1970年代から1980年代にかけて人気を誇った「ルノー 5(サンク)」。その伝説の「5」をオマージュしたBEVが2025年からまさかの生産を開始! 電気自動車となって帰ってきたその実力が気になるところだが、日本導入はあり得るのか?
※本稿は2024年3月のものです
文/ベストカー編集部、写真/RENAULT
初出:『ベストカー』2024年4月10日号
ルノーの名車「サンク」がEVで復活!! レトロモダンなデザインが超かわいい! 気になる日本導入は?
■伝統のコンパクトハッチバック「5(サンク)」がBEVで復活!
2024年2月のジュネーブ国際モーターショーで発表されたルノー 5 E-TECH エレクトリック
1970年代から1980年代にかけて欧州を中心に絶大な人気を誇ったコンパクトハッチバック「ルノー5(サンク)」をオマージュしながらも、最新の技術を注ぎ込んだBEV「ルノー 5 E-TECH エレクトリック」が、2024年2月26日にジュネーブ国際モーターショーで発表された。
発表されたルノー 5 E-TECH エレクトリックは、1972年にフランスで発売された個性的なコンパクトモデル「ルノー 5」のレトロモダンなデザインと、前衛的な要素を融合させている。
また、かつてWRC世界ラリー選手権で活躍した5ターボを彷彿とさせるルーフスポイラーや、垂直にデザインされたリアテールライトなどの要素も取り入れている。
インテリアは、かつてのサンクのデザインを現代的にアレンジ。インパネ上部に大型の液晶パネルを設置し先進性を演出しているが、エアコンの一部機能のために物理スイッチを残すなど直感的な使いやすさにも配慮する。
プラットフォームは、BセグメントのBEV専用に新たに開発された「AmpR Small」を初採用。ボディサイズは全長3920×全幅1770×全高1500mm、ホイールベース2540mmで、広々とした室内空間を確保している。また、BEVながら1500kgを下回る軽量化も実現している。
■気になる日本導入は!?
5ターボを彷彿とさせるルーフスポイラーや、垂直にデザインされたリアテールライトを採用
公表されているスペックでは、バッテリー容量52kWhでWLTPモード最大航続距離400kmのコンフォートレンジと、40kWhでWLTPモード最大航続距離300kmのアーバンレンジの2種類を用意。
永久磁石を使用しないモーターは70kW(96.3ps/21.9kgm)、90kW(121.7ps/22.9kgm)、110kW(152.1ps/25.0kgm)の3種類を設定している。パフォーマンス面では0-100kmが8秒、最高速度は150km/hとされている。
新開発のバッテリーパックは、ゾエ用バッテリーの12個のモジュールから、4個の大型モジュールに変更され、よりシンプルな構造となり、15kgの軽量化を達成している。
5 E-TECH エレクトリックについては、2025年半ばからフランスの工場で生産開始予定だが、輸入元のルノー・ジャポンは日本導入も検討しているとプレスリリースで公表しているので、ファンとしては期待したいところだ。
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みんなのコメント
バッテリー容量52kWhは物足りないとの話もあるだろうが、たぶん購入しやすい価格におさまるだろう。通勤用なら週に2-3度の普通充電も苦にならないだろう。
この車で長距離ドライブは無いだろうし、それなら高速充電も不要だろう。普段使わない機能の追加で価格が上がるのは無駄。