レーシングのF1マシンが参加し、コース内外でイベントを盛り上げる予定であることが分かった。
象徴的なマウント・パノラマ・サーキットを走るのは、2011年シーズンに使用されたRB7。セバスチャン・ベッテルがシーズン11勝を挙げ、2度目のチャンピオンを獲得したハイノーズのマシンだ。レッドブルのプロモーション映像で世界中を走っている、お馴染みのマシンだと言える。
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一方で、そのステアリングを握るドライバーは年明けに正式発表される予定となっているが、レッドブルのサードドライバーに就任したばかりのダニエル・リカルドが担当する可能性もあるだろう。
西オーストラリア州出身のリカルドは、過去にバサーストへの憧れを公言し、サーキットを直接体験してみたいという願望を持っていた。リカルドの、サードドライバーとして最初のデモランにはピッタリの舞台だと言える。
レッドブルのマシンとドライバーは、バサースト12時間のパドックにも姿を現し、イベントの盛り上げに一役買う予定となっている。
バサースト12時間のイベントディレクターであるシェーン・ラジスは、次のように語った。
「オラクル・レッドブル・レーシングは、現F1ワールドチャンピオンであり、彼らがイベントに参加するだけでも名誉なことだが、レッドブル・レーシングのF1マシンがマウント・パノラマを走るというのは、また別の話だ」
「これは、これまでの12時間レースでは見られなかった光景であり、このイベントをまったく新しいレベルへと押し上げるものだ」
「オーストラリアのF1ファンにとって、F1マシンを間近で見ることができる最高の機会になるだろうし、F1マシンがマウント・パノラマを一周するのを見るのはさらに稀な機会だ」
レッドブルはこれまでにもオーストラリアでプロモーションイベントを開催しており、当時チームに所属していたリカルドは故郷のパースで2度にわたってレッドブルのF1マシンを走らせている。
その2回目に当たる2015年には、パース・スピード・フェスタでRB7をドライブ。CBDストリートをデモランしている。
マウント・パノラマでのF1マシン走行という意味では、ジェンソン・バトンが2011年に、2008年のマクラーレンMP4-23で1分48秒8という非公式ラップレコードを出している。なお、FIA GT3車両の最速タイムは1分59秒291だ。
レッドブルが、まるでジェットコースターのようなマウント・パノラマでどの程度の走りを見せるかは不透明だが、リカルドがマクラーレンのレコード更新を狙いに来るとしたら、バサーストに集まったファンは大盛り上がり間違い無いだろう。
2023年のバサースト12時間は2月3日から5日にかけて開催される予定だ。
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