ウエストランド河本が本気で検討中！コンパクトミニバンのホントのところ

中古車購入チェックポイント [2024.01.10 UP]


ウエストランド河本が本気で検討中！コンパクトミニバンのホントのところ
ファミリカーとしてどうなの？？
ミニバンだと大きすぎるし、軽自動車ではもの足りない。そんな要望をちょうど叶えてくれるコンパクトミニバンが今、人気沸騰中！たしかに室内は広々、荷物だってたっぷり載せられるのに、コンパクトさゆえに街乗りの運転もスイスイ。芸能界きっての家族想いで知られる河本さんが、家族にちょうどいいコンパクトミニバンをパパ目線でリアルに検討する！

ライター：山岸裕一／デザイン・撮影：中尾剛／制作：十影堂エンターテイメント、バズカットディレクション
（掲載されている内容はグー本誌 2024年1月発売号掲載の内容です）


昔からクルマ好きです！
今『グー』で我が家のクルマを本気検討してます！
ウエストランド　河本 太さん
2022年M-1王者のウエストランド。相方は、高校時代の同級生・井口浩之さん。まだ小さい二人のお子さんを持つパパで、子煩悩で真面目な一面を持つ。

コンパクトミニバンが「ちょうどいい」理由とは？
　マイカーは未所有ながら、最近は自分のクルマが欲しいといろいろ気になっているという河本さん。小さいお子さん二人を連れてキャンプに行くときはレンタカーを借りているそうだが、そろそろ自分のクルマでお出かけしたいのだとか。
河本「どんなクルマがいいのか探しているんですけど、ファミリーで使うのにちょうどよさげなコンパクトミニバンは、最有力候補としてめちゃくちゃ気になっています」。
　コンパクトミニバンの定義に決まりはないが、一般的には、前方にエンジンルームがある形状のクルマをミニバンと呼び、それに比べて一回り小さいのがコンパクトミニバンだ。しかしコンパクトと言っても室内は十分に広い。5ナンバーサイズで5人乗り2列シート 、小回りが利く車格は、運転や駐車が苦手なパパ・ママにも安心材料になるだろう。また、税金や燃費の面で、3ナンバーのミニバンよりも維持費が比較的少なく済むのが特徴だ。基本的には2列シート仕様だが、3列シート仕様のクルマでもコンパクトミニバンと呼ぶこともある。軽自動車のスーパーハイトワゴンも検討の候補に入りそうだが、走りや空間の広さに少し不安がある。
　コンパクトミニバンなら、まだお子さんが小さければ居住空間も十分。ファミリーカーの選択肢のなかで筆頭に挙げられる。どんなクルマなのか、そろそろ興味が湧いただろうか。小さいお子さんがいる人には、家族の安心のためにチェックしたいポイントがたくさんあるはず。次のページからは、河本さんがコンパクトミニバンの使い勝手のよさを、パパ目線でチェックしていく。


主なコンパクトミニバンの中古車市場は？
［ホンダ］フリード
中古車平均価格　135.1万円 （5.5～318.8万円）　グーネット登録台数　3,011台
［トヨタ］ルーミー
中古車平均価格　140.1万円 （48.9～266万円）　グーネット登録台数　3,485台
［スズキ］ソリオ、ソリオバンディット
中古車平均価格　118.6万円 （6.8～229万円）　グーネット登録台数　3,405台


「グーネット」において、コンパクトミニバンの代表的な車種の価格帯と登録台数を見てみると、140万円付近のお手頃な価格帯と登録台数の多さがわかる。この価格帯や選択肢の多いことは、何かと出費の嵩むファミリー世代に人気の理由のひとつだろう。

※中古車価格はグーネット2023年11月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。



Check！　コンパクトミニバンはうちの家族でも満足できる?!

