日本の伝統を表す「桜」のEVレーサー
日産は、フォーミュラEのシーズン9に投入予定の新型車「e-4ORCE 04」を公開した。使用されている電動技術は、今後の市販車にも応用される可能性がある。
【画像】フォーミュラE選手権シーズン9に向けた日産陣営はこれだ!【ドライバーとGen3マシンを写真で見る】 全8枚
第3世代(Gen3)となる新型e-4ORCE 04は、昨シーズンまでのマシン(Gen2)よりも40%パワーが向上し、最高速度は320km/hに達する。赤と白の新しいカラーリングに、日本を象徴する花の1つである「桜」のデザインを取り入れているのが特徴的だ。
日産は、フォーミュラEは同社の電動化戦略において大きな役割を担っているとし、桜のデザインは日本の伝統を表現するものであると述べている。また、日産はこれまでe.damsとしてフォーミュラEに参戦してきたが、シーズン9からは日産単独チームとして参戦する。
日産モータースポーツのディレクターを務めるトマソ・ヴォルペはAUTOCARの取材に対し、e-4ORCE 04には将来の市販車に採用される可能性のある技術が使われていると語った。
「e-4ORCE」という名称は現在、アリアやエクストレイルといった市販車の電動四輪駆動モデルに使われている。
ヴォルペは次のように述べている。
「わたし達は、将来のクルマに移植できる2つの分野を特定しました」
「1つ目はハードウェアのエネルギー効率で、物理的に、最高レベルの効率を達成するためにギアボックスインバーターとモーターをどのように設計・開発するかということです」
「フォーミュラEでは、この数値は公表していませんが、95%以上という信じられないレベルの効率なのです。そのため、ロードカーのハードウェアの効率についても多くの学びがあります」
ヴォルペは2つ目の分野として、エンジンマネジメントを挙げている。
「フォーミュラEでは、(エネルギーを)いかに効率的に使うかでレースの勝敗が決まります。したがって、いかにソフトウェアを洗練させるかも、ロードカーの改善点について多くのことを教えてくれるでしょう」
e-4ORCE 04のステアリングを握るのは、ノーマン・ナトーとサッシャ・フェネストラズからなる新しいドライバーラインナップだ。2022/2023年シーズンは1月に開幕し、初戦はメキシコのオートドロモ・エルマノス・ロドリゲスで開催される。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
FIA/WRCがラリージャパンのSS12キャンセル理由を説明「許可されていない車両が進入し、スタートラインを塞いだ」
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
他社開発のワンマークカーで、どこを市販に
活かせるのか、反対に知りたい。
その前に電気=環境に優しいを考えからあらためて欲しい、その電気、原発や火力発電で二酸化炭素吐き出した
副産物で、バッテリーの環境汚染は最悪