「Alpine is back!」。みなさんは復活を果たしたフランス・ルノー傘下の高級ブランド「アルピーヌ」をご存知ですか? その第1号となる市販モデルがジュネーブショーでアンヴェールされた「アルピーヌA110」であります。クルマ好きならご存知の通り、デザインのオリジナルは60~70年代にかけて生産され、主にラリーで活躍した同じ名前のスポーツカー「アルピーヌA110」。4つ目ライトのレトロな雰囲気は、オリジナルへのオマージュなのです。
ジュネーブでは無事、日本で販売されることもアナウンスされました。フランス車ファンの皆さんおめでとうございます! アルピーヌの公式サイトにはこんな、日本LOVEなページも用意されていてアガりますね。
https://alpinecars.com/en/japanese-vision/
(A Japanese Vision – From France to Japan - Alpine)
そんなA110、日本のカスタマーはどうやって注文すればいいのでしょうか。日本のルノー・ディーラーで予約? 問い合わせたところルノージャポンが取り扱うかどうかは未定とのこと。しかし、ファースト・ロットとなる限定1955台の「プルミエールエディション」には、ちゃんと日本向けの枠もあるそうなので、インポーターが決まり次第、予約に向けての準備が始まるはずです。ジュネーブショーでの公式リリースには、数週間後(詳細は不明)には日本のカスタマー向けの予約も開始されるとありますから、案外すぐかもですよ。
実は、アルピーヌの公式サイト(https://alpinecars.com/en/)まで行くと、中段に「RESERVE IT」というブルーのボタンがあります。ここをクリックすると、「WANT TO RESERVE ONE OF THESE CARS?」のボタンが。さらにクリックすると、予約するためにアルピーヌのスマホアプリをDLすることを促されるのでした(iPhone/Android両方あり)。早速インストールしてみると…2000ユーロのデポジットが必要とか、希望の限定番号を選ぶ、などなど具体的な指示が出てくるではありませんか!
ただし、何度か日本語で書かれた「予約」のボタンを押してみたところ、今はアプリが落ちてしまう模様です。このあたりは実際の予約が始まると先に進めるような気が。というわけで、本当に欲しい人は、アプリもDLしつつ、こまめにチェックしてみるいいと思います!
ちなみに、プルミエールエディションは限定番号が刻印され、ボディカラーは青、白、黒の3色から選択。価格は欧州で5万5000~6万ユーロ(現在日本円で約673~734万円)となっています。
A110のボディサイズは全長4180×全幅1798×全高1252mm。252ps/320Nmを発生する直4ガソリンターボエンジンを搭載、ほぼオールアルミで1103kgという軽量ボディを0-100km/h=4.5秒で引っ張ります。加速力などはポルシェ718ケイマンS(4.4秒)とほぼ互角ながら、一回り小柄なスポーツカーといった雰囲気でしょうか。
(編集T)
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