ファミリー使いに特化した作りにワクワク！
痒いところに手が届く仕様に思わずうなる河本さん
父親代表として気合十分の河本さん。ファミリーカーたるもの、自分たちが使う際の使い勝手だけではなく、子どもと一緒にいるときに頼れる存在でいてほしいもの。子どもたちが快適に過ごせて満足のいくカーライフを楽しんでほしい。でも自分たちの使い勝手も重要。そんな子どもへの想いと親目線を上手に汲んだ、ちょうどよさを満たしたクルマは案外少ないものだ。
ここからは、コンパクトミニバンがファミリーカーに適するかどうかを河本さんが家族目線で一つひとつ鋭く検証。駐車場での乗り降りからチャイルドシートの設置までさまざまなシーンでの使い勝手のよさを一緒に体験していこう。


子どもの行動はいつだって予測不能……その恐怖を回避！
ヒンジ（蝶番）で開閉するタイプのドアだと、子どもが万一、スーパーの駐車場などでドアをガバっと開けてしまったら……。両隣のクルマに当てて傷つけたり邪魔になったりしないか、周囲が気になってしょうがない。その点、スライドドアは車体の側面にスライドしてくれるだけなので、ドアの開閉トラブルの心配が少ないし、お隣のクルマにぶつける不安からも開放されるのだ。



01　スライドドアはパパ・ママ・家族みんなが安心！
大きく開く開口部が何かと助かる～
パパ・ママは常に手が塞がっている。子どもを抱っこしたり、おむつにウエットティッシュ、着替えや食事、飲み物など家族分の重たい荷物を持っていたりして、手が塞がっていることも。そんなときはスライドドアが必須！ ヒンジ（蝶番）で開閉するタイプのドアよりもドアの開口部が広く、荷物も子どもも乗せやすい。
また、チャイルドシートに子どもを乗せる際は、慣れないうちは案外手こずる。そのため、スライドドアの間口の広さと空間の余裕、座面の広さがあることでガツガツと腕や頭をぶつけることなく、とても助かるのだ。


02　チャイルドシート、2つ並べて設置できる？
5人用の座席だからこそのゆとり
お子さんが二人いる河本さんにとって、チャイルドシートが2台設置できるのかどうかも検証しておきたい項目。すでに長女は、チャイルドシート使用の義務がない年齢ではあるが、「パパ代表」としては検証しておきたいところ。助手席にチャイルドシートを設置できないこともないが、エアバッグが開いたり、子どもが隣にいると運転中は気になってしまったりするなど、助手席設置はおすすめできない。
そのため、チャイルドシートを２台設置したい場合は、後部座席に並べるのがベストだ。設置をしたうえで、そこに子どもを座らせるだけでも一苦労するが、コンパクトミニバンの２列目は３人掛けの作りになっているためスペースが十分あり、ストレスが少ない。4人乗り軽自動車のスーパーハイトワゴンは後部座席が２人席分のスペースしかなく、大きく異なる点だ。
さらにコンパクトミニバンは、天井が高くて居住空間が広く、スライドドアで開口部が全開になるため、コンパクトカーなどと比べても、断然楽にチャイルドシートを設置できる。


03　ウォークスルーなら、後席へさっと移動！
雨や雪の日こそありがたさがわかる
運転席と助手席の間には普通、ペットボトルや小物を置いたりできるセンターコンソールというスペースがある。しかし一般的なコンパクトミニバンにはセンターコンソールが基本的にない！ つまり、前席と２列目席の間を行き来できるウォークスルー構造になっている。そのため、車外へ出ることなく運転席や助手席から後部座席へ移動できちゃうのだ。
特に雨の降る日や寒い日には最高に威力を発揮。このウォークスルー構造に感謝することになるだろう。グズるお子さんの世話をするために、車外へ出て雨に濡れたりブルブルと震えたりすることなく、そのまま後部座席へスルーっと行けたり手を伸ばせるのは便利すぎる。チャイルドシートが必要な小さいお子さんがいる家族ならなおさら欲しい機能だ。


04　余裕の荷室＆使い勝手が抜群の収納スペース
何にでも使える広い荷室がうれしい！
子ども用の小さい自転車も、一家族分のまとめ買いした荷物も、大きめのベビーカーも余裕で載せられる広々の荷室。ほかにも、ホームセンターで買ったちょっとした家具や家電も載せられる。
後席を内側に倒せば、もっと大きな荷物も積める。ドアの開口部が大きく、しかも荷室の床面が低く設計されているから、荷物の積み下ろしが楽ちん！

痒いところに手が届く収納スペースの多彩さ
さらに、さり気なくうれしいのが収納スペースの充実っぷり。子ども連れで出かけるには、着替えやタオルなど何気に荷物が増えるもの。あらゆる面でファミリーを意識して作られているコンパクトミニバンは、あちこちに収納スペースが備わっている。特に後部座席の周りはチェックしてみてほしい。片手だけでもさっと荷物に手が届く優しい設計になっていて、思わず「わかってるな～」と河本さんもにんまり。


05　天井が高いから、立ったままお着替えOK!
高さは正義。部屋でくつろぐようなリラックス気分に
コンパクトミニバンの多くは背が高く、室内高が高く設計されている。たとえばルーミーの場合は床面から天井までの室内高が135.5cmあるので、小さい子どもであれば立たせたまま着替えができる。また、天井の空間だけでなく前席と後席の間隔もたっぷりあるので、パパ・ママがお着替えを手伝うのも余裕だ。
後席の足もとと天井にゆとりがあることで、大人が後部座席に座るときでも圧迫感がなく、開放的な空間でドライブを楽しめる。高さと空間は車種によるが、コンパクトミニバンは概ねこのような背の高いボックス型で、リラックスしてゆったり過ごせる設計になっている。

多彩なシートアレンジで用途に合わせて変形
どのコンパクトミニバンもシートアレンジが多彩にできるので、座面をフラットにしてくつろぎ空間にするなんてことも可能。キャンプ時の休憩スペースやおむつ替えスペースに持ってこいだ。



最終結論！　子育てファミリーにちょうどよかったコンパクトミニバン
燃費も維持費も運転のしやすさも。5ナンバー車ゆえの見逃せないメリット
　検討前は、「コンパクトミニバンだとうちの家族には狭いんじゃないか？」と多少の不安があったという河本さん。
　しかし実際は想像を超えて大きい。むしろ逆に、小さい子どもがいる家族を基準にクルマが作られていることが手に取るようにわかる。
　さらに、運転のしやすさも特筆すべき点だ。座面の高さがセダン車よりも高いために運転席からの見通しがよく、また、エンジンルームが短い作りのため前方の視界が広いのだ。
　車格は5ナンバーサイズでコンパクトカーとそれほど変わらないため、スーパーなどの駐車場での駐車もそこまで苦労しない。住宅街に住んでいるなら、小回りが利く街乗りでの運転のしやすさもうれしいポイントだろう。
　検討候補として軽自動車のスーパーハイトワゴンやワンボックス、ミニバンも迷うところだが、コンパクトミニバンは基本的に5ナンバー車で、その経済性の高さは見逃せない。3ナンバー車に比べれば燃費もよく、維持費である税金面も変わってくるからだ。
　経済性の高さでは比較的税率の低い軽自動車に軍配が上がるが、いくら子どもがまだ小さいとはいえ、3人、4人と人数を乗せて走るのは少し不安が残る。特に高速道路での走りは心もとなく感じるかもしれない。かといって3列目シートまであるような3ナンバー車では大きすぎて使いこなせず、オーバースペックに対してお金を払うことになりかねない。
　ということで、まだ子どもが小さい家族のファミリーカーに、余裕を持ったカーライフを送れるコンパクトミニバン。最有力候補としておすすめできる。

荷物もたっぷり詰める広さでありながら、日本の駐車場事情にも安心な小回りのよさ。



パパ・ママ必見！
小さい子どもを乗せるなら、シートやドアは、汚れがつきにくい素材がいい！
飲み物や食べ物を与えて子どもたちに大人しくしてもらいたいシーンもあるだろう。汚されるのは覚悟の上とはいえ、実際にこぼされればショックは大きいし、やはり掃除がしやすいほうがいい。特にドア部分やシートまわりは頻繁に汚すため、撥水加工のものを選ぼう。


市販の撥水加工シートカバーをあとから取り付けるカスタマイズも可能。

今回検証に使ったクルマはこちら！
［トヨタ］ルーミー
中古車価格帯48.9万円～266万円
日本自動車販売協会連合会の2023年10月の乗用車新車販売ランキングでヤリス、カローラに次ぐ3位につけ、根強い人気を誇るトヨタのルーミー。室内は広く天井が高いため、圧迫感が少ない。小回りが利くボディサイズで、運転席からの視界も広い。「動く部屋」さながらの居住性と取りまわしのしやすさは、子育て層に人気だ。グレードは、ガソリン車の2WDと4WD仕様が、フロントフェイスのデザインは2種類が用意されている。ダイハツ「トール」のOEM。


こちらもおすすめ！
［トヨタ］タンク
中古車価格帯48万円～193万円
広い室内を備えたコンパクトミニバン。2020年まで販売。


※中古車価格はグーネット2023年11月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。


初めてのクルマはボロボロのランドクルーザー60
河本 太 （ウエストランド）
今回、ファミリーカーとしてコンパクトミニバンを徹底検証してもらった河本さん。もしお子さんが独立したら何のクルマに乗りたいか質問をすると、クルマ好きの本音が見え隠れ。バリバリのクロスカントリー車好きの顔が見えてきました。その一方で、家族のサイズに合わせてクルマのかたちを変えていくのが理想だと考えているそうです。

　コンパクトミニバン、やっぱりいいですね！　我が家の初めてのクルマはコンパクトミニバンにしようと本当に思いました。
　もともと僕はクルマ好きで、無骨でシンプルなクルマが特に好きでした。もし子どもたちが大きくなったら、ランドクルーザーみたいなクロスカントリー車か、ハイエースみたいなワンボックス車か、大きいクルマに乗りたいです 。
　僕が人生で初めて買って乗ったクルマは20年ほど前、芸人を始める前の19歳のときにランドクルーザー60を買いました。
　ランドクルーザーはずっと憧れていたので、状態のいい中古車をグーネットとかで探していました。当時の僕は岡山に住んでいて、よさそうなのを見つけたのでわざわざ香川まで現物を見にいくことに。すると、そのランドクルーザーは土木関係の仕事用に使われていたこともあり、雨ざらしでツタが絡まっていて、泥だらけでボロボロでした。
　本当に走るのかと不安になりましたが、内装は破れていないし、細かいパーツも欠損がなく、ほぼオリジナルのまま。しかもエンジンキーのロゴが、カタカナでトヨタって書いてある昔のオリジナルタイプで、むちゃくちゃ興奮しました！
　綺麗に直せばオリジナルに近い状態へ蘇らせられると感じ、即購入。そのクルマの前オーナーがサービスで塗装してくれて、購入後はオーバーホールすることなく、エアコンもガスを補充して使えて、手を入れたら普通に走れるようになりました。修理と改造でトータル50万円くらい注ぎ込みました。
　クルマの床の高さを腰の高さくらいまでリフトアップして、4本で5万円くらいの、トラックに付けるみたいなデカくてイカついビッグホーンのタイヤを装着して走っていたのですが、何しろ路面の音を拾ってしまい、うるさすぎて車内では会話の声がまったく聞こえないくらいでした。
　4年ほど乗っていましたが、最後は上京を機に、後輩に売ってしまいました。でも当時はまだ彼女だった今の妻とドライブをしたりして、かなり気に入って乗っていましたね。
　もう少し子どもたちが大きくなったら、ハイエースのような大型のワンボックス車もいいかも。一度、ハイエースをレンタルして日帰りキャンプに行ってみたことがあるのですが、最高でした。キャンプに行くとなると寝袋やテント、テーブル、イス、クーラーボックスといった家族分の大量の荷物が、ぜんぶ載りますからね。建築関係の仕事をしていたこともあって、作業車に乗り慣れていますし、ハイテクな機能があまり付いていないほうが好きなんです。基本的にシンプルなクルマに乗りたいです。
　いずれにしても今は家族ファースト。クロスカントリー車のようなクルマは今後の楽しみに取っておきます。家族優先で収納力や取りまわしの便利さを考えると、今の我が家にはコンパクトミニバンがベストなのは確実ですね。



ウエストランド出演『タイタンライブ』
2024年2月9日（金）　19：00開場/19：30開演
会場：時事通信ホール（銀座）　前売チケット料金：3,800円（全席指定）
タイタン ホームページ
https://www.titan-net.co.jp/live/titanlive/
その他の出演情報などは、タイタンの公式X（旧Twitter）でチェック！
https://twitter.com/titanhappy

Comments

[事実無根なので闘いまーす。]

>一般的には、前方にエンジンルームがある形状のクルマをミニバンと呼び、

え？

[zdc********]

コンパクトカーで流行りの奴でも４ＷＤが有るんだな(^o^)